2026/01/24 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にフヨウさんが現れました。
■フヨウ > 「だから~、私は立派な成人だよ。ややこしい見た目なのはまぁ…認めるけどさ…」
平民地区にある冒険者酒場。別に冒険者として登録されているわけでもないのだが美味しそうな料理の匂いに釣られてしれっと紛れ込んだ少女は、投げ銭で稼いだ日銭を投じてスタミナが付きそうな肉料理とそしてそれに合うであろう赤ワインを注文し楽しみに待っていた。
運ばれてきた肉料理は脂が弾けるほど熱々なグリル料理や長時間煮込み味が染み込んだ煮込み料理、口の脂をさっぱりさせるサラダと三位のきいたスープ。
鼻腔を突く美味しそうな匂いに期待度が高まり喉を潤し通りを良くしようと赤ワインを一口流し込み、そこで表情を曇らせる。
「お姉さーん…。これ、ワインじゃなくてジュースだけど…?」
どうやらその見た目から酒を飲めない年齢だと勘違いされたらしい。
そこから問答が始まり、最初のやり取りにつながるわけだ。
ウェイターの女性はどうやら模範的なスタッフらしく、少女の戯言めいた問答には一切靡かなかった。
「ねっ、お姉さん。これだけ頼んでるんだからさ。私のこと信じて一本…ね?」
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 気紛れに、いつでもどこでも現れる、それは地区に限らず、場所に限らず、国にも限らない。
…と、まぁ、前置きは良いとして。
ふらりと現れたのは、ある意味、目を付けられてもいるだろう、冒険者の集う宿だった。
身の危険もあるだろう、だが、それを気にしないのは。
身を滅ぼしても楽しむ無謀さか、はたまた、それでも対処も出来よう、そんな自信の表れか。
すぱーんっ!いつものように、豪快に開かれる扉。
そこに現われた少女の姿に…よりも、大きな音に、注目が集まるのは当然の事。
一部は驚き、一部は呆れ、一部は諦め、そんな視線の中、のらりくらりと向かうのは、とりあえずはカウンター席。
向かう途中、気になるものがあれば、興味を持った誰かを見付ければ、そちらへと向かう気満々ではあるものの。
■フヨウ > 「はぁ…まあいいよ。このジュースも美味しいし…」
どれだけ粘っても折れる気配のないウェイターを相手にしても料理が醒めるだけでワインが出てくることはないだろうと悟った少女は、ため息をつきながらぶどうジュースと料理を堪能し始めた。
そんな矢先に豪快で小気味いい音を立てて戸が開く。
そこに立っていたのは九尾の狐のような特徴を持った小さな少女で店内は彼女の姿を見て様々な反応を見せていた。
かくいう少女も
「うぉっ、びっくりした…。ミレー族…かな?なんかヤバそうな雰囲気だし、触らぬ神になんとやら…と。」
との開く大きな音に肩をびくっとさせて振り向き、尊大な態度が透けて見える彼女を一瞥した後でなるべく目に留まらないようにと肩をすぼめながらカウンターに向かい料理をおとなしく食べ始めた。
まあ見目麗しい彼女なら他の男が声をかけるだろうし関わることはないだろう。
などと不関心を貫いていたが、どうやら見通しは甘かったようで狐は少女が座っているカウンターの方へとずんずんと近づいてくるのであった。
■タマモ > 当然の言えば当然か、今居る者達に、これと言って強い興味を抱けるような相手…
と、そんな事を考えながら、よいせ、とカウンター席に腰を下ろせば。
幸か不幸か、座った席は、そんな少女の隣の席。
この国にしては変わった風な恰好…ではあるも、それは己も同じ事、そこまで気にせずとも、とは思えるも。
己が少々気になったのは、そちらではなくて、少女から感じる異質は力。
いやまぁ、感じるだけで、それがどんなものか、まで分かる程に都合良い判別は出来やしないが。
「ほぅ………あ、それよりも、今日は酒の気分、美味い酒と美味い甘味を頂こうか」
感嘆の声を漏らしたのは、隣に座っていた少女へと向けたもの。
続く注文は、店員へと向けたもの。
もうちょっと、ちゃんと料理名を伝えたらどうなのか?そう思う程に、適当な注文の仕方。
しかし、いちいちメニューに連なった料理名なんて覚えていないのだから、仕方ないのだ。
まぁ、後はあれだ、適当に頼んでどんなものが来るのか、そんな楽しみもあったりなかったり。
■フヨウ > 不関心を貫こうとした矢先、狐が座ったのは少女の隣。
あちゃー…と天を仰ぎたくなるもそんな態度をとれば彼女の目を引き面倒ごとに巻き込まれるかもしれないためぶどうジュースを口に流し込む仕草で誤魔化した。
座る刹那こちらに向けて感嘆の声を上げたような気がしたのであ、どうも~と貼ったような笑顔で会釈し返して椅子に腰かけた彼女を表面上では歓迎する。
(酒と甘味って…合うのかな…?)
