2025/06/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にキールさんが現れました。
キール > 暫く仕事で町を離れていた男。
貧民地区の自分の塒にしていた酒場に戻ってきて仕切り直してからとりあえず平民地区へと足を伸ばしてみるかとぶらりと姿を現す。

昼の太陽の熱の余韻を残すかのように熱を蓄えている道を歩きながら賑やかな大通りへと貧民地区から足を踏み出せば冬の頃とは賑やかさや明るさが異なる往来を見下ろし、ちらりと視線を左右に滑らせてから出店が並ぶ区画へと向け足を踏み出す。

「さて、女でもいないものか。」

仕事故に男に囲まれておりだいぶ溜まってはいるが、かえって来て早々娼婦を抱き潰すのも面白みに欠けるとばかりに平民地区へと訪れた男。
腹の足しついでに探してみるかと視線を軽く滑らせながら大きな足で大地を踏みしめぶらぶらと進んでいく。

巨躯の大男故に往来の中でも目立ち人目を引く上に、どことなく漂う無頼の香りに敏感な市民たちは自然と男を避けるために人で込んでいても男だけは悠々と歩くことができる。
その余波に巻き込まれて男の前にはじき出される者や、男の顔見知りで有れば容易に見つける事もできるだろう。

キール > 男はゆったりと歩きいるのはやや人が減り始めた時間帯。
ミチミチに人がいるわけでもなく、やや落ち着いた雰囲気と共に、外で酒を煽り肴を味わう賑やかな小集団が散らばる中を先ずは何を食うかと高い身長で見下ろしながら視線を這わせ、鼻を効かせ先ずは串肉にたれをつけて香ばしい匂いを振りまく露天へとすすんでいく。