2023/08/20 のログ
ノール > ぐごごごご

奇妙な音が木立に響いた。
犬面がかふ、かふ、と空気を咀嚼するように顎を鳴らし、不機嫌そうな表情を浮かべる。
鳴った、腹。両手に下げた斧を一瞥すると、諦めたように首を小さく振って斧を腰に吊るした

低い姿勢、地面と上半身を並行にするほど屈曲するとそのまま滑るように走り出す。
ざざあ、と獣が疾走する音を残してその獣人は姿を消した。

ご案内:「◆街郊外丘陵の木立(過激描写注意)」からノールさんが去りました。