※当部屋利用時の際は、部屋名の末尾に(過激描写注意)と必ず入れるようにしてください。
部屋一覧から、フリールームで設定した部屋名が見えるように設定したためです。
過激描写を行っている最中であるということを示すことをお願いします。
ここは設定自由部屋(過激描写注意)です。
基本的な使い方は設定自由部屋とほとんど同じです。
ここではグロテスク表現、スカトロ、リョナなど、苦手とする人が多いと思われるような、
過激な表現を含むロールを行うための部屋になります。
使用については任意ですが、他者への配慮のため、そのようなロールを行う際にはこの場所を使っていただければと思います。
なお、この部屋においてもサイトルールは適用されています。
不必要な殺人行為や虐殺行為などはご遠慮ください。NPCなどに対しても同様です。
参加者(0):ROM(1)
Time:08:36:29 更新
ご案内:「◆毒沼(過激描写注意)2」から毒龍ヒュドラテンタクルさんが去りました。
■毒龍ヒュドラテンタクル > 陽光が届かぬ毒々しい沼地。
空気は湿り気を帯び、紫がかった霧が漂い、足元には粘液にまみれた泥が広がる。
そこかしこで「うぞうぞうぞ…」と不気味な音を立て、濃い紫色の触手の肉塊群が蠢いている。触手の表面はぬめり、発光する無数の目玉が獲物をじっと見据え、毒液が滴る先端はまるで生き物のように小刻みに震える。巨大な口が時折開き、鋭い歯と長い舌がちらりと覗く中、毒のオーラが辺りを覆い、近づくだけで息苦しさと異常な感覚が襲う。
この肉塊群は「毒龍」と呼ばれる単一の巨大な怪物である。複数の触手を操り、紫を基調とした粘液質の体は、まるで沼地そのものと一体化しているかのよう。触手の目玉は知性を感じさせ、獲物の動きを追跡し、毒液は強力な神経毒を含む。体から放たれる紫色のオーラは、近づく者に毒や麻痺を誘発し、精神さえも侵す。
この怪物は単なる獣ではなく、獲物を捕らえて弄ぶかのような狡猾さを持つ。
ここに踏み入る雌を待っているかのようだった。
ご案内:「◆毒沼(過激描写注意)2」に毒龍ヒュドラテンタクルさんが現れました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中(過激描写注意)」から宿儺姫さんが去りました。
■宿儺姫 >
「──くく。
まァ、こうして括り殺し続けてやればいずれ人間の考えも改まろうて」
百聞は一見に如かず。
この女鬼の風貌を見て、殺す気で掛からねばと本能が叫ばぬのであれば危機感が薄い。
相応の力を持つ者は勘もよく働くもの。冒険者であれば尚の事。
それでいて、己の仕事や仲間を逃がすことを優先する気概が、いまいちこの鬼には理解し難いものである。
「──暴れ足りんな」
空になった酒瓶を投げ捨て、くぁ…と憚らずの大欠伸を見せ、立ち上がる。
「どれ、竜の巣でもつつきに征くか。それとも……」
どこぞに魔物どもの住み着いた洞穴でもあったじゃろうか、と。
■宿儺姫 >
愚かしくも己を一匹の雌と見る巨鬼や大型の豚鬼からも時折感じるそれに似る。
「捕らえよ。という命でも受けているのか?」
だとすれば無謀の一言であるが。
酒精に濡れた顎先を撫で脱ぐい、眉根を寄せる。
先ほどの賞金稼ぎ…冒険者か。
彼奴が『刺し違えてでも殺す覚悟』を最初から持っていれば…多少は苦戦も出来たかもしれぬというのに。
■宿儺姫 >
このところ人間がよく訪れる。
無論、人喰いとしてその首に金が絡む鬼を討伐せんがために。
それは良い。
人里に悪名あってこその鬼。それを憂うことなどは当然のように、ない。
剥き出しの岩に腰を下ろし、胡座をかきながら腰元から酒瓶を取り上げ、呷る。
「人間の髑髏で血酒も一興と思ったが」
生憎と盃は崖の下だ。
──しかし、それは良しとして。
些か気掛かりなこともある。
それは、己の首を習う者達がどうもその力量に関わらず──今一つ、殺気に鋭さを感じぬこと。
■宿儺姫 >
纏うは血風と血染めの襤褸。
月明かりを照り返す黒肌、そして額から聳え伸びる角がそれを人外であると力強く示す。
