2024/09/20 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート・ファルズフ大聖堂」に聖バティスタさんが現れました。
聖バティスタ >  
此処は孤児院。
ファルズフ大聖堂へと併設された比較的大きな施設である
数十人からなる、戦災孤児や貧民地区で捨てられた…など、境遇は様々な子供達が集まる

シスター達は実に敬虔だ
主神ヤルダバオートへの正しい信仰の下、子供達の世話をしている

『あ…聖女様だ』『聖女さま!』

そんな孤児院に降り立つ聖女は…"比較的"歓迎される。
孤児達の中には、聖女の奇跡によって怪我や病気を治された子供や、
貧民地区のような劣悪な環境から掬い上げてもらった…という立場の者が多いためである

聖バティスタ >  
柔和な笑みを浮かべ、聖女は彼らに対しても神の御慈悲を説く。
そうして…やがて巣立つその時まで、"洗脳"は続く。
従順な信者の育成は大きな意義を持つもの、子供な素直で良い。

稀に、出自の異なる者が預けられ…洗脳にも適正を示さない者もいる
そういった者は…いずれは地下へと送られることもある。
無論、孤児院の運営者達の餌食になることも───。

「―――未来ある子供達に、神の祝福のあらんことを」

ああ、まったく。

思わず笑みが漏れぬ様、聖女は今日も愉悦に浸る。

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート・ファルズフ大聖堂」から聖バティスタさんが去りました。