2025/06/23 のログ
アキアス > 近づく合間に垣間見える少女の所作、そのひとつひとつにずいぶんと育った肉が形を変える。
男もだが周囲も、さんざんとその様を眺めては楽しんでいるようで。

受付嬢がちらりとこっちを見て面倒を起こすなと牽制してくるも、にやりと口端引き上げるだけ。
それにため息一つ零さず少女の登録を案内しているのだから流石というもの。

さて、すぐ傍で小柄な娘を見下ろせば、彼女が内心で違う意味合いながらも男と同じ感想を浮かべたとはつゆ知らず。
そしてやはり、男とは違う意図でその鍛えられた体躯に這う視線。
ただ、絡まれて怯えて困って……というふうでないのは、そのあとの反応で知れた。

「ほんとかぁ? 溝掃除だの、配達だのは登録しなくても受けられるぞ?」

ギルドに登録するほうが勿論都合はよいが、子供の使いのような仕事は冒険者、として登録するまでもない。
だから、わざわざ登録するのならより危険であったり難易度が高かったりするものを受けるため。

言外の子ども扱いは、半分はからかい、半分は『冒険者』に変にあこがれる少年少女への窘め。
もっとも、そういう回りくどい言い回しは伝わらないかもしれないな、と。

自分がガキのころもシスターの説教に頷きゃいいって思ってるやついたなぁ、と、上下する首の動き、と、その下のぷるんぷるんと連動する乳房の動きをと、眺めてしまい。

「ぁ? どこ、って……その、やたら誘ってるふうなのに打たれ弱そうな可ぁ愛いケツだよ」

ようやっと男の邪な視線に反応しての防御態勢を取る少女。そこに至って、立派なガントレットはつけていると知り。
けれどもどう見ても薄布だけ、何か魔法的なエンチャントでもあればいいが……と、心配になるブルマに浮かぶ尻。

そこからまた、少女の腕の動きで柔らかさを教えてくる胸元に視線向けつつ。

男の大きな手は、防御力低そうなその桃尻果実狙って伸び、そこを揉みしだいてしまおうとする。

パニア > 「ウチを舐めないで欲しいッスね。溝掃除? 配達ぅ? そんなのはチェリー共の仕事ッス」

ガントレットの手指をたわわに添えて、黒髪ショートがドヤ顔でのたまう。
ちなみにこいつも経験皆無の童貞である。
獣や雑魚モンスターの討伐こそ終わらせてはいるものの、冒険者界隈でチェリー呼ばわりされなくなるのは対人相手の殺しを経験してからの事。
後ついでに先達のからかいに反射で反発したものの、爆乳の内では『ほほー、そうだったんスか!』と、存外素直に新たな知識をインプットしていたり。

「ささささ誘ってないッス! 後弱くもないッス!」

童顔の炎熱を強めつつ、わあわあ騒ぐ小娘が股間から尻へと両手を回す。
その結果、大男の碧眼に晒されるのは赤布食い込む秘園と、そこからむちっと膨らむ太腿の織りなすトライアングル。
それと飛び跳ねるようにしてお尻を守るアクションに、言うまでもなく乳も揺れ

「みゃあぁぁぁあッ!?」

奇声が轟いた。
無造作に伸ばした先達の手指が、揺れるたわわをキャッチしたから。
豊満な半球のどこまでも柔らかく指先を飲み込む包容力。
かと思えば小気味よく指先を押し返すスポーツ娘のしなやかな弾力性。
そのコラボレーションは見てくれ以上の至福でもって無限に揉んでいたくなるかの心地を大男にプレゼントした。
しっとりと汗濡れた体操服の感触などは生々しくて実にエロかろう。
受付嬢は『うわこいつやりやがった』と美貌を顰めるも、既に冒険者登録は終わって新米を示すGランクの木札も手渡した後。
ギルド職員の中でも善性にアライメントを寄せる受付嬢なれど、冒険者同士のやり取りは基本当事者同士に任せるのが通例であり、大男の絡みも忠告とからかいを主とした物と判断したのだろう。
営業スマイルは無言をキープである。

