2025/11/14 のログ
■ネーラ > 「…許す、行ってくるといい。」
ちょっと機嫌を損ねたのでカスい男の人生がどうなろうとどうでもいい。
「…おやおや。なんじゃ、あの夏ぶりじゃな。」
ホール内のソファに腰を下ろしつつ。
「市報を読んでいるゆえ、てきとーーーーにしてくるとよかろ。」
あっちじゃぞ、とトイレを指差す。
「条件反射で男のトイレに入る奴が阿呆なのじゃ」
■オズワルド > 「お。 ネーラさんだ。こんちわー。」
ひらり。懐かしい顔に手を振って。そして何か、脳内の考えに許しを得た気がする。
「あ、この間は魔法も教えてくれてありがとうございます。
まあそれはそれとして、てきとーーーーにしてきますんで。」
そういうこともあったが、それはさておき。そわそわ。
すすすっ。向かう先は何やら騒がしい男子トイレである。
オズワルドが中に入ったとたん、男子トイレに静けさが戻る。
音を消す魔法である。
つまり何をヤってもギルド内には聞こえないのである。
一番奥のトイレの個室が120分くらい使用中になった。
結果、二人の乙女()の初めてが散り、隙を見せた女が扱われるというのはこうなるという好例を体に刻み込み、オレはすっきりした気分で消臭魔法を使いながらトイレから出てくるわけである。
2時間もたてばすっかり夕食の時間となるが。
出てきたときにもまだギルドに残っているようであれば、
「どうもー。ごちそうになりました。
お礼に夕飯奢りましょうか?」
なんて軽い調子で声をかけた後、
『依頼の検品が終わりましたよ!長いトイレでしたね。』
受付さんの方からにらまれながら依頼達成確認済みの報告も頂いた。
『あと職員の方が貴方のおごりで酒を呑んでます。』
「ホットワイン分だけオレ持ちで報酬から引いといてください。」
そういうことになった。
■ネーラ > 120分がてきとーに過ぎた。
ネーラさんは、人を呪った手前ちゃんと終わるまでここにいる。
よってちゃんといた。
「ほう、一端になったのう。依頼はうまいことこなせているようじゃし、この夏で一皮剥けたのか…」
などと心温まるやり取りの後、なんとも言い難い、空前絶後の表情でかつて男だった美女が2名夢遊病くらいのフラフラ加減でトイレから出ていった。
当然である、感度三千倍とはいかないが、はるかに敏感で淫乱に仕上げておいた。
そこんところさすが呪いである、容赦ない。
「ふーん、では、街中華でどうじゃ。」
シェンヤン料理的な。
※中華=シェンヤンが自らを世界の中心とする自称
そういうことになった。
ちょうどギルドの裏手の横丁のゴミゴミしたところに、いい感じに雑然としていていい感じに汚い、信頼できる感じの中華が、ある。
■ネーラ > (今トイレの方なんかすごい静かだったよね)
(ぜったいやったよね)
(やったね)
ざわ…
ざわ…
ざわ…
冒険者の皆様、無駄に性的な時代を生きているので、”これは…やってますね…”はなんかこう、わかる。
■オズワルド > 今日のことをネタにすれば、次会った時にまたヤれるな。
立ち去る姿にそう思ったのは、トイレ内で思いっきり喘がせていたである。
だいじょうぶ、キモチイイをネタにすれば行ける。なんか感度良かったし。そのうち春ひさぐことになってねえかな…?
男はドスケベからヤリチンにジョブチェンジしかけていた。危険な兆候である。
「冒険者としての実績はだいぶ伸びましたね。とはいえまだまだここから。
そろそろ討伐系の仕事にも手を出そうかってタイミングで冬なんで、まずはパーティに入れてくれるとこ探しからですね。」
まだまだここからですよ、とは口では言うものの、やや自慢げな様子になるのは若さゆえだろう。
自分の働きが認められる喜びと言うのは、何時の頃でもあるものだ。えへん。
「お、良いですね街中華。体が温まるのが食べたいところでしたし。」
そんな風に話している間に、纏めてもらった依頼達成の報酬。使いやすいように小銭も混ぜてもらったそれを、しっかと懐に収めて。
「じゃ、行きましょうか。 裏手に馬止めてるんで、そっちの方だけ何とかしてから。」
なんとかした。
そして街中華まで来た。
そういうことになった。
「この店来たことないですねー。ネーラさんオススメなんです?何が美味しいとか。」
ガラガラガラ。
そんなわけで扉を開けて街中華に入るわけである。シェンヤン料理的な香りがふんわり。
■ネーラ > まあ、まず男の身で女の性感を食らうと意識が吹っ飛ぶ、
曰く男の9倍だそうだが、古代語の9なので「比類なく多い」「無限」くらいの意味。
「討伐か、危険じゃから保険にはちゃんと入っておくのじゃぞ。安く済ませようと思って大怪我で高くつくのはありがちじゃしな。」
彼の顔を見ている。
なんというか、中身ができてきたというか。
全てにおいて前向きというか。
俺めちゃくちゃいけてね?
