2025/06/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエルゼバルドさんが現れました。
■エルゼバルド > 青白き光があまねく王都を照らす大月の夜、その出会いは平民地区の大通りにて。
――――どん。
どちらが悪いという物でもなく、曲がり角直後の正面衝突。
弾力を備えた柔らかさとの衝突自体にダメージは存在せず、その癖ぶつかった対象の微動だにしない強さには後ほど違和感も覚えようか。
ともあれ、上手いこと受け身をとったか単に運がよかったか、転倒時に怪我などする事もなかったあなたが尻もち状態で上げた視線。
それがまなこに捉えしは
硬質無骨なグリーヴに隙なく覆われた小作りの足、ガーターストッキングで煽情的に包まれた脚線の美しさ、レースの縁にむっちりと肉を乗せた日焼け肌のふとももと―――――ちんぽ。
ただでさえ小さなショーツの黒布をみちっと引き伸ばす重量感たっぷりの陰嚢と、その上から生え伸びた半勃ちとは思えぬ程の威圧的な野太さを有するゴツいシャフト、そしてぱんぱんに張り詰めたピンクの亀頭切れ目からねっとり糸引く先走りを伝わせた、実に天晴なおちんぽ様。
その周囲を取り囲む様に飾るガーターストッキング一式もいやらしく、その怒張の先にあるたわわな双丘と、人形めいて整ったまだ若い娘の美しいかんばせにフォーカスが合うまでにタイムラグを生じさせる事だろう。
ぬくもりの感じられない冷淡さと傲慢の滲む翠瞳、金の艶髪の側頭より伸び立つ禍々しき双角。
魔族だ。
それも、王国騎士が総出で取り囲んでようやくどうにかなるかというイモータル。
身に纏う鎧の厳つさと、手にした巨剣の薄赤く揺らめく炎気も相まって、何するでもなく佇むだけで、思わず後退ってしまいそうな迫力を有する立ち姿が、無言のままにあなたを見下ろしている。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からエルゼバルドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 古書店」にラリーさんが現れました。
■ラリー > 平民地区内のその小さな古書店は、わりと地区の中心の近くにありながらほとんど目立たず、立ち寄る者もそう多くない。
また古書店という性質上、商品の劣化を避けるために出入り口の向きなど日差しが殆ど入らない設計になっていて、店内は薄暗い。
そんな店の奥、接客カウンターの向こうで椅子に座って文庫本を読んでいる店番らしき少年の姿があった。
この店は少年の実家が経営しているもので、書類上は別の人間を立てているが実質的な店長は少年が務めている。
それ故、この店は少年にとって学院の図書館以上に自由のきくテリトリーである。
獲物となる対象が訪れれば、ほぼ確実に術中に囚われる羽目になるだろう。
もっとも、客足の少なさから獲物の出現は図書館以上に運任せではあるが…その時はその時、が少年のスタイル。
ただ静かに、読書に没頭しながら客の訪れを待ち続ける。
なお主な客層は通常の書店では見つからないような商品を求めるマニアックな本好きか、
遠方の客との本のやり取りの依頼を受けた冒険者あたりとなる。
少年の修理の腕はそれなりに定評があるため、そうした依頼もぼちぼちやってくる。
「…ん」
そうしていれば来客を告げるドアベルの音が響いて、少年はゆっくり本から顔を上げ
珍しく現れた客の姿を視界に入れた。
さてその客は少年の獲物になりうるような者なのか、それともなんでもない一般客か…。