「おまっ、おっ、おっ、おまっ! そ、そそそそそそそこになおれッスぅぅうう!!」

あんまり勢いよく後退ったせいですっ転びそうになりつつも、赤面娘は乳揉みの悦の色濃く残る爆乳を片手で守りながら、人差し指を男に突きつけた。

アキアス > 「ぶふっ!」

チェリーども、と、まさか自分が絡んだときよりも芝居めいたセリフが返ってくるとは思わず、噴き出す。
くつくつと喉を揺らしながら口元抑えるのは、一応はウザがらみ先輩冒険者仕草の最中であるからか。

じゃあなんで声跳ねさせ裏返しにして登録依頼をしているのか、と、突っ込んでやりたいが。
誘っている、弱そう、というのにだた否定を繰り返すだけのレスバ仕掛けてくる小動物めいた仕草に、また喉揺らして笑う。

そうしつつも、伸ばした悪戯手指が、狙いと違って……狙いよりもよっぽど柔く、指に心地よい弾力を返す果実を掴んだなら。

おっと、と、思いながら。受付嬢の呆れた視線、同僚たちの侮蔑あるいは羨望の視線を受けながら。
彼女が持ち前の反射神経で大げさに跳ね退くまで、大きな指がこれ幸いと、むにゅぅ♥ もにゅぅ♥ と、柔肉に埋められる。

健康的ながらもむちりと肉付く腰下の眼福。
指先にたっぷり返る質量と、汗濡れ布地のせいで指に張り付くような揉み心地の至福。
堪能しきる前に距離を取り、指差してくる相手に、わきわきと今しがた彼女のたわわを味わった愛撫の手つきを見せつけて。

「事故だぞ、事故。それでもやるってんなら、覚悟してこいよ、新人ちゃん?」

受けた不埒な行為に顔を真っ赤にとしながら叫び来る顔は、正面からよくよく見れば年相応の愛らしい顔。
声の勢いほどの迫力がないのはその顔をまっすぐ見たせいか。

冒険者同士の諍いは、よほど行き過ぎ他に被害でないなら当事者同士のこと。

だから、絡んでくるなら、どうされても助けは無いと暗に示しながら、ちらりと受付嬢を見やる。

やりすぎるな、と、笑顔の本来の持つ攻撃性を垣間見せられれば、アイアイマム、と、肩をすくめて見せた。
それが、少女には侮っているようなふうに、見えたかもしれないが。

パニア > 「―――んあ♥」

不意打ちの乳揉みに対する呆然から、ぴゃっと飛び退くその直前、ぷるんと艶やかな唇が意図せず漏らした小さな喘ぎには紛れもない悦が含まれていた。

「いやいやいやいやどー見ても事故じゃなかったッスよね!? ウチのおっぱいむっちゃ揉んでたッスよねえっ!!? って受付嬢さん、なんで視線逸らしてるんスか!??」

姦しい声音までも可愛らしく、きゃんきゃん吠える小動物。
しかしその真っ当な主張は、こんなやり取りもまた冒険者登録同様の日常茶飯事でしかない冒険者ギルドでは問題にもならない。

「ええい吠えたッスね! そこまでゆーならやってやろーじゃないッスか! 青タンこしらえて後悔するといいッスよォ!」

受付嬢とのアイコンタクト。
そこを狙って差し込んだかの踏み込みは、ベテランの大男にして一瞬小娘の姿を見失う程鋭い物。
面白いことになってきたとばかり余興を楽しむ他の冒険者達も、その時ばかりは真顔となって眉の一つも持ち上げたはず。
そうして彼の懐に飛び込んだチビは度胸一発左フック。
筋骨の鎧にがっちりと守られたレバーへの抉り込むような殴打は、ブォンッと物騒な物音を伴い振るわれた。
―――――とは言え見るからに我流の動き。
獣人もかくやという膂力と瞬発に任せた力自慢のテレフォンパンチ。
力のベクトルは纏められる事なくあちこちに散り漏れて、フェイントの一つも介さぬ素直な拳軌は海千山千のベテランからすればどうとでもいなせる物でしかない。

