2024/12/06 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート・ファルズフ大聖堂」に聖バティスタさんが現れました。
聖バティスタ >  
聖女の私室にて
王都での奉仕活動を終えて戻れば、とある人物の訪れを耳に挟む

「──そう、辺境伯が」

口にしていた上等なカップを音を立てずにソーサーへと戻し、
ご苦労さま、と報告に訪れた聖騎士を退室させる

「ふぅん………」

聖バティスタ >  
「…まぁ、あの子が応対したなら上手くやってるでしょう」

シスター・ルチアが客人対応をしたという報告も合わせて聞けば、特に危惧することはない
時折、禄に内情も知らない信徒が勇んで奉公をしようとしてしまうこともあるが、聖女の知る彼女であるならばなんら問題はない──

「あーあ疲れた。帰ってそうそう仕事の話なんかしたくないっての。
 ましてやあんなブクブク太ったオヤジ、王都で見飽きるほど見たから胸焼けしちゃうわ」

辟易した様子で法衣を払い落とし、自称・聖女はたいして疲れてもいない筈の身体を柔らかな寝台へと身を投じるのだった

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート・ファルズフ大聖堂」から聖バティスタさんが去りました。