2025/09/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」にゲクランさんが現れました。
ゲクラン > 船旅と、その荷解きを終えて自由になった身体。荷積みと荷解き、そしてとあるものを運ぶために乗り込んだ船。
首を回して気怠そうにしながらギルドから近い酒場へと足を運んだ。
受付に、頼まれていた箱を預けて、その中身を知ってしまえば気分が悪いというのも少し違う。ただ、居た堪れない気分。それを払拭すべく、まだ開いて間もない時間、空いている複数掛けのソファに腰を下ろすと。

「でっかいエールと、強い、そうだな……テキーラ何杯か頼むわ。」

そう、ぞんざいに注文をして深い溜息を零す。箱の大きさにしては異様に軽かったその中身は、所謂依頼途中で果てた亡骸の形見。
報酬の受け取りや書類のやり取りも適当に、逃げてきたようなもの。
届いたエールを思いきり、傾けて飲み切れない量がタンクトップを濡らしてゆく。

「もう、呑めねぇってんなら、代わりに呑んでやらぁな……。」

ごく、ごくと肴も無しに乱暴に飲みつける様子は、やや異質に映るかもしれず。

ゲクラン > 豪快に、ピッチャーもかくやというジョッキを空け、テキーラを流し込んでゆく。
妙に荒れた男の酒盛りはまだまだこれから……。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」からゲクランさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にガルディさんが現れました。
ガルディ > 樽に突っ込んだ雑な武器スペース、数本を飾ったスペース。
カウンターを挟んで奥に鍛冶スペースがあり、その更に奥にちょっとした湯浴み場所と寝床。
庭には井戸。

とある男の秘密基地、とでもいう店だ。

今日は女衒の仕事ではなく、半分趣味の鍛冶仕事。
趣味と言ってもそれなり以上に出来は良く、中級までの冒険者にはお値段以上。
駆け出しから下級冒険者にとっては、かなりの掘り出し物という具合。

利率は半ば度外視でそんな値段設定になっているのは、趣味と実益をかねて。
ベテランの冒険者よりも駆け出しの冒険者の方が色々と『商品』価値が高いということだ。

勿論、冒険者以外に本業絡みの人間やらも顔を出しにやってくることもある。

今しがた出来上がった剣の出来を眺め、滴る汗をタオルで拭って。

――さて、本日の来客は。