適当すぎる注文に思わず吹き出しそうになるものの、少女からすれば珍しい組み合わせでの注文に気が惹かれる。
肉を口に運び、ジュースでさっぱりした後に気分転換にスープを飲む。
そんな流れで食事を進めながらも彼女の注文に興味津々にチラッチラッと無意識のうちに何度も視線を送ってしまうのであった。
■タマモ > 周囲と違う事無く、視線の一つ、無関心を装うとする気配、それを隣に感じながらも。
それにも慣れ、まったく気にする事のない己としては、愛想笑いにひらりと挨拶返しに手を振ってみせる。
正直に言ってしまえば、普通の味覚であれば、多分、酒と甘味は合わない。
合うものが無い訳でもないが、その組み合わせは結構限られてしまうから、この酒場にあるのかどうか。
アルコールに慣れた大人な味覚と、甘味が大好物な子供な味覚を併せ持つからこそ、それでも美味しく頂けるのだ。
まぁ、そうした者は多くなくも存在するのだから、もしかしたら隣の少女も…かもしれないが、それは少女次第。
偶然の事だが、少しして出されたものは、果実の盛られた切り分けられた揚げパイに、白ワイン。
期待してなかったものの、なかなかに良い組み合わせであった。
「お、やっと来たか…ふむふむ、これならば美味しく頂けそうじゃのぅ」
前に並べられた料理に、満足そうに頷き一つ。
と、ふと食べようとする矢先、隣から感じ続けていた視線に、くるりと顔を向け視線を合わせれば。
一つ食べてみるか?的に、ちょいちょい、と指差してみせるのだった。
■フヨウ > こちらの会釈に対して手を振り簡素に済ませる狐の対応に少しだけ肩透かしを食らってしまう。
どうやら彼女、登場の印象の割には常識を兼ね備えているらしい。
しばらくしてから彼女の目の前に出された揚げパイは少女の知識の中にはない料理で思わず好奇心に目を奪われてしまっていた。
「あっ、ども…。えっ、いいの?うわ~、気になってたんだよね。ありがと。お返しに私の頼んだ料理も食べてよ。この何だかわからない焼いた肉の料理とか、結構いけるよ。」
そんな少女の視線に気づき料理を指さした狐に表情を明るくすると素直に喜びながらお礼を口にし、自身の目の前の皿を彼女の方にずらして微笑む。
先ほどまでのよそよそしい態度がまるで嘘のようで、自身のぶどうジュースが入った樽ジョッキを前に差し出して乾杯を求める始末だ。
「お姉さんも東の方の出身?にしては髪の色とか珍しいよね。それに尻尾とか耳とかもさ。私の故郷に伝わる伝説の妖みたいでかっこいいよね!」
■タマモ > 雰囲気に敏感な相手には、どうしても、そちらに傾いて感じ易いのだろう。
無駄に豪快に扉を開くさま、周囲に向けていたのは好奇心くすぐるものに対する期待の視線。
最初からちゃんと見ていれば、実は雰囲気と仕草の違いがあるのを、感じ取れたものなのだから。
…とは言うも、それも先程までの話。
「うむ、そんな興味津々に見られていては、気になってしまうものじゃろう?
