2025/08/10 のログ
■グスタフ > 酒を頼み、つまみにナッツをかじる。
蒸し暑い夜に町に繰り出す気にもなれずに酒場でダラダラと。
生産性はないなと思う。タバコを灰皿におしつけ。
酒をゆっくり飲みながら、客足の鈍い夜の食堂で時間を潰している。
■グスタフ > 今日は人が来ないか、と足早に去っていく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からグスタフさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にユニスさんが現れました。
■ユニス > 平民地区の大通りに面した大きめの武具店。
愛用の武器は既にありはするが、それでも時々に変わった武器はないかと探しに足を運ぶ。
店に入ればまず受けるのは、買う気がない奴が来た、という店主の視線だがそんなものは気にせず足を進め。
何を眺めるかと歩きながら考えて、鈍器を見ようと決めてはそのコーナーへ。
鈍器は素材が良いものでもない限り基本的には価格も安いので気が向けば買うのもいいかも知れず。
「使うとすると…この辺りになるかな」
鈍器が置かれた一角につき、早速手にするのは先端に丸みがあるメイスであり。
それなりな戦士でも重いと感じるものを片手で持ち上げては軽く振り。
悪くはないかもと考えては一度戻して次を手にし。
これは軽い、こっちはバランスが悪いと手にして確かめながら鈍器を眺めて。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からユニスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にロシェルさんが現れました。
■ロシェル > 富裕地区と程近い、平民地区の外周区画。
大通りからは些か逸れた、静かな路地裏を一人歩んでいた。
受けた依頼の完了報告をギルドに済ませた所を、所員に呼び止められて新たな依頼を受けたのが少し前の話。
曰く、「少々身分の高い方から、内密に治癒の依頼が」――なんて内容。
何故内密なのかは不明だが、依頼票は正規の物だったし、治癒を、と頼まれれば断る選択肢もない。
「――――この辺り、の……はずですけれど。」
そうこうしている間に辿り着いたのは、こじんまりとした店が疎らに並ぶ通り。
分かりやすい目印がある、と言われていたのを思い出しながら、周囲へと視線を巡らせて。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にクロスさんが現れました。
■クロス > 「ハァ…やっと終わりか…」
(路地裏を歩く一人の男。
後頭部で結ばれて整えられた黒髪を持ち、貴族らしい装飾を施された綺麗な…やっと終わりか…」
(路地裏を歩く一人の男。
後頭部で結ばれて整えられた黒髪を持ち、貴族らしい装飾を施された綺麗なスーツを身にまとい、おしゃれ用の眼鏡をかけていた。
男の名前は『クロス』彼もギルドの依頼で富裕地区でのスパイ活動を行い、そして終えていたのだった。
その帰りとして表では追跡の可能性を考えて路地裏に入り込み、見つからないように帰路についていたのだった。
そして、その場所が偶然に待ち合わせとなっていた場所とは知らずに…)
「ん、あまり入らない道だからちょいと迷ったな…この辺りなら…」
(男もあまり知らない路地裏、別の誰かにとって目印となる場所で立ち止まれば周りを見渡し、道を探す。
その様子は丁度、誰かを待っているかのようにも見えるだろう)
■ロシェル > 周囲を見渡していれば、前方に佇む”らしい”男性の姿が視界に入り込む。
分かりやすい目印がある、とは言われていたが、なるほど確かに分かりやすい、と、詳細を伏せられていたが故の勘違いを起こした。
安堵の表情を浮かべ、早歩きに距離を削り――――その一つ手前の店の扉が開かれる。
出てきたのは、質の良さそうな布地で仕立てられた平民服を纏った妙齢の女性。
己を見付けるなり、安堵の表情を浮かべて名前を呼ぶ。
――――どうやら、身形の良い男性は依頼主ではなかった模様。
恥をかかずに済んだと思えば、安堵の吐息を逃がしつつ、もし、目が合ったなら愛想良く会釈をしてから女性の後に続いて店の中へと消えて行く――。
■クロス > 「…こっちか」
(立ち止まり鼻をスンスンと鳴らして匂いを嗅いでいた。
狼のミレーである男、嗅覚も犬と同等、それ以上の機能を持っているために方角や場所を把握することが出来た。
道を見つければそちらへ歩き出し、徐々に表通りに近づく度に身にまとっていた洋服を脱ぎ捨てていつもの格好へ
何も知らないと言うような顔を装いながら男は日常へと溶け込むのであった・・・。)
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からロシェルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からクロスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にトリシャさんが現れました。
■トリシャ > 「全く、これに懲りたら深酒は控えるようにしてください」
日も暮れた時間帯のとある酒場。
少しだけお酒を嗜み帰るつもりであったが、運悪く酔っ払いに絡まれてしまう。
最初は話し合いで追い払おうとしていたが、途中から露骨な誘い文句、最後には手が出てきたので仕方なく対応。
延ばされた腕を取っては見た目とは違い、力強い動きで相手の腕を捻り床にと転がし。
緑色の瞳で見下ろしては、少しだけ声に怒気を混ぜて言い切り。
腕を捻られ床に転がされた相手は痛みに酔いも冷めたのか、悪態をついて去っていくのを見送り。
「ああいう人は本当に困ります。あ、騒がしくしてすみません」
去ったのを見送ればため息と共に言葉をこぼし、しかし直ぐにマスターに騒がしくしてと頭を下げての謝罪。
騒がしいのが当たり前の酒場なのでマスターの気にしていない様子にホッとし。
頼んでいたエールのカップを手にしては口に運び、不慣れな姿でちびちびと飲んではいるが、酒場には不似合いな鮮やかなローブ姿。
どうしても人目を引いてしまうが、そんなことには気が付かないで飲酒を楽しんで。
■トリシャ > 「ふう、ご馳走様。また来ますね」
そうしてエールを飲み終えれば頬はほんのり赤くあり。
それでもしっかりとした足取りで立てば代金を置き。
そのまま酒場を去っていく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からトリシャさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にリュシエルさんが現れました。
■リュシエル > 「~♪」
夜、ひとけの少ない通りに揺れる金のツインテール──リュシエル。
向こう側から歩いてくる、平民の男性。
「こんばんはっ、おにいさん」
はにかんで笑み、会釈すると、むこうは照れたように目をそらす。
すれ違って通ろうとした時──
「“ぽわぽわワインミスト”~♪」
珍妙な呪文とともに、リュシエルの指から淡い紫がかった霧が放たれる。
甘い香りのするそれに包まれた男性は、ふわふわと動きがおぼつかなくなる。
転びそうな彼を、にこりと微笑んでリュシエルは受け止め──
「ん~、よく見たらそんなにタイプじゃなかった」
なんとも勝手なことを言って、ぺろ、と舌を出して、その男性を道の脇に座らせる。
そうして、置き去りにして歩き出してしまう……