アキアス > 生傷が目立つも健康的な体躯、その少々育ちすぎたような他の場所が目を惹くし、
髪も令嬢が良くするように艶やかに伸ばしていないから気づくのが遅れたが、十分に可愛らしい顔立ち。
その口元からほんのり艶めかしい声が聞こえれば、いっとういやらしく指を蠢かして見せて。

にんまり笑って揉んでたという詰問には黙秘。
受付嬢はそろそろ受付前からは退いてくれないカナーくらいな心持ち。
そのくらいに茶飯事ではある冒険者同士のじゃれあいのようなもの。

そんな受付嬢とのやりとりの合間。
視線を外した隙を見て飛び込んでくる、機を狙うその本能に根差すような思い切りには、見事だと賞賛を心の中で送る。
とはいえ、男もしっかりと『冒険者』なのだ。彼女が言う所の『チェリー』ではない。

「いきなりかよ! っぶねぇなぁっ!」

踏み込み音にしっかりと反応し。こいよ、と言っておきながらの勝手な悪態吐きながら。
一瞬は見失うも、距離を詰めてきた彼女の一挙手一投足をしっかりと見つつ――自身に取りつく淫魔からも、こっそりと彼女の動きを伝えられつつ。

ガントレットの剛健さも相まって喰らえば青痣くらいでは済まなそうな左フックを、腹筋かすめるすんでで躱し。
そのまま、彼女の殴る勢いを助長するようにして、くるり、と、度胸満点の新人の腕を取って身体を流させ。

勢い余ることになるだろう彼女の身体を背後から抱くように引き寄せて、羽交い絞めにしていこうとする。

うまくいけば……野太い腕が少女の胸の上を抑え、腰を抑え。
両腕の合間にそのわがまま爆乳をと強調させるように挟み込み。観衆にサービスサービス、とばかり、見せつけていこうとするか。

パニア > 骨を砕き、臓腑を潰し、肉を爆散させるような、そんな馬鹿げた一撃でこそないものの、見るからに重たげな手甲を颶風伴い叩き込む打撃が軽かろうはずもない。
これだけでも見目相応の爆乳チビでない事は分かるだろうが、達人から見れば無駄だらけの拳撃は、大男の分厚い脇腹に打撲の青痣を刻むが精一杯の代物だ。
そうしてそれとて当たればの話。

「んんぇっ!?」

空を切った拳撃の重さに泳ぐ小躯が、先達の以外にも繊細な誘導によってワルツを踊り

「ふえ? にゃっ? な、な、何スかこれっ? 何がどーなってこーなったッスか!?」

結果が見せるは大男の目論見通り。
剛腕を絡めた背後からの抱擁が、新米の抵抗をすっかり抑え込んでしまっていた。
じたばたと身じろぐばかりの無駄な抵抗は、それに合わせて揺れたわむ爆乳を男の腕間に歪ませて、ぺろんとめくれたトップスから健康的に引き締まったヘソ穴まで覗かせて、観客と大男を楽しませるばかり。
乱動に合わせて巨躯の太腿に押し付けられる大尻は、むっちむちの肉感で時に男の鼠径部をも撫で揉んで、黒髪ショートのうなじが香らす若い娘の甘汗はフェロモンめいて先達の下腹に熱を灯しにかかる。
更に言うなら必死の抵抗ではあはあ言う吐息がセックスの際に漏れる喘ぎめいてくっそエロい。
ついついその場でレイプしたくなる程の劣情を男の胸中に渦巻かせようが、流石のチビもそんな初体験は勘弁して欲しい所。
まあ、流石にそこまでいけば、受付嬢も黙ってはいないだろうが。

アキアス > 躱したものの、空を切る音はひどく鋭い。
脇を掠めるそれは、どこかの流派などを噛んだ形式めいたものとは違うが、粗削りながらの才覚を思わせるもの。

ひゅう、と、首筋が冷える思いをしながら、口から出た音はからかったりのものでなく、しっかりと賞賛のそれ。
ただ、この場は男が一枚上手で――……男の思惑のままに、体操着の爆乳少女はその身を拘束される。

鍛えられていることは、捕まえた身体が……纏う衣装が衣装だけによくよく伝わり。
そしてそれを覆い隠しそうなほどに、雌の身体であることも、彼女が抵抗するたびに教えてくる。

