2025/11/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にケストレルさんが現れました。
■ケストレル > ある夜の冒険者ギルド、その併設された酒場にて
依頼前や依頼の完了報告を終えた冒険者たちが思い思いの酒の席を過ごす中、ケストレルはひとりテーブルに突っ伏していた
始めの内こそ陽気に飲んでいたのだが、酔いが回るにつれ疲労が浮き上がってきた様子で
「はぁ~もう、疲れたァ……人生しんどい、おっぱい揉みたい……」
と、見事な駄目っぷりを開帳している
実際に騎士としてと冒険者としての二重生活で、碌な休日も無かったわけだが
休日にじっとして居られなかった、ある種のワーキングハイになっていた自業自得である
その様な事を知己の冒険者に指摘され、半ば不貞腐れる様にしてテーブルに突っ伏し、現在に至っていた
「いや、俺だって解ってるし、休みの時は休む
鍛えてるとは言え、体力が無尽蔵って訳じゃねえけどさあ……けどさあ~!」
けどさもクソもあるか
そう言いながらも彼の手にしているジョッキに葡萄酒を注いだ冒険者を一瞥し、礼を告げるケストレル
後で飲んだ分の金は出せよ、と自らの席に戻る同業者の背を見つつ、ケストレルは酒を呷った
■ケストレル > 葡萄酒を呑み干し、再びテーブルに溶ける様に伏せるケストレル
そんな様子を見ていた若い冒険者の一人が、ふと思い立ったように声を上げた
『今のトリーさんになら、勝てる気がするっス!』
そう息巻いて持ち出したのはボードゲーム
それぞれのプレイヤーが軍を率いて戦術を競う、任務前にシミュレーションとして使われることもある物だった
件の冒険者、事あるごとにケストレルと一局交えては惜敗しているのである
いや止めとけ、と制止を掛ける外の冒険者の言葉に耳を貸さず、垂れているケストレルへと意気揚々と近付き……
………小一時間後
『なんであの状態で普段より強いんスか!?』
『あのバカ酔ってるから、加減出来ねえんだよ……』
普段なら惜敗してるところを、惨敗した若き冒険者はもと居た席で愚痴を溢していた
然もありなん、と言った様子で若き冒険者を慰める冒険者
そして勝利したことにも気付かない程度にはぐでぐでのケストレル
……そんな穏やかな夜の時間がゆっくりと流れて行く
■ケストレル > その後――
諦めきれない若き冒険者が何度か再戦するも、都度撃沈
もはや執念とも呼べそうな挑戦は、ケストレルが珍しく酔い潰れてテーブルで寝息を立て始めるまで続いたという
『不戦勝って事で良いんスよね!?』『阿呆』
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からケストレルさんが去りました。
ご案内:「銭湯(混浴)」にメイベリーンさんが現れました。
■メイベリーン > 市中の平民区域にある銭湯。
曰く古代のテルマエまで遡ると言われているが、今は普通に庶民の憩いの場である。
極東人が経営しているのか、内装がやや和風。
九頭竜いくほどではないんだけどスカッとしたい…あの辺まで行くのめんどい…と言う庶民の手の届く距離にある。
温浴・冷水浴・ぬるま湯・疲労回復にてきめんな魔石ミネラルの湯。
で、浴室が男湯/女湯/混浴
…とある。
ちなここは混浴の区画。
今日はお店がオフなので、銭湯で小さい贅沢を満喫している。頭にタオルを巻いてバスローブを羽織った牛娘、魔導じかけのマッサージシェアに座って
「あ〜〜〜〜〜♡」
極⭐︎楽
微妙になんか揺れてますね、微妙に。
ゆさゆさ。
■メイベリーン > 腰とか、肩とか、わりとゴリッと凝っている。
実際娼館は普通に肉体労働と感情労働。
ただでさえ疲れる二つのジャンルを兼ねている。
だらーんと手足を弛緩させてリラックス。オンザ背もたれ付きマッサージチェア。
「ぁ、やだ、きもちい。うっそ、すっごい、すっごいの…♡※」
(※マッサージの椅子の性能が)
「あっあ、やっ、やぁん、はいっちゃう、(ツボに)はいっちゃうう…♡」
本職の奏でる甘ロリえちえちボイスになにっと振り向いたちんちんが生えている性別の人類。
なんだマッサージか。
なんだマッサージか。
とろーんと目を薄く開けた状態でふるふると頬を染めていたメイ、薄目の向こうでなんだ…となっている男性とふたなりの人類の様子を見て。
(ごめんねえただのマッサージで)
と思うなどした。