2024/11/05 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート・ファルズフ大聖堂」にマカナさんが現れました。
マカナ > 定期的に報告には帰ってきている大聖堂。
何ならずっと王都でギャルをしていてもいいのだが、それをしてしまうとたぶんこっちで怪しまれる。
タイプが違うとはいえ、マカナはコミュニケーションお化けなのは変わらないので、いろんな人の記憶に残りやすいのだ。

そのため、基本的には外の仕事をしているけれど、時々大聖堂に帰ってくる、というスタンスにしておかないと、妙な噂が立ちかねない。
そのサイクルとしてちょうど良いのが月に1~2回。

そんなわけで、今日も大聖堂への報告を済ませた後で、大聖堂の信徒奉仕の監督をしてるのだった。

冬が近づいてきているため、薪などの燃料の寄進がこの時期は増える。
そのため、寄進された燃料を倉庫に運ぶ奉仕の監督。
自分が運んでもいいのだが、従順で信仰深い信徒たちは自分にそのような仕事をさせないよう率先して動いてくれている。

マカナ > 「はい。薪はあちらの倉庫へ。火油は、向こうの石造りの倉庫へお願いします。」

燃料は複数存在し、それぞれ格納する場所が変わる。
ここはきちんと整理しておかないと、いざと言う時に大変なことになる。
特に、薪と火油が木造の倉庫に入っている、なんてことは絶対に避けなくてはならない。

基本的には、木の倉庫には薪を、石の倉庫に火油を入れる。
火薬を寄進してきた場合は、一度謝絶したうえでどうしてもと言う相手には、礼を告げてから、一番離れた倉庫へと運ぶ。
運ぶ信徒たちには、後々ノーシス主教の総本山へと送るのだ、と説明して。

……その実、離れの倉庫は秘密の地下道へとつながる入口があり、秘密を知る聖職者のみが知る、隠し倉庫に蓄えられるのだが、そんなことを逐一無垢なる信徒たちに教える必要はない。
当教会は、『平和を愛し、平和的に聖女の教えに従っている』のだから。

マカナ > そのまま指揮を執っていれば、本日の受け入れ時間は終了する。

「皆さん、お疲れさまでした。今宵の奉仕へのお礼として、食堂で食事を準備しております。
是非お召し上がりになっていってください。」

時間になれば、奉仕している信徒たちに終了であることを伝えて、奉仕へのお礼を得ていくように伝えることとなる。
倉庫から戻ってくる信徒たちもいるから、この場に最後まで残るのは自分になることは自明だが、それもまた職務の一つだ。

そして、時間を過ぎても持ってくる不心得者たちに対応するのもマカナの仕事。
むしろこれからが楽しい時間帯。

さて、今宵はどのような相手が来るのやら。
もちろん、何もなくてもそれは良い。
そんな夜の時間は更けていった。

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート・ファルズフ大聖堂」からマカナさんが去りました。