暑さと緊張と、その後のやり取りにより汗ばむ身体。その匂いはずいぶんと甘やかに香るようで。
捕まえてしまっている彼女の項向けて、ふぅう、と、細く息を吐き。

「覚悟しろっつったろ、猪娘め。っ、お、あんまケツ擦り付けんな」

やんややんやと、小競り合いに沸き立っていた周囲から、先ほどまでとはまた違った意味で歓声が上がる。

『いいぞー! アキアスー! 最低ー!』

そんな声で、男の名も知れるだろうか。あるいはそれどころではないかもしれないが。

「……さぁて、将来有望な新人に、もちっと教育してやろうなぁ」

からかうだけに留めようかとも思っていたところ、男の欲を本格的に炙り立てる雌声に中てられ。
雄の低い声が、少女の耳元に吹きかけられる。

心なしか、頬に色を乗せる受付嬢にちらりと目くばせ。慣れたように頷いては、カウンター裏の部屋番号札が、一つ、利用者ありに変えられる。
ギルド二階は宿になっており、そこの空室状況確認用のそれ。

これから利用される部屋の鍵を受け取り、筋肉質の腕で軽々爆乳娘を抱えたまま。
男は階段を上っていって――……。

アキアス > 【移動いたします】
ご案内:「平民地区 冒険者ギルド」からアキアスさんが去りました。
ご案内:「平民地区 冒険者ギルド」からパニアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシアンさんが現れました。
シアン > 平民地区、大通りに軒を構える冒険者ギルド。――の、前。

「おいおいおいおい一雨来そうだよ。
 ……こーゆー時ゃマジ来るんだよな……」

大通りを臨める長椅子にどっかりと尻を落とし、
立ち込める暗雲を見遣ってぼやく男が一人。

「あ゛ー。どうすっか。もう帰るか~……?」

背凭れに背も肘も預けて、くるり、腰と首を捻って後ろの窓から建物内を見遣ると――

冒険者のパーティが依頼報酬の分前を巡ってそれはもう揉めに揉めた喧嘩がまだ続いている。
ギルド職員は困っているし、他の連中も関わり合いになりたくないから遠巻きで、
自分も騒がしいの嫌でこうして外に一時避難中。
できれば何かしろ依頼でも受けたかったところだがあれではしばらく収まりそうもない。

「ん゛ーーー」

そこらの出店から買ってきたドリンクをずじゅるる~っとストローで啜りつつ、しかめっ面。

シアン > 「いっそんことなぁ……」

さっさと殴り合いして決着付けるなり周りに止められるなりすれば話は早いが……
どうにも終わらぬ気配はなくお天気模様も悪くなる一方ともなれば頷き一つ。

「しゃあねえ、帰るか」

ドリンクの紙コップを握りつぶしてゴミ箱へと捨ててから、よいしょと一声上げて立ち上がり、
いよいよ降り出しそうな曇天の中やや急ぎ足で逗留している宿へと引き返すのであった。

尚、結局、帰路の途中で雨には降られて大層濡れた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシアンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にグリードさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からグリードさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にグリードさんが現れました。
グリード > ギルドの受付。カウンターに差し出された成果物の回収、山の奥まった場所に生える薬草等、
所謂駆け出しでも引退者でも出来るような材料収集の類。
先に預けていた金のおかげで追加費用も発生せず、また同様の依頼を頼んでからその場を離れる。

依頼を終えて一息つくものが集うギルドの酒場。薬草の入った袋をカウンター上に置いてエールを頼んだ。
盛んに今日の成果を語る者。苦労を語る者の話に耳を傾けながら、欲望のままに生きるその様を好ましく思う。

ただ、欲望のままに生きた先が、常に良い物とは限らない事を知っているため。
その先に落とし穴を掘って用意しているタイプの身からすると、滑稽でもあり、それはそれで飯のタネとなる。

「お盛んで、この世の春って感じだなホント。」

向かうところ敵なし。そんな語り口で暫くは、彼の英雄譚は語られるのだろう。
惜しむらくば戯入試人の手によって、でない所が格好つかないが。

グリード > このまま居ては吟遊詩人にでもなれそうだ。

とある若い勇者の英雄譚(自称)といった所。
空になったジョッキとそのお金を置いて、男の姿はまた街に。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からグリードさんが去りました。
ご案内:「平民地区 冒険者ギルド」にパニアさんが現れました。
パニア > 「ひ……ひでー目にあったッス……」

