2025/09/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にクラッドさんが現れました。
■クラッド > 昼が過ぎた時間帯の冒険者ギルド。
朝早くから依頼を受けた冒険者がちらほらと戻っているのをギルドのロビーで眺めては欠伸を零す。
普段ならば朝から採取なりの依頼を引き受けているのだが、この日は朝から暑いということもあり依頼を受けずにギルドで時間を潰すになってしまい。
「そろそろ何か依頼を探すか。そうじゃないと…五月蠅そうだしな」
何度か感じた受付嬢の視線、そろそろ依頼を受けなければ面倒そうなものを押し付けられるかもしれない。
依頼自体は歓迎ではあるが遠出や数日掛かるようなものは出来れば遠慮したく。
そう言う物を押し付けられる前にと考えれば依頼掲示板の前に足を運んでいき。
今からでも受けれそうな依頼、ほとんどは採取や荷運びではあるが、時々に新人の教習などもあるのかと眺めながら依頼を探して。
■クラッド > そうして適当な依頼に目をつけ、それを手にして受付にと持って行って。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からクラッドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にエレイさんが現れました。
■エレイ > 「──~♪」
雨がしとしとと降り注ぎ、普段に輪をかけて人気のない住宅街の路地を、
ピーヒョロロと下手くそな口笛を奏でながら、一部に赤いラインが入っている意外はほぼ全てが銀色の番傘という
奇妙な物体を担いでのんびり歩く、金髪の男が一人。
傘を携えている代わり、普段羽織っている銀色のジャケットは今はその姿は見えず。
食事を終えた後、暇つぶしを求めてブラブラと大通り、路地裏と歩いてきたが、特に何か特筆するものと遭遇するでもなく、
気がつけばこの場所まで辿り着いていた。
先の二箇所に比べると、余計に事件性の少なさそうなロケーションではあるが──
「……まああ人生ドコでナニが起こるか判らんもんだからな」
なんて小さく笑って独りごち、軽く肩をすくめて。
適当に視線を彷徨わせて住宅街の景色を眺めつつ、ぱしゃ、ぱしゃとマイペースに歩を進め続ける。