2025/07/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にテッサさんが現れました。
テッサ > 平民地区のある街角。
普段ならばこんな場所で足を止める事はないのだが、この日は依頼でそうしていて。
その依頼がある店を見張ることであるのだが。

「これで意味、あるのかな」

その店の繁盛する理由を調べて欲しいというライバル店からの依頼。
普通に商売に励めばいいのに、何故か繁盛の理由を盗もうと考えるあたり繫盛は無理ではないかと考えてしまう。
しかし依頼人と顔を突き合わす訳ではないので告げれるはずもなく。
適当に調べてレポートを書けばいいか、程度の気持ちでその店を遠目に眺め。

「普通に値段だよね、きっと」

遠目に見える値段の安さに、絶対にそれしかないと思いながらも一応仕事は続ける。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からテッサさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にイグナスさんが現れました。
イグナス > ざわつく昼の大通り。
多くの人々が行き交い、喧騒が止まる気配はない。
その一角、たくさん立ち並ぶ露天の前にかがみこむ、大男がひとり。
なんともいえぬ存在感を放ちながら、並ぶ陶器類を眺めていた。

「……ほーん?」

コレはどこそこの陶芸家が何年の何にどうした――
一生懸命説明してくる店主の眉唾話に首をかしげながら、ひとつ、ふたつと持ち上げる。
…価値がわからん、というよりはあまり興味がわかない。
武具だののほうが見てて面白い。
放るように品物を露天に戻す――店主が慌ててキャッチしたから、なんとか割れず。

「さて、なンかおもろいモンーー……。」

昼過ぎの暇つぶし。ぐるりと見まわして、面白い露天でもないか、と。
大きな半巨人の姿が、むしろこっちのほうが目立つくらいだが。
のし、のしと通りを歩く。