2025/03/22 のログ
グアルティエロ > 換気しながら、調度品も寝具も諸々外へと運び出しては水ぶっ掛けたり桶に突っ込んで水洗い、床や天井はモップ掛け、等、等、等、誰かに手伝ってもらうのも気が引けるものだから一人もくもくと作業に没頭してさて数時間もかけてようやく終わったのだった。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート・ファルズフ大聖堂」からグアルティエロさんが去りました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート・ファルズフ大聖堂」にビデラさんが現れました。
ビデラ > 「すうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…………」

懺悔室前、夜
とある司祭が丁寧に掃除してくれた場所で大きく息を吸い込む男

「…よく働いてくれますね。これは良い信徒を得た者です
一切の匂い無く、また洗剤もそれほど強く残っていない…」

す、っとその場に膝をつく
掃除に時間がかかったことから、信徒の誰かがオイタをしたのだろう
その片づけをしてくれた司祭の仕事を褒めつつ、手元の羊皮紙に評価を付け足す
信徒の事を把握するのも、自分の務めだ
聖女の前に優劣など些細なことだが、それでも仕事は仕事である
そこに、自分の感情などは介在しない

どれだけ聖女に尽くしているか、そして聖女の聖域であるこの場について考えているかが絶対の指標である

「ふむ…。後は…この懺悔室の壁にも痛みが少し見えますね。補修の要請と…」

こうして、信徒が寝静まったり各々の家に帰った後でも、聖堂内を見て回る
それもまた、彼の仕事であった

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート・ファルズフ大聖堂」からビデラさんが去りました。