2025/06/22 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からキールさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にライラさんが現れました。
ライラ > 「んー…今日は出遅れたかな」

日が高くなった頃の冒険者ギルド。
少し遅くなってしまったが依頼を探すためにギルドへと足を運ぶ。
しかしある意味想定通りに良い依頼は既に受けられ、残っているのは割に合わないか遠出というものが殆ど。
不思議と近場で割りが良い物もの持ってはいるが、内容をよく読めば怪しい依頼であり。
それを除外するとやはり、これという依頼はなく。

「こういう時は臨時講師でも受けるのがって……こっちもないね」

普段なら先ずある講師の仕事もこの日に限っては残っていなく。
どうしようか、諦めて帰ろうか、それとも少し待ってみようか。
それを考えては取りあえずは邪魔にならない場所に移動をして考えることにする。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にエズラさんが現れました。
エズラ > 「さて……どうしたもんか」

同じ頃、冒険者ギルドの受付で悩む男が一人。
その手には二枚の依頼状。
いずれの内容も討伐を求めるものであったが、少し厄介で――
そんなことを考えていると、ギルドのすみっこに見知った顔を発見する――

「おおっ!ライラ!」

なにやら考え事をしている様子の剣士に向かって笑顔を向ける。

「ヒマしてんのか?ならオレと組まねぇか――」

近くに来ると、手にした依頼状を差し出すことにする。
一方には厄介な魔物である魔樹の退治依頼、一方は南方の孤島で目撃された怪鳥の調査依頼――
一人では少し荷が重いものばかり。
決めかねていたので、どうせなら彼女に選んでもらおうという算段。

ライラ > 暇を持て余すと最終は昼寝になってしまうのでそれは避けたい。
しかし今の状態ではそれが最適解に思えてしまい。
それが最善かもしれないと思い始めた頃に名前を呼ばれ意識を向け。

「あれ、エズラ?珍しい場所で会うね」

冒険者なのだからギルドで会うのは当然なのだが、暇で頭の回転が落ちそんなことを口にし。
笑顔を向ける男に軽く手を振って挨拶をして。

「暇?暇も暇だよ。……何かいい仕事でもあった?」

男が近づてくるのを緩い笑みを浮かべて待ち。
見せられた依頼状に目を向け、片方は前に見つけたものがまだ残っていたのかと呆れ。
もう片方は結構遠出かなと考える依頼であり。

「んー……それなら僕はこっちかな。魔樹の方は焼くしかなさそうだしね」

そう言っては怪鳥調査を指でつつき、倒す面倒より距離の面倒を選んで。

エズラ > 「おおっ、こっちか――」

魔樹討伐任務は、自分が考えていた作戦とほぼ同じ回答であった。
二人いれば延焼を防ぎつつ立ち回れる可能性もあったが、面倒な戦闘になる可能性が高い。
あまり積極的に討伐依頼を受けない彼女のお気に召さないのは納得。

「ようし、そんなら早速、善は急げってことで――」

喜び勇んで、受付に臨時パーティーの申請に向かうのであった――

ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からエズラさんが去りました。
ライラ > 「そっちは旅行気分で行けそうだしね」

流石に火を使って森ごと焼くなどなれば別な意味で大変なことになりそう。
それを考えるとまだ遠出のほうがマシに思えるのは当然であり。

「そんなに急がなくても怪鳥は逃げないよ?逃げたほうがいいのかな」

そんなことを口にしながら後を追いかけて。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からライラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区冒険者ギルド」にキールさんが現れました。
キール > 今日の依頼が早めに片付いた男、報告前に塒で体をさっぱりと清めてからギルドへとやってきたが、容赦も遠慮も無く刺し込む太陽によって男は若干イライラしてしまうのは仕方のない事ではある。