みたいな、上昇気流、豪運みというか、ある。
知っとるんじゃけど最近なんかこうハッスルしているんじゃってなと思ったけど言わない嗜み。
お金は大事じゃぞ(老婆心)
@町中華。
美味しい湯気もわもわ(八角とかの中華スメル)のあったかい店内。
4人用円卓に二人でイン的な。
「んー?街中華のおすすめか?ここはなんでもアベレージ高いが、手堅く炒飯に、極東人流で焼き餃子とか。安くてうまくて量がある。」
菜譜(メニュー)をペラペラと捲りつつ
「あとは、ビール…お主もう成人じゃったか?」
ついついルーチン発動しかかったが、一応未成年がいる手前、伺っておく。
「青菜炒めと焼き餃子とチャーハンを取り分けつつ、いわゆる拉麺とするか…私は塩派じゃが、お前は?」
■オズワルド > 「えっ。冒険者が入れる保険なんてあるんです?
ああいうのってデカい商売やってる店が入っておくもんだとばっかり。」
冒険者の保険って言ったら治療のポーションとかその辺じゃないですかね?
とか
合間にそんな話をした道中。
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街中華にて。
4人卓で、対面席にすとっと座り。
「あー、チャーハン、焼き餃子、良いですねえ。大盛食べたいな。」
メニュー横からチラ見しつつ。まあ今日は余計な注文はいらんな…冒険はしないでおこう…そんな感じの緩いメニュー把握。
「何言ってるんですか、ネーラさん。オレとネーラさんが知り合ったのだって酒の席でしょ。18なら飲んで大丈夫ですよ。」
酔った勢いでベッドインした懐かしい記憶。いやあいい夜でした。なんかちんこ伸びたけど。
「焼き餃子は多めに頼みましょ、オレが多めに食べるんで。 拉麺は…オレも塩にします。スープガッツリ飲むなら塩が良い、とオレは思うので。」
ガッツリ飲んで温まる。そんな夕食が良い。
「そういや、オレの方は最近イイ感じですけど、ネーラさんのお店の方はどうです?この辺が売れ筋商品だな、とかありますか?」
ふいっと繰り出す、そちらの様子を伺う言葉。
■ネーラ > 「うん、まあちょっと条件はあるがギルドも資本があるんでの。運用して回してるから、掛け捨てでよかったらあるとかなんとか。」
そういえば酒の席で勢いでワンナイト決めたあの夏。
「うん…まああの時は深酒してたのでな…?今はシラフなのでちゃんとエクスキューズを取る。偉いな、私という女は。」
他人事のように言っている。
ちんこがのびたことでちんこがあることからくる謎の自信、いわゆるビッグディックエナジーが沸いているのじゃろうなあ。
伸ばした張本人だけどほんと伸びたからの…
有効活用しているのはさっきギルドの男子トイレでこう、わかったので
ちょっと生あったかい目で微笑んでいる。
オーダーのラーメンが着丼。
焼き餃子が到着。
瓶ビール2本&焼き物のコップ。
いただきます。
チャーハンや焼き餃子を取り分けるネーラさん。
横の椅子に上着をかけて、胸元が丸く空いた童貞を殺すセーターすがた。
相変わらずムチムチと立体的な肉体。谷間見えるね。
取り分けお皿を彼の方に送るときにゆさっとします。ゆさって。
見とけよ見とけよ〜〜〜
「うん?私か?…そーじゃなー
なんぞ遠くの方で戦があるようで、傭兵の連中が強力ポーションを買っていくな。
あとは…冒険用の消費財(着付け薬、火打石、コンパス、紙、ノート、などなど)…リピ買いがいるのはありがたい。
…………真面目なところだと、まあ、人前に出しにくいものは、手堅いの。
ああいう薬。」
ピル的な。抑制剤。
「それから、契約した淫魔を限定召喚で使えるスクロールは売れるのう。私が封じているのじゃが。」
セルフプレジャー用。自分で処理するのは紳士である。
「淫魔としては食事が取れて有効。冒険者はスッキリできて有効。ああ、プリプリにいるアイツではないぞ。」
■オズワルド > 「はー。そんなもんもあるんですねえ。
ま、今のオレだと資本になる金も足りないし、話しまわってきてないってことは条件満たしてないんでしょうね。」
満たすのって多分、だいぶ上澄みの方の冒険者では?
