2025/01/12 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート・ファルズフ大聖堂」にビデラさんが現れました。
ビデラ > 新年、新しい年
それはまた、聖女にこの身命を捧げられる一年が始まったということ
それは悦びに他ならない

ここはそんな騎士が所属する大聖堂の地下
表沙汰にできない場所の一つである広間だ

主に何に使うかと言えば…昨年、多額の寄付を行った貴族などを招き
塩粒に侵された反徒、あるいは信者を相手として捧げる乱交会を開く場所である

広間の中はあちこちにしきりや、淫具が置かれた棚があり参加者を楽しませる

より聖者への依存を強めるための会である
もちろん修道会内部以外には秘密裏ではあるが、稀に紛れ込む不届き者がいるので注意が必要だ

「あの貴族には3日前に捕縛した異教徒を。そろそろ聖女の腕に抱かれて素直になっている頃でしょう
加虐趣味を持つ貴族ですからさぞいい玩具になってくれる」

てきぱきと、人員を手配していく
一応自分も、要望があれば会には参加するのだが…
特に要望が無ければこうして、会を円滑に進めていく手助けをするのが主な仕事である
あちこちで矯声が響くが、男は特に意に介さない

「…少し人数が足りないか
この程度ならカバーは効きますが…ふむ…」

今はまだ小さな問題だが、放置しておくと大きくなる恐れもある
珍しく顎に手を当てて、嬌声響く広間を何食わぬ顔で歩いている…

ビデラ > 結局、あまり大きな問題にはならず
そのまま、退廃の宴は続いて行った

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート・ファルズフ大聖堂」からビデラさんが去りました。