2025/05/25 のログ
ご案内:「魔族の国・欲望の街「ナグアル」」にレオンハルトさんが現れました。
レオンハルト > ここは欲望の街ナグアル。
普通であれば、人間の王族がこの街にやってくることなどそうそうあるものではない。
だが、強固の時に関しては例外とも言える。

それはまず、ナグアルが魔族の街としては、対人間において比較的穏健な場所であるということ。
次に、その特殊な作りによって、場合によっては交易などの利益が得られる可能性があること。
そして、なにより……

「……見てみたいよな、そういう珍しい場所というのは。」

一番の理由は好奇心。
きっと危険な場所なのだろうけれど、それでも一度くらいは見ておきたいと考えた。
そのため、出入りのある商会のキャラバンに同行させてもらってこの街へとやってきた、という訳だった。
キャラバンは1週間~2週間程度滞在予定と聞いている。
宿泊予定の宿には先ほど行ってきたから帰り道も問題ない。
そこまでの条件と整えてから、とりあえずは、中央広場に降り立って、物珍しそうに周囲を眺めていた。

レオンハルト > 暫し広場を見渡した後、目につくのは一つの大きな教会。
入ろうかと少し考えたが……今はやめることにした。

それは、宿もこの近くなため、また朝起きた後の散歩場所として残しておこうという心算。

故に、深いことを考えるのをやめて、とりあえず気が向いた方向へ歩いてみることにした。
その結果、どの区画にたどり着くのか。
それはくじ引きのようなもので、まるで運試しのように見えるだろうか。

レオンハルト > 「さて、ここは……?」

街の雰囲気が、気配が変わってきた。
この区画はどこだろう?
十分注意しながら、それでも興味を好奇心をもって次の区画へと消えていった。

ご案内:「魔族の国・欲望の街「ナグアル」」からレオンハルトさんが去りました。