2025/08/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にクロスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にネオンさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からネオンさんが去りました。
クロス > (夜になった平民地区
月も出ない程に真っ暗な空の中、街は昼間の様に明るくなっていた。
この時間、一番賑わっているのは当然酒場である。
店内からは人々の会話をする声に笑い声、時折喧嘩の様な騒がしい物まで混ざっている始末である。)

「…全く、やっぱりここ(平民地区)は騒がしいな…」

(そんな賑やかな酒場の中、テーブル席でその様子を眺める男が居た。
2mはありそうな巨体に全身が影の様に真っ暗な服装に身を包んだ犬耳の男、クロス。
ギルドの仕事を終えて一日の終わりにここへやってきたのだった。
普段なら貧民地区のよく通っている酒場で晩酌をするのだが、今日は気まぐれでここで飲んでいたのだ。
店に入れば男の顔を見るなり静かになるはずだが、ここでは男の事を詳しく知る者は少ないだろう。
だからこそ、また違って良いとは思ったのだ。)

「…知り合いでも居れば、多少は賑わうだろうかね…。」

(一人飲みならぬ一匹飲みが主流の男。
今夜に限っては誰かに会うのも悪くないと思っていたのだった。)

クロス > (しばらく一人で過ごし、大分酒も身体に馴染んでくる。
熱い季節に火照った体をしながらもフラッと立ち上がり会計を済ませて店から出ていく。)

「…また、来るか…。」

(大きく鼻で息を漏らしながらも振り返り店を眺める。
賑やかな中で飲む酒、それも悪くはないなと思い、夜の暗闇の中へと消えていくのであった。)

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からクロスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/にわとこ商店」にネーラさんが現れました。
ネーラ > 今日は、お店を休業にし、敷地に仕掛けたセキュリティのメンテナンスをしている。呪文を唱えながら家の周りを歩き回ったり、建物の土台に埋め込んだアーティファクトを入れ替えたり。

にわとこ商店は店舗兼住宅だが。魔女の住宅である以上みっちりとセキュリティが仕込まれている。例えば万引きを試みたものは、商品を返すか買うかするまで、ここから出られなくなる。

無限に庭が生成され、ひたすら迷わされるのだ。


まあ長く生きてると色々できるようになると、以前語った魔女である。

冒険者用のカーゴパンツを履き、タンクトップの上に冒険者用のシャツを着ている。全くエロい格好ではない。

ネーラ > 200年は生きてきた記憶がある。この間、いくつかの稼業をしていた。
まずは魔女になり、魔力を稼ぐために吸精法を習得し、上質な魔力を求めて娼館をわたり。
そのうち効率よく集める方法として高級店を狙い、見事格上の店に転身。
しばらく後に身を引き自由人になり、魔法使いとしてさまざまなことをした。

「ダンジョン敷設に比べれば、家一件などものの数ではないな…」

土をいじっていると、これはこれで落ち着く。

しかし店番の時のようなセクシースタイルではないので、割とみんな素通りしている。

(もしや誰も顔で私のことを覚えてないのか…?)

些事である。

だいたい200年くらい生きてると色々些事になる。

「うむ、よかろう」

家に敷いた術式を統合する要の魔石を入れ替える。腕でひたいの汗を拭う。

しかし夏にする服装ではないな…そうしみじみ思う魔女である。

だが店の運営を守ることはダイレクトに利益になるのだから、手を抜くわけにもいかない。

とりあえず、目の前に両手を差し出し、魔法で冷気を集めると、自分の身辺だけにバリアのようにして巡らせた。シャツを脱ぎ、アーミーグリーンのタンクトップとカーゴパンツの姿になる。

正直胸の辺りがだいぶギリである。
なにしろブラしてない。