ややささくれ立った気持ちのママギルドへと足を踏み入れれば頭上高く大地ごと人を焙る太陽は遮られ、かわりに肌を撫でるのは開け放たれた窓から流れ込む熱の籠った風。

じわりと浮かぶ汗が肌に浮かび男の太い首筋からゆるく開いた胸板の間へと流れていく。

小さく舌打ちしてから報告カウンターではなく真っすぐに併設された酒場のカウンターへ。
少し高くなるが魔法で冷やされた酒と氷の入れられたジョッキを頼めばギルドの安い蒸留酒がそそがれた其れが男の前に。

木製のジョッキを掴み持ち上げて一口。
冷たさにその後に喉を焼くような熱とが男の体の中を駆けまわりようやく一息。

そうしてから男は酒場の中、興味を引く手合いでもいないかと視線を軽く向ければ男を知っている者は何と無しに視線を逸らすばかり。

キール > どうせ汗をかくなら女を抱くなり、戦いでもしている方が紛れるが、少なくとも男を相手に楽しませてくれそうな冒険者達はこんな時間から飲んではいないのは確かで。

今いるのは三流や四流、駆け出しや落ち切ってはいない程度の澱んだ冒険者達ばかりで。

其れがまた一つ男の心を苛立たせているが、それを飲み込む様にまたジョッキを軽々とグラスの様に持ち上げ口をつけ、やや酒精の混じった吐息をふっと吐き出してから何と無しに刺激を生むような新たな存在が現れないかと視線を向けた。

キール > そうは思ってみてもそうそうその扉から男に刺激を与えるような人物が現れるわけも無く。
小さくため息をつきながら火照った身体を冷ます様に、外で蓄えた熱を鎮めるように冷やされた蒸留酒を煽っている。

報告をするとして少し体を動かそうにも手応えのいない相手ばかりで有れば自然と残るはトレーニングだけで、しかしながらどうせなら組手や格闘の方が良いと考えながらどう動いていくか思案を巡らせていく。

ご案内:「王都マグメール 平民地区冒険者ギルド」からキールさんが去りました。
ご案内:「平民地区 冒険者ギルド」にパニアさんが現れました。
パニア > 「――――ボッ、冒険者登録、お願いするッス!」

しょっぱなの一声を裏返らせた、元気いっぱい気合たっぷりなセリフが響いたのは、うだるような熱気が屋内にまで停滞する初夏の日の午後の事。
午前中の仕事を終わらせメシを食い、夕刻のラッシュに備えて残った雑務を終わらせようかという若干だれた時間帯。
冒険者ギルドのカウンターに訪れたのは、王立学院の体操着も真新しい黒髪の少女であった。

『デッッッッッッ!』『エッッッッッッ!』
機械的な営業スマイルを浮かべる受付嬢は無論の事、その場に居合わせた誰も彼もが同様に垂れ流しただろう脳内コメント。
ここに来るまで外気に散々炙られたのだろう日焼け肌は、健康美を伴う汗をたっぷり伝わせ、柔らかくも暴力的に膨らむ双丘を体操服に濡れ透けさせてR-18のタグ付けを行っていた。
いや、乳首とかが見えちゃってるとかそこまでいかがわしいアレではない。
それでもシンプルなスポーツブラもぱっつんぱっつんに張り詰めさせる肉果実の悩ましさはエロいの一言。
体操着の白裾から覗くボトムスが、短パンではなく今どきブルマ、しかもスポーティに股間に食い込むタイプなのも新米のヤバさを助長する。

両手に佩いた黒鉄のガントレットが重々しい無骨さに満ちている事や、奔放に毛先を跳ねさせる黒髪ショートの小顔が可愛らしく整っている事などに気付くのは、ぽよんぽよんのおっぱいをがっつり観察した後となるだろう。

ご案内:「平民地区 冒険者ギルド」にアキアスさんが現れました。
ご案内:「平民地区 冒険者ギルド」にシロナさんが現れました。
シロナ > PL:遅かったですね、失礼しました
ご案内:「平民地区 冒険者ギルド」からシロナさんが去りました。
アキアス > じとつく熱気で仕事などまともにする気にならない午後。

