2025/06/15 のログ
■ルーベル > 夜も更けても喧噪覚めやらず。
潰れて連れ出される者、入れ替わりで入ってくる者。
微睡むようにしながらも、意識は保ち、術酒を愉しめるだけあってか隙は見せないものなど。
様々な人間模様を眺めるうちに夜は更けていく…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 術酒の酒場」からルーベルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 広場」にルーベルさんが現れました。
■ルーベル > 貧民地区と平民地区を隔てる場所を示す様な広場。
気紛れな貴族が、高貴な者の義務と声高に主張しては行われる『救済の炊き出し』。
参加する者の思惑は様々。それこそ気高い志の者もいるし、ただの偽善と割り切りながら金を出した手前と顔だけ見せる者もいる。
実際に一食にも困る者には受けもよいのだろうけれど、貧民自体への恒久的な救いには成り得ず。
むしろ餌に釣られて少々小奇麗にして寄ってきた顔立ち整った者などはこの場で囲われたり、後々所在が分からなくなったりと良い結果ばかりではないのが実態ではあろう。
それでも貴族同士や大店商人などは評判も欲しいからか開催は定期的に行われていて。
手伝いにと雇われた教会関係者、冒険者、平民なども入り混じる、一種独特の空間。
「面子の揃い用は兎も角、眺めるだけでは退屈だのぅ」
そんな場所でも護衛に囲まれ施しの様子を眺めるだけの貴族たち。そのうちの一人であるルーベルが益体も無い事をはっきり告げては近くにいた貴族に苦笑される。
手ずから給仕めいたことをする奇特な貴族も居なくはないがやはり少数派。
参加した多くの貴族やそれらの代理人はつまらない催しの一つとばかりに人の集団を離れた位置から眺めるばかり。
見るだけでは飽きたのか、何か興でも引いたのか、その席から離れて周辺へと足を向ける男。
衛兵らしき者が一応は止めるも手で構うなとばかりの仕草を見せては、人の間を歩いて周る。
なにか面白い手合いでもいないか、いっそ不埒者でもいれば面白いのにとばかりに。
■ルーベル > 用意された食料品が無くなり、炊き出しの終了が宣言される。
そうすればもはや用は無いと集まった者は足早にその場を去っていく。
主催側もそれは同じで、それぞれに帰路についてゆき…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 広場」からルーベルさんが去りました。