でないと普通に、身を持ち崩したら食い物にされる気がする。
さっき見たいに。
食い物にした側のドスケベ男は、ああはなるまいと強く思った。
生き延びよう!
「酔うと奔放なレディになるってことですね。普段は自制できてるの、すごいと思いますよ。」
オレは自制しない。さっきのがいい例である二回目。
生暖かい目に見られることにも納得しかない。
そんなわけで拉麺が卓に着。
とはいえ、オレはまずは餃子に御酢派。こっちの分に軽くかけておいて皮になじませておく。これが美味い。
「じゃ、いただきますの前にまずは一杯。」
瓶ビールを手に、軽く傾けて差し出す。乾杯しましょうの仕草。
なお視線は胸元に向く。当然向く。 童貞を殺すセーターと言うのは、ドスケベも殺すセーターなのだ。
正面からだと谷間が良く見えるぜ…!
ああ…いい揺れだァ…。ゆさゆさしてる…。
「ああ、噂には聞いてますね。魔族相手にドンパチしてるって。オレはあっちの方まで足伸ばしてないんで、また聞きですけど。
パーティーも組んでない身じゃちょっとやべーなーって近づきがたくって。
あー、リピ買いは重要ですよね。何時もの店で買おうってなるやつ。他の店だとなんか使い勝手違うんだよな…って。安い店に変えたらモノが足りなかったとか…あるあるの話をたくさん聞きましたよ。
リピ客がついてるってことは良い店なんですねえ。」
しみじみ。
していたのだが。
「なん…だと…。限定契約淫魔…?
そんな、冒険先で風光明媚な光景を見せて好感度を稼ぎながら野外えっちができる商品なんて…なんで教えてくれなかったんですか…!」
男はドスケベであった。
「プリプリで淫魔が雇われてるのも初耳ですね。そっか~~~なるほどな~~~。」
スゴイ・興味・アリソウ。
■ネーラ > 保険っていうのは、「滅多に起きないけど起きたらやべーやつ」をカバーする。
しかしリスクが高いとサポートしてくれない。
今、オズワルドは学生だから、あったとしても戦闘の度合いが高い危険なプロ系任務の保証はあるか、ないか…
冒険者で学費を稼ぐ学生をサポートするタイプの積立とかはあるな、とネーラは言った。
「…うん、大人じゃからな。オンオフはできる。自由自在にな。」
今もONできるということじゃよ
そんな気持ちを込めてセクシーめの笑顔した。
「なんとなく困ったら店に来て良いぞ?冒険の成果を見てやろう♡」
性的な意味で。
夜のレベルキャップ、解放!!!!
