2025/07/07 のログ
■グスタフ > 煙草の火を消して、お代を置いて席を立った。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からグスタフさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にオドグさんが現れました。
■オドグ > 「宴会の日が迫っているにも関わらず、肉便器が足りぬでな」
囚人を押送する馬車と共に平民地区にやってきた黒肌の肥満男は、詰め所にいる衛兵隊長に耳打ちした。日頃からオドグと結びつき、今やすっかり腐敗している隊長は、下卑た追従笑いを浮かべるばかりだ。
「バフートの取引先は折悪しく品薄でな。もういっそこの辺りの奴隷市場でも、何なら囚人でも構わんのだ。躾けはこっちでやる」
そう言った後、さすがに声を落として続けた。
「囚人、罪人でなかったとしても、疑わしい者がおれば居場所を知らせてくれんか。なに、貴族に無礼を働いたとでも言えば、どうとでもなるわ」
小声とは言え、オドグの護衛の耳には入る。まさにその手口で良い思いをしたクズ共が顔を見合わせ、喉を鳴らして笑った。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミランダさんが現れました。
■ミランダ > 疑わしい者という言葉に衛兵隊長はしばし考え――。
『噂なんですがね』
と卑しく口角を上げながら黒肌の肥満男に耳打ちを。
『とあるお貴族様が飲んだ薬の副作用で体調を崩されたとか』
おそらくは黒肌の男も知っている貴族の名前、そしてその使用人が購入したというお店の場所を伝えるだろう。
『……分け前はこちらにもよろしくお願いしますよ?』
そういえば護衛とともになんとも楽しく笑い声をあげるだろうか。
一方。
「んー……今日はもう仕舞おうかしら」
平民地区の民家が並ぶ一角。
お店の看板もないポーション屋のカウンターで、魔女は頬杖を突きながら調合書に指を滑らせていた。
もともと気分で決まっている営業時間。
早めに閉めても問題はなかろう、と――扉を施錠しようと腰を上げる。
足元に控える黒犬も閉店後に散歩でも向かうのだろうかと一歩、後ろに下がりながら玄関へと追従し――。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミランダさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミランダさんが現れました。
■オドグ > 「それは、それは。無論約束はするが、報酬は「現物」で構わんだろうな? 宴の招待状を待つがよい」
衛兵隊長の耳打ちに、男はにんまりと笑う。そして護衛に目配せをした後、足早に衛兵詰め所を出ていった。
「夜分遅くにあい済まぬ。店主殿はご在宅かな?」
ポーション屋の店主が店じまいをしようと玄関に足を向けたその時、くぐもった男の声が上がった。口調だけは丁寧だったが、その態度は酷いものだった。返答を待つ代わりにガラの悪い護衛達にドアを開けさせ、その後、もったいぶった様子で自身も入店する。
「店主殿、ライハ男爵は存じておるな?3日前、男爵の使用人がこちらで薬を購入したのだが、服用後にわかに体調を崩されてな」
店内に置かれた品々を眺め回しつつ、店主の豊満な肉体にチラチラと視線を送る黒肌の肥満男が、しかめ面を作って言葉を続ける。
「平民地区のポーション屋が、畏れ多くも貴族に毒を盛るとは由々しきこと。魔族の工作員である可能性も否めぬ。詳しく取り調べるゆえ、王城まで来られよ」
こともあろうに魔族の疑いをかけた肥満男は、高圧的な口調でまくしたて、護衛達に顎をしゃくってみせた。にやつく男達が、店主を連行すべく両腕を掴もうと動く。
■ミランダ > 『へっへっへ。 さすがオドグ様。 期待させていただきやすね』
扉の鍵を閉めようとしたその時、人の気配を察してか足元に控える黒犬が吠える。
一度、二度。
それを受けてか、魔女も足を止め――乱暴に扉が開かれた。
三角帽子の影から、不機嫌そうに眉を寄せて青い目を細める。
「あいにく、もう閉店ですけれど?」
護衛と、いかにもな身分の身なり――と、その声色。
面倒な奴だ、と女はカウンターにもたれかかりながら豊満な胸の下で腕を組みながら相対し。
問いかけには、三日前と手元に帳簿を寄せて開き。
「えぇ、えぇ存じておりますわ。
……男爵のプライバシーにかかわるので、処方した薬は申せませんが」
