2025/06/04 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にキルトさんが現れました。
■キルト > 「やっほ、ねぇおじさん。なんかいい仕事ない?」
軽い調子で笑顔を振りまきながら、キルトがギルドの受付へ話しかける。
一見して性別不詳でやたらと薄着なため、一部の男性たちからの視線を集めていた。
しかし受付の男は顔見知りなため、特に変わった反応もせず。
挨拶も返さず、無愛想にキルト向きの仕事を見繕い、数枚の書類を彼に差し出した。
「いつもありがと。……んー」
塩対応にもにこにこと笑顔を返すキルト。
そしてパラパラと書類に目を通すが、反応は芳しくない。
「どれもイマイチだなぁ」
仕方なく、といった感じで選んだのは、浮気の証拠集めだとかいう本当に冒険者の仕事なのか疑いたくなるような内容。
報酬は悪くないし、よっぽど危険もなさそうではある。
比較的おいしいといえる仕事であるが、どうにも釈然としない。
一旦は受けようと思ったものの、また暫く依頼書とにらめっこをし。
「とりあえず、保留にしとくね」
他にないのであれば仕方がない。
だが依頼の期日まで猶予があるしすぐには受けず、暫くギルドへ留まる事にした。
臨時の斥候募集などがあるかもしれないし、気乗りしない仕事よりは遥かに良いだろう。
そういう訳でギルド内を歩き回り、同じような目論見で滞在中の冒険者と雑談がてら、情報交換をしながら時間を潰す事にした。
■キルト > 冒険者仲間と雑談は盛り上がったが、期待していたような展開が起こる事はなく。
結局当初確認した依頼の元へ向かう事となった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からキルトさんが去りました。