的な…。
ネーラさんは餃子にお酢と白胡椒で行く。肉の味がせり出してこれがンまいんじゃ。
とりあえずビール。
これは万国共通語である。エルフもドワーフもとりあえずビール。間違いない。
なお、ネーラさんの持論として、物理的に童貞を捨てても心に13歳くらいの部分があれば実質童貞。
心に中等部を持ってる奴には特別な攻撃力がのる。
そういう特殊などスケベマジックイクイップメントなんだ。
あとこれを着ているネーラさんがとにかくエロいのでなんかもうエロい。
視線が向けられたら石になるというぞ。
ちんこが。
「…ちなみに素材は金毛羊皮じゃぞ」
あのゴールデンフリースである。金の毛並みな以外特に役に立たないあの素材。
「だって、お主最近娼館でめちゃくちゃ遊んでいるじゃろ!あとなんかチャンスがあったらあんな感じであれなんじゃから。いらなくないかの?」
ちなみにランダムなやつは1本太陽系第三惑星地球基準で3000円。
SSRは虹色の光を放って登場します。確定演出。
「淫魔ゆえとにかく非常識じゃが。とりあえずお主の西壁にシンデレラフィットする外見になる。ただ痴女じゃぞ。…あと今の会話、主人である私の体を通じて聞こえてるから。次行ったらめちゃくちゃアピってくる。」
■ネーラ > ところで、そんな会話の背景。
この街中華、このテーブルの近くの壁に、妙に年季が入った王都の小規模ブルワリーのビールのポスターがある。
なんか写ってる女の子がメイちゃんに似てる。
3年くらい前の感じである。
片手にジョッキ持っていい笑顔してる。
…いや、笑顔の感じとかなんかこうけしからん感じのお体とか
これ本人だ
■オズワルド > むらっ…。
ヤったばっかりなのにムラってくるの色気やばくない?オレはやばいと思う。
「いいですね。色々と困ったら頼らせてもらいます。」
冒険の結果いろいろ昂った時とか特に。
夜会話イベント解放…!
「まあそれ以外にも魔法についてもいろいろ伺いたいですね。なんならそっちは授業料代わりに何か持って行っても良いレベル。」
それはそれとして、以前風の上級魔法についての知識を頂いたりもあるので。
たいそう気になるところなのだ。
それはそれとしてとりあえずはビールだ! ぐいっと飲む一口目が良い。
そして酢で湿らせた餃子をばくり。少し酸っぱいが、この位が良い。美味い!
「あの、見た目が良いから富裕層に売れるという、あの金色の!」
売値はそこそこ良いんですよね。野生のゴールデンは毛並み良し悪し激しいけど。
「何言ってるんですかネーラさん。淫魔。つまりえっちな魔族ですよ。
どんなえっちなことしてくれるか興味津々ですよ!」
えっちな事をしたいだけじゃない。えっちな事を知りたい…探求したい!その心を!わかってほしい!
人の目を気にしないくらいには赤裸々である。
「性癖シンデレラフィットかあ…どうせ聞かれてるなら話しちゃおうかなぁ性癖…。いやでも流石に口にするのはやばいな…。」
黙っておこう…。
あ、あの壁紙の子、メイちゃんに似てるなー。
そんなこと思いつつ拉麺にも箸をつける。ずるるるるる。
■ネーラ > 魔女なので。
魔女なので。
前立腺にブッ刺さるタイプのエロさがある。
「サキュバス討伐の任務ができるくらいには鍛えてやろうか?ん?…真面目な魔法も構わぬ、まあまあ時間あるからの。好きにせい。」
今でも十分アレなんだが寝床最強の生物になりかねない。
王都のパワーバランスが揺らぐ。
かもしれない。
「そう、なんかセレブ感があるから売れるだけの金色のウールなんじゃがな。微妙に毛質が硬いので加工に手間がかかるのじゃな」
ビールおいちい。
頬が染まってきている。
おやビールが減ってるぞ。(強制的に注ぐおっとっとっとっと)
「とはいえ淫魔じゃぞ?やることは一緒、人間に合わせて人間のできることは全部。なんじゃ。人間以外にも興味が出てきたのか?空恐ろしいどスケベじゃなお前。おもしろい。魔性の質感と快楽はあるからの。ダークサイドにだけは落ちてはならんぞ?」
中の具合とか吸引の質感とか感度とか、なんだかんだ言って人間以上の名器とからしい。
多分プリプリに遊びに行ったらなぜかラグニアさんがいて「おねーさんに教えて?♡何がやりたいの?」って迫ってくるから気をつけてね。
本人だよっ♡
とはポスターはしゃべらない。
なんかこうディアンドルきてるんですけど
おっぱいが、
すごい。
3年前=16歳でも余裕で年齢の割に大きい。
背は小さい。
ナチュラルボーンロリ巨乳。
伸びる前にラーメン!と酒に引っ張られたネーラの頭が作動。
んーこのキレとコクうんまーーっ。
しばらくはふはふずるずるとたべている。
人はマジで美味いものを食べるとき、黙る。
ネーラさん、ラーメン食べるとき片方の髪をかきあげるんですけど、あの夏の夜もそんな感じで髪かき上げて咥えてましたよねというフラッシュバックしつつ。
■ネーラ > なおこの後食べて、このまま別れてもいいし、ネーラさんちで魔術談義してもいい。
酒の勢いが乗っているので普通に夢ではない。そんな感じの夜。
■オズワルド > 「じゃあ今夜早速訪問させてもらいますね、この後。」
この後。
がっつりラーメンと餃子とチャーハンを食べた後。
寝床までがっつりヤりたいですね…!