パタン、と帳簿を閉じる。
精力剤とプレイ用のローション(森の香り)、大方盛り上がりすぎて精力剤の大量摂取だろうと呆れながら小さく息を吐き。
「薬も用法容量を守らなければ毒となる――といっても、聞いてはもらえないんでしょう?」
男の護衛達が女ににじり寄ろうとした瞬間、飼い主を守るかのように黒い犬が立ちはだかり、小さく吠える。
「ここに来た男爵の使用人からも事情は聴いていただいて? 話の裏を取るには必要だと思うけど」
いきり立つ愛犬をなだめながら、女の腰がカウンターから離れる。抵抗はしないとばかりに両手は広げられているが。
「――乱暴にされると、うちの子がご無礼してしまうかもしれませんし……ご丁寧なエスコートを期待しても?」
左右の護衛達に細めた青い目を向けながら、最後に黒肌の貴族へと視線が向けられる。
愛犬は当然ついていくとばかりに足元に控えている。
■オドグ > 「男爵に過失があると申すのか?不遜な!」
胸中で「奴ならやらかすだろうなぁ」と思いながらも、肥満男はあくまで高圧的な態度を崩さなかった、のだが。自分の雇った護衛たちが黒犬一頭に怯むのを目の当たりにし、自身の禿頭をぴしゃりと叩く。
「それは勿論。こちらとしても、従うのであれば強引な真似はせん」
肝心なところで役に立たなかった護衛たちを睨みつけた後、肥満男は改めて店のドアを開け、店主の魔女に対し慇懃に頭を垂れた後、外へ出るよう手振りで示す。
店の前には男が乗ってきた豪奢な仕立ての馬車が停まっており、引っ立てられる哀れな女を見物できるものとばかり思っていた御者が、困惑した表情を浮かべていた。
■ミランダ > 「男爵様ほどの方なら、先に使用人に試させると思いますが?」
高位な身であるほど、毒という者には敏感だ。
食事だけでなく――薬にも当然気を遣うだろう。
ゆえに過失があるとすれば、その確認を怠った男爵側の落ち度だ――と言い切りたいところだが。
あちらは貴族、こちらは平民、しかも魔女。 権力の前には無力なものである。
……あの男爵様なら飲みすぎるだろうなぁと図らずも同じ考えを脳内で。
お互いの妥協点の探り合いとばかりに、言葉をいくつか返した後で――。
言質を取ったとばかりに魔女は細い指を顔の前で合わせて。
「大変結構ですわ。 それでしたら」
ちょっとばかりやりこめた満足感からか、鼻がなる。
足元の犬とともに護衛の男たちの間を通り――。
恭しく頭を垂れた貴族の男の身振りに従うように馬車へと……。
目の前を通る時に、肉付きの良い尻とローブの合間から見える肉感的な脚を男へと晒しながら、馬車へと乗り込むことだろうか。
「……さすがに、いい乗り物にのってらっしゃることで」
見世物じゃないとばかりに一緒に乗り込んだ黒犬が小さく吠え、主の横に行儀よく座ることだろう。
■オドグ > 魔女を見送った後、半目になった肥満男は、犬相手に気圧されてしまった護衛達を睥睨する。いつもの「おこぼれ」に預かろうとしていたクズ共へ舌打ちした。
「帰って指図を待て。役立たずめが」
護衛に言い捨てた後、男は短足をせわしなく動かして馬車に乗り込み、当然のごとくいる犬にぎょっとした後、咳払いして何でもない風を装う。そして丸い身体を少しだけ縮め、犬から出来るだけ離れた後、御者台へ声をかけた。
「城へ!」
短い指示の後、動き出した車の中で、改めて相手を見る。長い銀髪に碧眼、豊満な乳房に長い脚といかにも張りのありそうな巨尻。機先を制された悔しさは早速性欲へ変わり、どう手籠めにしてやろうかと顔の前で両手の指を組む。
「ところでミランダ殿、だったな?お名前は町の衛兵隊長から伺っておる。ワシはオドグと申す。近々、高貴な方々が集まる宴が開かれるのだが、興味はおありかな?」
手持無沙汰な車内で、黒肌の肥満男はそう持ち掛けた。
■ミランダ > 「みなさん出まして?」
確認するように店を馬車から確認し――護衛が出てから小さな呪文を紡げば、入り口に鍵がかかる。
ゲスな男の視線や態度など想定済み、とばかりに主と男の間に挟むる忠犬。
その頭を細い指で撫でまわしながら、女はふかふかな馬車の座席に心を奪われて。
「えぇ、ミランダですわ」
名前を問われれば肯定し、いったいどこの情報だろうか――と、吐かれた情報源に不機嫌そうなため息一つ。
「高貴な方々、ですか……」
胡散臭いとばかりに自分よりも背の低い男を目を細めながら見据え。
「お誘いいただければ喜んで……といいたいところですが、今回の件があっては、私など参加できないでしょう?」
逆に、だからこそだろうか?