朝から降り続く雨のおかけが、連日の猛暑の緩んだある日の午後。
日焼け肌の小娘が冒険者ギルドの階上にある宿泊施設から降りてくる。
若干の汗臭さを残す体操着は先日からの着たきり雀であることを示していて、要するに『昨夜はお楽しみでしたね♥』とからかいの笑みを浮かべて耳打ちした受付嬢の言う通りだったりするのだが

「ち、ちげーッス! たたたた楽しんでなんていねぇッスから!!」

途端、真っ赤になってぎゃーぎゃー喚き散らす様子をみれば、わざわざ真相を確かめる必要もあるまい。
ともあれ、昼休みも終わった遅い時間。
今から学院に戻っても最後の授業に間に合うかどうかという所だし、今日はもうサボってしまおう。
という事で、ギルド内をぱっちりと大きな黒瞳で見回せば、まばらな利用者の中には異国情緒溢れるキモノ姿の男なんかも居たりして、しかもなんか二匹の毛玉がわちゃわちゃしていて実に可愛らしい。
『ほへぇ、冒険者っつっても厳ついのばっかじゃねーんスねぇ…』
なんて感想も浮かぶものの、改めてその体躯を見れば十分にデカかった。
『うん、やっぱ冒険者パネェッス』と、結局はそんな感想に至りつつ、冒険者になったばかりの新米はあちこちを物珍しげに眺めながら赤ブルマの尻を揺らして掲示板前へと移動した。

ご案内:「平民地区 冒険者ギルド」にグスタフさんが現れました。
パニア > さて、クエスト掲示板前に来たのは良いものの、やはりこの時間ともなればまともな依頼など残っているはずもない。
臭い、汚い、危険、更に安いと三拍子どころか四拍子そろっているようなヤツとか、年単位で放置された糠漬け依頼だとかそんなんばっか。
それでも、憧れの冒険者になったばかりの小娘は、そういった依頼の数々を眺めているだけでワクワクしてくる、のだけども。

「うぅぅ……まだ股のトコになんか入ってる気がするッスよぉ……。あの強姦魔め、うちは初めてだったってゆーのに二度も三度も……」

ちょいっと横に動いた拍子、下腹に生じた違和感に思わず漏らすひとり言。
唇を尖らせぶつぶつ零すも、そっと下腹を押さえたその頬は昨晩の出来事を思い出したか、じんわりと朱を滲ませる。
豊満極まる爆乳や、それに劣らぬボリューム感のお尻はいやらしくも、寝癖もそのままな黒髪ショートや、日焼けどころか生傷も目に付く肌、そして何より半袖体操着とブルマという格好が色事とは無縁の健康的スポーツ少女という印象を強める小娘が、よもや昨晩、出会ったばかりの中年男を相手に初体験を済ませたなどとは思うまい。

グスタフ > 「今日は蒸すなぁ……どうだい、景気は」

冒険者ギルドに来た大柄な男は、挨拶代わりに受付嬢へ依頼を渡した。
ここから少し離れた森での魔物退治と薬草の採集。面倒くさいが割は良い。
受付嬢はにこやかに笑って、その新しい募集を張りに行く。
男は神聖都市から持ってきた依頼書を預けると、一息ついた。
鼻歌交じりにギルド内を見回し、どんなのがいるかと眺めれば。
健康的な姿の肉付きの良い少女に目を惹かれる。
ああいうのもいいなぁなどと、見て無精ひげを擦りながら近づく。

「こんにちは、依頼探してるのかい?
 あー、俺はグスタフ。聖堂預かりの騎士だ」

にこやかに手を振りながら近づくと、自己紹介。
そのまま受付嬢に渡した依頼の写し書きを見せる。

「今持ってきたばかりの、依頼があるんだが……キミやってみない?」

依頼の写しを見る前屈みになった彼女を覗き込む。
何か健康的な色気だけじゃない。妙に艶っぽい印象に男の気持ちがそそられる。