それはそれとして真面目な魔法談義ならそれはそれで乗っかる。学ぶことは学ぶのだ。
それはエロかもしれないし、魔法かもしれない。
「今度手に入ったら持って行こうかな。ああ、どうもどうも。
ネーラさんも減ってきてますよ。」
どうぞどうぞ。コップにビールを注ぎ返す。
持って行ったら手数料払えばガチャっぽく淫魔召喚できるのかな…。一瞬真顔になった。
「いやあ、淫魔特有のエロテクニックとかあるのかなって。
闇堕ちは色々悲しませる子もいるから気を付けますよ。オレとしてもやっぱり…明るいエロが一番ですしね。」
良いエロは健康から。闇堕ちしたらきっと目の下にクマが出来てしまう。
えっちなおねーさんに何がやりたいの?って聞かれたらがんばってしまう…お金貯めなきゃ…。
お金は大事に!
そしてそんなお金を使った食事なのだから、美味いもん食い始めたら美味いもん食ってる顔になる。
拉麺の麺とスープの絡み合いをがっつり楽しんだ後、塩味スープをガッツリ飲む。熱いうちに、あちあち言いながら飲む。
そしてチャーハンを掻っ込む。これがまた美味い。スープと米。これが美味いということは、街中華で知った。
そんなわけでガッツリ食べた後は、お支払いは当然のようにこちら持ちで。
ネーラさんちで色々おしゃべりしましょうかという流れになるわけである。
色々はエロエロになったかは二人だけが知っていることである。
ご馳走様でした!と街中華を去った。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からネーラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からオズワルドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にケストレルさんが現れました。
■ケストレル > とある休日の昼下がり
平民地区の通りを、ケストレルはブラブラと歩いていた
今日は朝からギルドへ出向いてみたものの、これはと思える依頼も見当たらず、早々に退散しての街ブラである
日用雑貨や服、ついでに食糧なんかも買えればと思い商店を梯子してみたものの
財布の紐はケストレル自身が思うよりも硬かった
「なんつーか、今日はやたらと“これじゃない”って日だな……」
どういう理屈なのかは自身でも不明だが、どうも何事においても乗り気になれない
年に数度はこういう日があるもので、大抵の場合は酒場で飲んだくれるか、娼館で過ごせば解消されるのだが
それらの選択肢すら、あまり魅力的に感じられないのだった
「帰って寝るか?……うーん、それも何だかなあ」
そんなわけで、ほぼ無目的で辺りをブラつく現状の出来上がりである
歩いていれば気も紛れるか、と思い立って数刻が過ぎ、小腹も空いたので昼食にしようかどうしようか、そんな事を考えながら、ただ歩く
■ケストレル > ブラブラと彷徨い歩いて、ふと足が向いた先は馴染みの武具店
地道に築いてきた貯蓄がそれなりな額になったので、防具のひとつでも買い替えようかと考えていた事を思い出したのだ
今の心境では冷やかしで終始してしまいそうな気もするが、そこは店主も顔馴染み、大目に見てくれることだろう
日を改めて買いに来れば良いだけの話、と思いつつも妙に気が咎めて店の前で足を止めてしまう
「……まあ、外から見るだけでも良いか」
と、店外に向けて陳列された武具に目を向ける
防具は一式とはいかないまでも、腕か脚か、その辺りの対になるものは買えそうだ
……だが、やっぱり琴線に触れない
所謂ウィンドウショッピング状態で、結局武具店に入らず後にしてしまった
「ううむ……思ったより深刻だな
気晴らしにナンパでもしてみるか……?」
だったら娼館行った方が良くないか?と別の意見も脳内に浮かび
険しい顔をしながらも、再び道を往くケストレル