よくて壁の花、悪くいけば見世物だろうか。 断りつつも――、
「とはいえ、貴方様や高貴の方々がその気になれば、断ることなどできないでしょうけれども」
あなた達みたいな貴族って、そういう者でしょう?
呆れと、挑発と侮蔑を隠しもせずに男へと見下す視線となって現れるだろうか。
■オドグ > 「誤解があるようだな、ミランダ殿。ワシらは何も平み、もとい貴族でない者を見下しているわけではないのだ。持って生まれた資質や才覚は、生まれの貴賤と関りがないわけだし」
ついつい魔女の巨乳と太股を見てしまい、黒い忠犬に牽制された黒肌の肥満男は、また咳払いして視線を逸らす。
「うむまあそうだ。先ほどの一件で、是が非でもミランダ殿にはご参加頂きたくなった。物怖じせぬ胆力、美貌。実に素晴らしい」
そう。堕とせさえすれば、素晴らしい肉便器になるだろう。貴族の馬車で城へ向かっているというのに、それでもなおこちらを挑発し不敵な態度をとり続ける魔女に頷いた。
そうしている内に馬車は城門へと入り、停車する。オドグのために御者が踏み台を用意したが、馬車の主よりも己の主を優先せよと言わんばかりの黒犬に威嚇され、結局魔女の足元に台を置いた。
■ミランダ > 男を牽制する愛犬。
よしよしと撫でまわし――。
「……。」
なんとも聞こえが良い男の言葉。
どうだか、とばかりに口が出かけたが言葉にはせず。
「出ることで今回の件がおとがめなしになるのでしたら」
取引、とばかりに横顔を向けて片目を瞑った。
馬車が止まり、柔らかな座席ともお別れの時。
「これはこれはご丁寧に」
踏み台を降りる時に手を貸され、それをとりながら降りる。
愛犬は常に男と主の間にポジションをとりながら控え。
「……」
まさか自分が王城とは、と。 ほど遠い場所へ連れてこられたことに自嘲気味に笑いながら三角帽子のつばに手を添えて。
「ではオドグ様?」
どちらへ?と若干相手をたてるように女は一歩、後ろへと控えるように下がろうか。
■オドグ > 「勿論だミランダ殿。形式的ないくつかの取り調べが済めば、貴女の嫌疑は直ぐにでも晴れよう」
停車後、自分ではなく魔女を優先した御者をぎろりと睨んだ小物の肥満男は、彼女の顔を見て、手振りでついてくるよう促す。
そうしてやってきたのは、王城にある無数の部屋の1つ。質素な戸棚とベッドが置かれただけのそこは、使用人部屋に見える。
「先に、魔族の工作員でないという証を立てて頂くわけだが。奴らは連絡と識別のため、身体のどこかに魔の者の印を刻まれているという。それがないことを確かめるため、着ているものを全て脱いで頂かねばならん」
とんでもないことを言い出した男は、黒犬を一瞥した後、魔女に視線を戻す。
「無論指示に従うか従わぬかはミランダ殿次第であるが、従わぬ限り城を出すわけにはいかぬ。ワシは何も強いぬゆえ、必要であれば熟考されるがよい」
そう言い終えた後、黒肌の肥満男は薄笑いを浮かべて魔女の顔を見上げた。
■ミランダ > 「えぇ、えぇ。 ではさっさと――いえ、お手間をかけずに終わらせましょう」
王城という場所がそうさせるのか、先ほどまでとは打って変わって従順な魔女である。
そして通された部屋――王城にしては随分と質素な部屋である。
「……王城なら、それを調べられる術者がいると思うけど?」
空いている椅子に勝手に腰かけ、言葉を返す。
数秒の沈黙……らちが明かないかと女が先に折れるように息を吐き。
「不用意なところに触れると、痛い目に見ますわ。とだけ」
応えるようにワン、と吠える愛犬。
三角帽子を脱ぎ、机の上へ。
窓際、カーテンがすべてかかっていることや扉が閉まっていることを確認してからゆったりと、全身を隠すローブをはだけさせていくだろう。
まぁ、そうなるだろうな。という想定通りとばかりに身体は震えたりはしないが――。
「……どうぞ」
