2024/10/27 のログ
ご案内:「魔族の国・欲望の街「ナグアル」」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 貫頭衣を被った小さな子供、その背には大人の手のひらぐらいの小さな翼。 どう見ても空を飛ぶための翼には見えないそれを犬の尻尾のようにぱたぱた揺らしてる。
本来種族としていない天使、それはおとぎ話や英雄譚、あるいは教会の壁画のような絵画での存在なのだが、少年は自分を天使だと言い張る。
当然信じる大人は多くない、子供がごっこ遊びをしてるだけなのだろうと思い、少年を傷つけないよう曖昧に肯定する程度だ
しかもそれが魔族の国のど真ん中、ナグアルでふんすと胸を貼って堂々と言っていても当然誰も信じるわけもなく

――そうなんだー偉いねいい子だね

と頭を撫でられ、それだけで少年は満足げにニコニコしてる。 真実がどうかというのはお互いにとって関係ないようだ。
頭を撫でてくれる「いいひと」に手をふって、堂々と天使の子供は「悪い魔族」を探すために魔族の巨大な街、ナグアルを「偵察」する。
物珍しそうに少年を見る魔族と目が合うと、やたら友好的に手を降ってる子供をどうして危険な存在だと思えるか。
そんなこんなで、少年は元気よくナグアルを散歩している

シャルティア > 「よーし、ていさつおしまい!」

むふー、と冒険気分でいかもに頑張ったぞと鼻息をふんすふんすと荒くしてる。
少年はそのままご飯も出してくれそうな宿屋の方へと駆け出す

ご案内:「魔族の国・欲望の街「ナグアル」」からシャルティアさんが去りました。