お、おぅ…よく分からん肉料理か、面白そうではないか」
ぶっちゃけ、己もまた、そうした料理が出て来たら、何の肉とかは分からない。
なるほど、細かいところは気にしない、己に近い考え方の持ち主かもしれない、と思えば近親感も湧くもので。
せっかくの申し出なので、こちらもこちらで、頂く事に決めた。
「あー…あぁ、まぁ、そんなところじゃな。
………そうじゃろうそうじゃろう、かっこいいじゃろう?お主、なかなかに分かるではないか!」
なんだかんだで、普段は耳や尻尾を見て、可愛いとか言われるもの。
いや違うそうじゃない、美人とか、かっこいいとか言われたい、そんな己としては、その発言に満足そうな表情。
ワイングラスを手に、少女の求めた乾杯に応えながら、ぱしんぱしんと肩を叩く。
■フヨウ > 空気に馴染み溶け込むことを得意としながらも他人にあまり興味を示さない矛盾の塊である少女は、それがゆえに普段であれば近寄りがたいものに対しては早々に諦め無関心を決め込むことも多い。
故にこの偶然の邂逅は普段であれば混じらないであろう相手との対話という少女自身にとっても中々に新鮮なものであったようで、楽しげに乾杯を交わし肩を叩く狐にけらけらと笑いながら空気に華を咲かせていった。
「いやー、ワインと甘味ってなかなか新鮮な組み合わせで面白いなーってねぇ。もしかしてお姉さん、結構ツウ、なんじゃない?」
小皿をウェイターに頼むと遠慮なく彼女の皿から揚げパイを拝借し、逆に肉料理をよそって差し出しながらぶどうジュースを一口煽る。
一度警戒心が解けると彼女に対する興味から打って変わって多弁に語る少女はせっかくだしお姉さんの勘定も付けといて!と気前よく振舞いながら甘味に舌鼓を打った。
「いやほんと、その尻尾も耳もかっこよくて羨ましい。神の使いって感じで粋だよね。なんていうのかな?神々しいってやつ?」
少女の発言に満足そうな表情をみせる狐に続けざまに誉め言葉を重ねる少女だが、その発言にご機嫌伺やお世辞の意は全くないようで素直に故郷で伝え聞いた伝説の妖狐への尊敬と畏怖の念を狐相手に投影しているようで、まるで舎弟のようにワインをお酌し始めるかもしれない。
普段飄々と振舞う彼女も、自身よりも上位と見た相手に対しては素直な尊敬心を持つのである。
■タマモ > なるほど、と事情を聞いたり知っていれば、納得するものなのだろうが。
残念、少女がどんな人物かを知らぬ為、純粋に、今ある少女を少女と認識するのみであるも、そこは問題はないだろう。
もっとも、どんな相手だろうと気にしないのだから、どうあっても変わらなかったかもしれない。
「あぁ、いやいや、こうして合うものが出たのは、選んだここの者が達者なんじゃろう。
なかなかに、良い従業員を抱えた酒場のようじゃのぅ」
己が選んだゆえの結果と思われるのも何なので、そこは正直に答えておく。
確実に美味しいもの、と言うのも悪くはないが、今回は何が出る分からない、そんな楽しみを求めた結果だから。
と、勘定を肩代わりと言う大判振る舞い、その言葉に、おや、良いのだろうか?とか思いながらも。
「ふふんっ、神の遣い…と言うのはアレじゃが、可愛らしい女子であれど、なかなかに見どころがあるようじゃ」
えっへん、と自慢気に胸を張り、ぐい、とワインを呷る。
少女の態度に、言葉に、気を良くすれば、ひょい、と少女のジュースを手に、テーブルに戻せば。
ほれ、お前も飲め、と言わんばかりに、次に満たしたグラスを少女の前に置いてみせた。
代わりに、己は己で、そのジュースを手にして口を付ける。
なるほど、ワインも良いが、ジュースであっても、これはこれで揚げパイに合うようだ。
■フヨウ > お互い打ち解けつつも深入りはせずにありのまま今ある二人の認識のままに会話を進めていく。
そんな距離感が心地よいのか少女もすっかり狐に気心を許し、奢りをいいのか?とでも言いたげな彼女に結構稼いでるからと懐から硬貨がぎっしり入った袋をちらっとだけ見せ悪戯っぽく微笑んだ。
「いやぁほんといい酒場だよ。私の見た目だと酒は出ないけど…。料理のうまさと合わせ方は折り紙付きだね。ジュースも中々に絶品だしね!…おっ?いいの?…さすがお狐様、気が利くねっ!」