豊満な胸の先を組んだ腕で隠しながら裸体を男へと晒すだろうか。
当然、卑しい男の視線には嫌悪感を示すように目を細めてはいるけれども。
■オドグ > 「おお、さすが話が早い」
曝け出される裸身に、肥満男は鼻の穴を膨らませた。着衣を脱いだ相手の肌の香を吸おうとでも言うように、大きく深呼吸する。嫌悪感を隠そうともしない魔女の美貌を前に、腹を揺すって笑った。
「そうであろうな。なのでまずワシの指ではなく、これで触れるのが良かろう」
そう言いつつ戸棚から取り出したのは、先が僅かに膨らんだ棒状の器具。男が柄の部分を捻ると、その先端が震動を始めた。
「ミランダ殿の言われた術者が開発に携わった検査器具だ。魔族の影響を受けた者は、特に女は、独特な反応を示すらしい。くくっ!一体どういう反応なのだろうなぁ?」
ほくそ笑む肥満男は、その振動する棒状器具を手で覆われた豊満な胸ではなく、大胆にも彼女の内股へ向けた。
「分かっていようが、手向かえば厄介なことになるぞ?ミランダ殿」
ねっとりとした口調で相手を呼びつつ、器具を股間へ押し付けようとする。
■ミランダ > 豊満な胸に下腹部は丁寧に形を整えられた陰毛。
銀の髪はストレートに背中まで。
腹を揺すって笑う貴族の男の仕草に呆れるように息を吐き。
「……む」
視線が男を追う、その手に持たれた器具と卑猥な先端の振動に視線が奪われ。
「……なるほど」
さしもの魔女も若干の動揺、鼻が膨らみ視線がそれた。
主の危機を感じ取ってか愛犬は四肢を上げて立ち上がり。
「――……すきになされば」
耳障りな振動音。
わずかに肌に触れた震動に小さく喉がなる。
若干声が上ずった。
「――っ、ぅ」
我慢するように目を閉じ、股間へと押し付けられた震動にこらえようとするけれども……反射的に内股を閉じるように絞らせて拒もうとしてしまうだろうか。
■オドグ > 「おっと失礼いたした。女の身体は繊細だというのに、ワシとしたことが」
身を捩る相手を咎めるでもなく己の非を詫びた肥満男は、素早く器具を引っ込めた。そして戸棚から小瓶を取り出し、ねっとりとした琥珀色の液体を棒状器具に余すことなく塗り付ける。
プレイ用のローション。ポーションに精通した魔女であれば、そう察せるだろう。
「さぁて、と」
ローションまみれの器具を改めて魔女の内股の間に差し入れた男は、ゆっくりと前後させ始める。耳障りな震動音に加え、肌がローションに触れる水音も部屋に上がり始めた。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミランダさんが現れました。
■ミランダ > 「……検査に、そんなもの必要でして?」
落ち着かせるように一つ息を吐き、視線を追えば棒状器具に塗りたくられる液体。
自分でも取り扱うそれに、口を挟みながらも――男を制止するような真似はせず。
こうなることは覚悟していたとはいえ、身体は別。
内股に差し込まれた器具が震え、秘所に触れると擦り付けられる前後運動と震動。
閉じた内股がもどかし気に太腿を擦らせ、しばらくすると粘着液が跳ねるような音が新たに加わり始めるだろう。
「……っ、ところで。 判定の仕方は、ちゃん……っ、とご存じで?」
口からこぼれそうになる甘い吐息を誤魔化すように口をまわし、こらえきれなくなるのを隠すように胸の頂を隠していた手のうち、片方を口を隠すように運ぼうか。
■オドグ > 「これは異なことを。検査で不快な思いをさせてはならぬと、ミランダ殿を案じての配慮ではないか」
押しつけがましく言いながら、肥満男は股間に触れさせた棒状器具の角度を変え、震動する先端を女の割れ目の中心に押し付ける。そうした上で手首を捻り、器具に捩じるような動きを追加させた。
「勿論だ。実によい進捗を見せている。ああ、ミランダ殿の希望に沿い、他の検査も並行しよう。こちらは如何かな?」
