2026/01/03 のログ
オズワルド > 【後日継続】
ヨモギ > 【継続です】
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からヨモギさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からオズワルドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にネーラさんが現れました。
ネーラ > 年始早々。
ネーラは魔術を使った。

王城に眠る貴族の夢枕に立つ。
賢者ブラックオパールとして。
白い魔女の帽子、白い外套の中は闇に包まれ、その姿は窺えない。

『さても久しきかな。閣下の眠りを妨げる無礼許されよ。
 邪竜の胎動久しくなかったが、近々に再びあり。
 ついては覚えあるものを集め探査さしむるべし。』

だいぶ狼狽する貴族に、夢幻尾のあわいに現れたネーラは云ふ。

『が、さてお主らにいにしへぶりの言葉を用いても、十全には伝わるまい!不良騎士を集めよ。騎士道を不貞に使う、雅の道に淫する者どもをな。』


『再び汝らに云う。この度の攻め手は色の道。武に秀でずとも良い。』

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ギルドに邪竜ゴルゴンゾーラの迷宮「デミモンド(世界の半分)」探査の依頼が出た元日も終わり、新春の街を散策するネーラ。ヴァージンキラー(童貞を殺す)セーターワンピースの上に。魔獣の毛皮のコート。下半身はレギンスパンツ。シープスキンブーツ。

大聖堂に詣で、司祭と今年の運勢について語り、娼館外に挨拶回りをし、冒険者ギルドに顔を見せに行く。

つい先日王城にメッセージを送ったそぶりなく、いつものように、いつもの雑貨店主として。

ネーラ > 「新たな春、冬の死を祝わぬものはない。」

銀縁の眼鏡が冷たく冴え輝く。
白髪が風に舞う。

「見よ。陽の兆しを。聴け。命の胎動を。魔性の勢力、何ほどのものでなし。必ず勝つことができよう」

強キャラ感を出しつつ、ふ、と笑うあたりだいぶお茶目。


「…まあギルドに依頼を出したしの。この街の冒険者にも勇士はいようし、よかろう!」
武力によらず成果を上げるチャンスである。まともに黒竜と殴り合うことはないのだけが救いである。
この街で邪欲に淫するものどもの精力を善用するチャンスであろう、と彼女は考える。
少々変わった流れであるが…。

ネーラは政治に関わらないが、魔術師ギルドのコネクションも使い、対魔装備、防疫魔術の人員手配も行なった。

齢200歳、魔術師であるだけでは世を動かすことはできぬと、商売も試みた結果、一般的な実務能力すら備えているこの賢者はわりかしそつがない。

コツコツと石畳を歩むその姿。
肩をちぢめ、冷気の精霊に毒付く。

ギルドと学院の間の学生街に差し掛かってきた。

ネーラ > その頃のにわとこ商店、ネーラの店。

悪の女魔導士ルックとしか言いようのない、漆黒の装い。鎧と棘が多い装備の、身のたけ2mあろう有角の巨女が、出てこいブラックオパール!と獅子吼し、店に向かって竜の鉄拳を振るっていた。


ダイヤモンドの硬さ、凄まじい反響音。店と女の間の空間に虹色の波紋が立つ。ネーラの手になる練り上げられた防護結界が作動して店にいささかの打撃なし。周囲の地面、住宅に一切の余波なし。
凄まじい豪打のラッシュを受けてもなお何事もない。かつその豪打は打った女の腕にそのまま跳ね返る。殴りながらひび割れる骨格を、女は竜の生命力で叩き直しながら殴り続けた。一瞬ごとに崩壊する骨格が瞬間に再生するとき、骨が文字通り軋む音がするのだ。女の裸の腕に青痣が明滅し、青筋がちぎれながらも復元していく。

いないのか、つまらん!
言い捨てて振り返るとそこに緊急出動した警ら隊の姿があったが、巨女は片手をひらめかすだけで風圧を起こし、まとめて警ら隊を気絶させた。
それ以上の蛮行は行わず、歩みさりつつ掻き消える。
店の前に、【居た】気配を残して。

脅威の気配、暴力の残滓、通りすがるものが命の危険を覚えるにおい。

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まさか自分の店が新春早々客が途絶える逆境に置かれているとはつゆだに思わず。学生御用達のサンドウィッチスタンドでローストビーフサンドなどを立ち食いしているネーラ。

ネーラ > 「……黒胡椒が効いてるのう。美味美味…」
もっもっ。
もっもっもっ。
食材を作っている一次生産者へのリスペクトを込めてよく噛んで食べる。

「農民はすごいのう…生産活動の経験値、さすがプロ…」
もぐもぐ。

どういう姿勢でも無闇な色気があるネーラの姿に時々視線が注がれるが、自らのありように平然として間食を嗜む。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からネーラさんが去りました。