狐の言葉に同調しつつ小声で自虐を挟みつつでぶどうジュースをくいっと飲んでニコッと微笑んだ。
彼女が手の中の樽ジョッキを置き代わりに白ワインを差し出すと嬉しそうに一口煽り揚げパイとの飲み合わせを楽しんだ。
「可愛らしい女子って…あははっ、私ぁこれでも18の立派な大人だよっ♪まあ曲がりなりにも女だから、可愛いって言われると嬉しいけどね。」
18もまだまだ子供の内ではあるのだが、彼女の中では成人なのだろう。
とはいえ見どころがあると褒められると照れくさそうにワインを煽り、はにかみながら笑って見せる。
そしてウェイターを呼ぶと、何やらごにょごにょと長く注文をし始めて、そしてしばらく後に運ばれてきたのは塩を振っただけの簡素な焼き魚や麦飯、厚揚げなどで、どうやら故郷の味に近い料理を頼んでみたようだった。
「お狐様はこういう東の国の料理はいける口?多分ワインにも結構合うと睨んでるんだけど、どうかな?」
■タマモ > お互いに、今の認識のままに関わるのを良しとする、なるほど、相性は良さそうな少女である。
奢りの確認に、懐から見せる金銭の入っているだろう袋を見せられれば、確かに大丈夫そうだと納得。
であれば、遠慮なく奢って貰おうと切り替えた…まぁ、己も手持ちは十二分にあるのだが、厚意に甘んじるべきである。
「あー…そうかそうか、あんまり気にする事でもなさそうじゃが、気にする者は気にするものか。
一人であるからこそ、より心配があるのやもしれん、であれば?妾と共にあれば、きっと大丈夫じゃろう。
良い良い、気にせずに好きに飲むが良い」
実際に少女が幾つなのか、本当に見た目通りかもしれないが、結局は己からすれば関係ない。
気が乗れば、幼かろうが年寄りだろうが、毒にならない程度ならば愉しむべきと考えているのだ。
…あ、後はあれだ、状況次第では利用して後々に…なんてのもあるが、それはまた別の話、かもしれない。
「あぁ、それでも妾から見れば十分に若いものではあるが…それを抜きにしても、可愛いものは可愛いもの。
それを正しく伝える事に、悪い事はないじゃろう?」
幾つからが未成年で、幾つからが成人で、そんなものは人間が勝手に引いた定義だ、己には関係無し。
たまに、それを嫌う者も居る訳だが…この少女は素直に喜んでいるのだから、大丈夫。
なんて考えながら、飲み食いを愉しんでいるも、そこから更に注文する少女、しばらくし、運ばれてきた料理の数々。
「おぉ…もちろん、いけるぞ?えーっと…そうじゃな、確か、合った気が?よぅし、それならば…」
調子に乗ってこれば、更なるワインの注文を、手招きで寄せる店員へと伝えてゆく。
もしかしたら、少女にワインを出し渋った店員が、何か言いたげになるかもしれないが…己が居れば、大丈夫?
大食らいではないが、何気に酔いには魔王やら鬼やらと渡り合う程に強い、腹が満たされるまで、後は飲み続けだろう。
少女が、それに付いて来るかは謎だが。
…人の金だと思って好きに飲んでやがる?大丈夫、足が出たら、こちらも払うから。
■フヨウ > 「いや~嬉しいよ。正直味も酔う気持ち良さにも強いこだわりがあるわけじゃないんだけど、雰囲気と食べ合わせってのがあるからねぇ。…おおっ、結構いける!この合わせ方はほんと、目からウロコだね!」
狐に手を合わせて神様狐様と拝んで見せた後で嬉しそうにワインを啜る。
少女自身グルメでも食通でもないため実際のところどこまで酒の善し悪しがわかっているのかははなはだ疑問であるが旨そうに、そして幸せそうにワインの風味を楽しんでいるようだ。
甘味と酒の組み合わせは少女もなかなか気に入ったようで頬が落ちそうといわんばかりに手を頬にあてて表情を緩めて見せる。
「お狐様も十分に若く見えるし、顔立ちも可愛いけどねぇ。まっ、かっこいいものはかっこよくていいし、可愛いものは可愛くていい。褒められたらうれしい。それでいいのかもねっ。」
狐の言葉にまるで何歳も年上であるかのような重みを感じつつ深くは考えず良いものは良い、褒めるべきは褒める、褒められると嬉しいという単純明快な答えを出してだから自分は可愛いと言われてうれしいと素直に感謝を述べ喜んで見せる。
どうも頭であれこれ考えるのは好きではないらしい。
