2026/01/31 のログ
ケストレル > 「――ま、果報は寝て待てって言うしな」

今日のところは、美味い酒を飲んで帰って寝よう
そう結論付けたケストレルは、新たな麦酒を注文すると、それを手に賑わっているテーブルへと乱入を仕掛ける
そしてそのまま、和気藹々と盛り上がって、突発的な酒宴を楽しむのだった

ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からケストレルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にバレンシアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からバレンシアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にバレンシアさんが現れました。
バレンシア > 元、冒険者であった。
190センチの長身に、筋肉が乗った肢体。冒険者御用達のクライミングパンツをざっくりと履き、見せトップスにオーバーサイズのシャツ、冒険者の防寒ジャケット。
髪型はさっぱりとショートカット。

現在は夜職だが、依頼の流れと相場観はわかる。
それで、大体の世相を見てやろうという次第。


「ふーん、大事件はないがデイリーの依頼はあって。ふーん。市中は大体不穏か。異状ありだけど異状なしって感じかねえ」

みせもんじゃないよ?と、後ろを振り返ってそう言い放つ。


「え?冒険者?違う違う、元。商売の参考にねえ、掲示板を見にきたのさ。」

何かわかりました?とギルドの職員に聞かれた。

「いつも通りだなって思ったよ。良くはないけど、トラブルあっての冒険者。仕方ないねえ。」



冒険者のメンバー募集掲示板を見る。
当方元騎士、ヒーラー求む。とか。
美しい女性だけのパーティに入りたい、夜には自信ありとか。

後者の張り紙に思いっきり苦笑する。

「おやおや…いいねえ言うだけならねえ。きっと無限にあるんだろうねえ。」

色ごとで役に立つなんて、甘い甘い。
人間関係の只中を竿一本で渡ろうなんて。

だが、稀に。
稀に、性的な才覚一本でパーティを繋ぎ止める天才的なオス、というのが、居なくもない。

そう言う坊やの勧誘ってのもあったなー、と、以前冒険者だった時に思いを馳せる。

バレンシア > 本当に、こいつには自信があるのだろうか。
男は女と違って、弾数に制限がある。
一般的な尋常の男性であれば、全て打ち尽くしても行為を続けなければならない。
真面目に、女冒険者のためのジゴロで身を立てるならば、体力と精力は本気で鍛えなければ。
命が関わる局面でも即できる位の胆力もあったほうがいいかも、だ。


「ねえ、ちょっとさあ。」
ギルドのスタッフを呼び止め。
「仮にさ、冒険者パーティのセックスアシスタントとして飯を食う場合、カネになると思う?…だよねえ、珍しいか。…え?あたし?ん〜〜しんどそうだ。やんないね。」

こう言うのはまず、本業の、冒険スキルがあって、その上で片手間くらいでちょうどいい、と彼女は思う。
(まああたしもねえ、合意あってやらなくはなかったけどさあ…)

昔の話である。

(逆に今は戦える夜職だからねえ)


元冒険者で今は普通の仕事、って人生のほうが、多いのである。

バレンシア > なんで体を切り売りしているのか。

(膝に矢を受けちまってさあ)

そんなふうに彼女は言う。
ある日、辞めようと思ったことは間違いない。

ギルドホール脇のカフェで無料の水をいただき、グッと呷る。

冒険者のようで、その所作に妙にきめの細かい質感があり、褐色の肌は焼けてはいるが荒れていない。
冒険の現役生活が長いものほど、彼女が、今は冒険者ではないとい言うことがわかる。


それから、ギルドのカウンターに行って。若い男性職員に。「この辺で冒険者の優待券集めてる酒場あっただろ?え?閉店?そうかぁ」と雑談しつつ、別の店で営業再開していると聞けば。
「そこってさあ、女の子がいる店の券おける?まだできる?そこは変わってないんだ。あんがとね。…で、さあ、あんたそう言うのに興味ある?…うんうんそうかそうか、じゃあさあ、これあげようか。」


所属店のプリプリの割引券を素早くその手に握らせる。

バレンシア > 冒険者がセクハラしてきたのかなと一瞬彼は身構えたが、違うとわかりちょっと安心した。
彼が、その券を彼女に使うかはまた別の話。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からバレンシアさんが去りました。