それでも仕事をしないことには日々の糧を得られない。
せちがらい冒険者事情の中、ギルド併設の酒場でくだをまいているのは、暑さに負けた者や、
糧を得るのを今日はなんとか免れている者、というところ。

赤髪の巨躯の男はぐってりと酒場の机の一つに温い水を一杯置いては机に向かって息を吐いていた。
昨日うまく稼いで糧を得なくて済んでいるほうの身分。

そこに聞こえたのは時折いる、妙に気合を入れてくる初心者冒険者のものと思い、顔を上げて……。

「で……っけぇな、おい……」

声に出た。

いつも男が夜の盛り場に誘っても涼し気な顔の受付嬢もどこか頬が震えているように見える。
それでも整ってみえる笑顔は流石のものだが。

そんな表情させているほうの新人らしい少女は、身体を使うのがいかにも得意そうなふう。
なにせ格好が学院で学生が来ているというような運動着…の、ずいぶん特徴的なもの。

年に見合わぬ胸部を如何なく見せつけるような恰好に、改めて頭の中で、でかいな、と。
遠慮もなくその育った胸元をまじまじと見つめ……にへら、と顔を弛めて。がたり、と椅子から立ち上がり、登録の説明受けているだろう少女のほうにと歩み寄り。

「気合入った格好だなぁ、お嬢ちゃん。ここがどういう場所か分かってるか?」

ちょっと、古臭いが。時折冒険譚の序盤で書かれるような新人にうっとうしく絡む先輩冒険者風に声をかけてみよう。
もちろんその緑の双眸は、遠慮もなく彼女の健康的な脚だの、腰下の形浮かすブルマだのに向かわせて。

パニア > 酒場でクダ巻く先輩冒険者の忌憚なき感想は、幸いにして爆乳チビの耳には届かなかったらしい。
ベテラン受付嬢のこれまで何度繰り返してきたかも定かではない冒険者登録案内に、緊張と高揚で強張った顔を繰り返し上下させ、手渡されたペンでかりかりと必要事項の記入を行い、そのアクションの尽くで観衆の目を楽しませるたわわの揺れ、拉げ、撓み、弾む様子を見せつけていた。
さて、そんな日常茶飯事も終わりに近づいた頃

「――――――……ッス?」

のっそりと近付く気配に向けた黒瞳が、間合いを狭めるに従い上向いていき、ついにはぽかんと唇を開いた間抜け面で目蓋をぱちくりさせた。
『デカ!』
という心の声もだだ漏れる田舎娘の純朴顔。
中年に差し掛かろうかという年齢に反して緩んだ所のない精悍な顔立ちの後、胸元、腹部、二の腕へと映した視線は、登録したてだろうと冒険者。
己と相手の戦力比を冷静に観察するための抜け目のなさ――――――などではなく、単に厳つい男の筋肉美に惚れ惚れしていただけの事。
それの証拠に

「………んむぁ!? ッス! だ、大丈夫ッス! ちゃんと分かってるッス!」

好奇心に一匙の悪意を滲ませた先達の問いかけに、若干遅れて応えた小顔は『コイツ、何も分かってねぇな……』と受付嬢も呆れる風情でこくこくこくこくぷるんぷるんぷるるるるるん。
首肯と乳鞠のフォロースルーに終始した。
ブルマから健康的に伸びいでるむっちむちの太腿だの、見目に反して結構な頑丈さと防御能力を誇る赤布を大きく膨らませるおしりへの視線に気付きもしな―――――

「ど、どこ見てるッスか!?」

気付いたらしい。
ぽけらーっと男を見上げるばかりであった黒瞳が、その視線の行き着く先をようやく知れば、ハッとした顔で一歩後退って内股とガントレットの双手でブルマの股間をガードする。
その結果、体幹に向けて狭めた両の二の腕が体操服の胸元をむにぅん♥ と歪めて今度はそちらに視線誘導を行う悪循環。