「おっ、お狐様結構いけるクチ?いいねっ、とことん飲み明かそう!あ、お姉さん大丈夫。私はちゃんと引き際わかってるからお店に迷惑はかけないよ。」
酒の追加を注文した狐に応じつつ渋い目でこちらを見るウェイターに、悪酔いはしないからと手を合わせて懇願のポーズを取りながらも注文している狐は小さいながら成人に見えるため渋々折れて酒が運ばれてくる。
そして目の前に並べられた料理と酒を満足いくまで堪能し、酒は酔ったそぶりは見せないものの途中からは控えながら心ゆくまで狐との会食を楽しみ語り飲み明かしていった。
…懐から消えていった金は後日見世物でしっかりと回収することとする。
■タマモ > 「もちろんじゃ、料理はただ味だけではない、こうした楽しみあってのものじゃ。
どちらも良ければ、それに勝るものは無し、と言ったものじゃろうなぁ」
新たに並んだ料理、少女の言葉通り、思った以上に美味しい。
味の方は確かに美味なもの、少女が味に対しての認識を、どこまで出来るのかは分からないが。
何より、楽しんで食べられる事が一番である、うん。
まぁ、横から見た感じ、とても気に入ってそうなので良しとしておこう。
「うぐっ…ま、まぁ、確かにそうじゃな、可愛い歯可愛いし、かっこいいはかっこいいじゃろう、うむ」
可愛いよりも美人が良い、先の通りの考え方なので、可愛いと言われると複雑そうな顔をするも。
かっこいい、は良いらしく、それで良い方に傾いたとしておこう、と妥協する。
難しく考える必要はない、単純に考えていこう。
「ふっ…お主も、そうであるんじゃろうか?であれば、いけるところまでいこうではないか。
引き際か………迷惑なんてものも気にせず、限界まで飲み明かすのも、それはそれで楽しそうじゃがのぅ?
興味があるのであれば、また機会ある時に、やってみても良いじゃろう。
おっと、忘れておった…妾はタマモ、忘れるも覚えるも自由じゃが、一応はお主の名も聞いてみても?」
今回は、場所が場所だけに、確かに引き際は肝心である…と言うか、引き際ミスったら、取っ捕まるのもあるのだ。
そこにも妥協をしておきつつも、せっかくだからと、次の機会も設けてみようと、先のお誘いを添えておこう。
それに応えるのは少女次第であるも、とりあえず、本日のところはこの辺りでと控えておくのだった。
■フヨウ > 「つまり今の私は料理を極みまで楽しみつくしているわけだ。味よし、雰囲気よし、…それにお狐様というともに語らい食べる相手もいるからねぇ。」
狐の言葉に頷くと、少しだけ世事っぽい軽口を叩いて彼女の方に屈託ない笑みを浮かべながら食材とそれを採集した人、料理人に感謝するように手を合わせ深く頭を下げて見せる。
食べ終えるころにはまさに至福、というような満足げな顔を晒すことだろう。
「ん?可愛いは嫌だった?じゃあ似たようなのだと美しい?綺麗?まあ見目麗しい事に違いないからここは私の語彙のなさということでご勘弁、ね?」
少しだけ不服そうに、しかし妥協した狐の様子に少し考えた後で顔を近づけジーっと覗き込みながら浮かんできた感想を恥ずかしげもなくいくつも挙げはじめ、目を逸らすことなく彼女の顔立ちの良さを誉め殺す。
ここは人を喜ばす生業の曲芸師、他人の喜ぶことに関しては妥協をしたくないらしい。
「ふふっ、そうだね。無礼講ってやつもいいかもしれない。タマモ、ね。私はフヨウ。旅の曲芸師だから一期一会になるかまた縁があるかはわからないけど、機会があれば迷惑無用で楽しむ宴席も設けようか。とりあえず、今宵は今宵で出会いに感謝しつつ楽しめるところは髄まで楽しもう。」
名乗りを上げて名前を聞く彼女にこちらも名乗り、この国で覚えた友好の証である握手を求めつつ彼女の誘いに乗り気を見せる。
とはいえさすがにこの店であまりことを荒げて出禁にされても敵わないと、ほどほどに楽しんでキリの良いところで切り上げるのであった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からタマモさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からフヨウさんが去りました。