空とぼけた口調と共に、肥満男の手が露になった乳首に伸びた。最早いちいち許可を求めることもせず、甘い吐息を押し殺す魔女をニヤケ顔で見上げながら巨乳の先端を摘み、乳頭を指の腹で転がす。
「くくっ!よく見よ。お前の主人は今、女の悦びに浸っておる。分かるな?何一つ危険なことはない」
ことあるごとに自分を威嚇してきた黒犬にまで余裕の表情を見せつつ、肥満男は魔女の肉体をじっくりと責めあげていく。
■ミランダ > 「よく、回る――口だ、ことで」
割れ目に触れる震動。
ローションだけではない液体が機器に触れているのか、びちゃ、くちゃと水音が響き、女の内股に飛び散り垂れて伝い床を汚す。
痛いぐらいに存在を主張する淫核がねじるような動きによって触れられると、びくりと魔女の身体が小さく跳ねた。
「……なに、が……っ」
自分より低い位置にある男の顔。
低い声で威圧するようにとがめる声を上げるが、再び漏れだしそうな甘い声を利かせまいと指の腹で唇を塞ぐ。
胸の頂はとっくに起立し、そこに触れられる男のごつい指。
摘まみ、撫でられ、転がされ。
機器が触れる内股からは隠し切れない愛液が飛び散りまた床を汚す。
わう、わうと護衛の犬が何度か吠える。
……よく見れば尻尾を振り、その股間の一物は興奮から勃起しているけれども。
余裕な男とは対照的に、魔女はひく、ぴくと身体を細かく震わせながら必死に目を閉じ堪え……きれずに、首が小さく振られ乱れた銀の髪の先端が男を拒むように相手に触れるだろうか。
■オドグ > 「おお、これはこれは。正に特異な反応と呼べるものではないか」
震動で攪拌された愛液が床に垂れるのを見た肥満男が、懸命に耐え続ける魔女に下卑た笑みを浮かべる。そして、犬の吠え声を聞いて其方に視線をやり、声を上げて笑った。
「はははは、見よ。あやつも期待しておる。なぁミランダよ」
相手を呼び捨てにした肥満男は、震動する器具を一旦引く。ローションと愛液にまみれた先端と、秘所との間に透明な橋がかかった。
「お前の忠実なる友に、褒美をくれてやるがよい」
そう言いながら、再び器具を股間に触れさせる。ぬちゅっと音を立てる先端が押し付けられたのは、張り詰めた淫核。最も敏感な場所を直接刺激しつつ、巨乳に指を食い込ませ、指で挟んだ乳首を締め上げた。
「そら。お前の「雌」を見せてみろ」
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミランダさんが現れました。
■ミランダ > 「……女なら、こんなことされて……」
内股がきゅ、と締まり必死に堪えようとするが限界が近いとばかりに足が震える。
男のゲスな笑い声に屈辱感を感じてから頬まで真っ赤にしながらも。
「ふーっ、ふーっ……っ。」
離れる器具、糸を引く秘所とその先。
耐えられないと足の力が抜けて、自分よりも小さな男を見上げるようにぺたりと床に座り込んでしまうだろうか。
自分の愛液とローションが混じった池に座り込むと若干の不快感。
「……なに、がご褒美……よっ」
発情中の愛犬、見なくてもわかる――いつも通りだ、と。
もしかしたらこの魔女が愛犬と致しているという噂も事実かもしれぬかと――それはまた別の話題だが。
「ぃ――」
不意打ち気味に再び触れられた器具。座り込んだ女の背が逸れて、股間を突き出すような姿勢に。
痛いぐらいに同時に摘まみ上げられる乳首と陰核への振動。
「ぁ、だ……めっ! それ、だ、めっ――!」
口を塞いでいた指が蕩けた青い目を隠すように上げられる。
耐えられるのは果たして何秒か――、一際大きく身体が跳ね。
ぷしゅ、とはしたなく盛大に潮を噴かせながら――
「ィ、くッ――!?」
雌を見せろ、と頭上から注ぐ声に従ってしまうように女が、雌が、果てる姿をはしたなく晒してしまうだろうか。