2026/01/04 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にケストレルさんが現れました。
ケストレル > 「ま、そんなわけで九頭龍に連泊してる最中なんだが……快適過ぎて下宿に戻りたくなくなって来たな」

昼過ぎの平民地区・冒険者ギルド
年始の厳かな雰囲気も薄れ、平時の賑わいが戻りつつあるその片隅で、ケストレルは独り言ちる
旅籠への宿泊生活が思いの外心地良く、帰りたくないと愚痴を溢す彼に、顔馴染みの冒険者たちは呆れ気味だ

「下宿先にばいんばいんの美人でも居れば帰る気になんのかなあ~」

自棄気味にぼやく内容に、そりゃなるだろうな、と周囲の意見も一致した
が、結局のところ家に待つ人が居ても冒険者自体は辞めないのだろう
冒険者という者の大半は、そういう性分なのだから

「はぁ……、残りの予定日数、飯と風呂と満喫して今年も頑張りますかあ」

大きく伸びをしながら宣うケストレルを見て、めいめい自分たちの事へと戻っていく冒険者たち
依頼を探す者、装備の検分をする者、食事をする者、様々だ
それらを見回して、ケストレルも何かすべきかと考え始める

ケストレル > 「依頼……は遠出すると単純に連泊無駄になるからダメだな
 となると王都内……俺も装備の見直しくらいはしといた方が良いか……?」

大切な商売道具なのだから、常に万全に整えておきたいところではある
それでなくとも年季が入り所々ガタが来ていることもあるのだから、いっそのこと一新するのも手か、と考える

――が、そんな費用何処から出すの、と自分からのツッコミであえなく頓挫した
ただでさえ旅籠の宿泊費で貯金を崩してるのである
出費が嵩むのは、今は避けたい

「となると王都内で装備を使わない様な依頼……か」

そんな依頼が都合よく貼り出されている訳は無いと思いつつも、席を立って掲示板へ
それから窓口へも問い合わせてみる

「……ま、だよな」

年の瀬ならともかく、新年早々人手が足りずに修羅場っている所などそうは無い
軽く落胆しつつ元居た席に戻り、じゃあどうするかと再度考え始める

ケストレル > 「んー……行き詰まり感がパねぇな」

止めだ止めだ、と手を振りながら再度席を立つ
こういう時は街をぶらついて頭をスッキリさせるに限る、とギルドを後にするケストレル

結局、街中を小一時間歩き回って、何の収穫も無く旅籠へと帰るのだった

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からケストレルさんが去りました。