「──くく、呵々」
笑みを零す女鬼の、その鋭い爪の伸びる手からずるりと落ち、転がり落ちるようにして崖下へと落ちてゆくのは、その鬼を狙った賞金稼ぎの一人。
人喰い鬼の討伐を試みた一団。威勢、殺気ともに一人前にも思えたが、残念無念。その力は人の域を出ず。
瞬く間に前衛である男の鎧が爆ぜ、斧が折れ砕け──命の灯火は軽々と吹き消された。
「残りは……ふぅむ、逃げたか…。
…余暇を満たすには至らんな。雑兵めが」
むしろ命を賭して仲間を逃がしたと称賛すべきか。
亡骸は崖の下へ、とうに見えずとなって。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中(過激描写注意)」に宿儺姫さんが現れました。
ご案内:「九頭龍山脈 断崖の山道(過激描写注意)」から茱萸さんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 断崖の山道(過激描写注意)」からペッツルートさんが去りました。
■ペッツルート > 「まァな。便利なモンだが不便なモンもある。
じゃぁ邪魔の入らねェ僻地にしとくか。コッチだ茱萸。」
腕を半ばほど鏡に入れた状態で何かを調整しているようだ。鏡の表面に水面に浮かぶ波紋の様な模様が走る。
そして身を滑らせた鬼と鏡の悪魔はその場に大鏡1枚を残し。どうなるのか、どうなったか、などは二人のみが知る話。
■茱萸 > 「ほぅん? それは愉しみじゃの。
蟲はつぶれるばかりじゃが、ひとでなしでは予測がつかぬ。」
しつらえは多少気に入っていたが、鬼からすれば沓も服も、どうでもよい。
礫を踏んで裂ける皮膚でなし、だ。故に、血の乾いた地を素足で躙り。
「よいぞ。 それならば招かれてやろう。
――――…ほぅほぅ? きさま、鏡の化生か?」
突如として足元から顕現した大鏡に、鬼の双眸が丸くなる。
巨大な大鏡を興味深く見遣り、まるで水鏡のように男が腕を滑らせるさまに
思わずに感心の声を出す。またしても珍奇な術を使うものよ、と言わんばかりに。
「場所なぞ、――…海のまんなかでなければどこなりと構わぬよ。
不便ならば壊して均せばよかろ。
名は、茱萸と呼べばよい。 」
拱く男に、事もなげに告げれば、鬼娘も一歩を踏み出そう。
闇に潜るようなものか、と思えばこそ、好奇こそ湧きにすれ、其処に怖気は無い。
する、と。身を滑らせて。
■ペッツルート > 「命を遡上にあげる事に迷いもねェか。良いねェ。よっぽど鬼ってなコッチよりの存在だ。
術の数ならまだまだ蓄えはあるぜ?ヒトデナシだから使える術なんかもなァ。」
面白い音を立てて落ちる履物に視線が向いた。
一見するとむしろ歩きにくいように思えるが、そうだとすればそれを脱ぎ捨てる以上、遊びが無くなる――いや、まだまだ隠し玉はあるだろう。
ほんの少し、本気を出そう、という意気込み程度のものかもしれないが。
「ここから離れた土地。魔族がもうちょいとばかし本気を見せる事の出来る土地だ。
魔族の国、なんて言われちゃいるな。
帰り道は準備しておいてやるさ。――こォ、やってな。」
ずるん、という音が鏡悪魔の足下から。そこに創られたのは大鏡だ。
本来は映した相手の魂を閉じ込めたり、といった悪意ある行為に使う事も出来るのだが、今は空間と空間を繋げるための役割を果たす転送装置の様な物。
長時間、確実にそこに在り続けるために鏡の大きさは人の背丈の2倍。横幅も同様に。
その鏡の淵には様々な古代文字が描かれ、紋様と共に鏡に何かしらの力を与えているようだった。
その鏡に映りこむのは自分以外では鬼の娘だけだ。ほかの有象無象は鏡に映ることが無い。
その鏡に悪魔が腕を伸ばすと、するん、と腕が鏡の中に入り込む様子が見て取れる。
ちょいちょい、と指を折り曲げるようにして同じように鏡の中に入り込めば魔族の国に移動できることを告げるのだ。
「魔族の国、でも俺の得意な場所じゃァ面白くねェ。
鬼のアンタ、名前と――戦いやすい場所はどこだい。
そこでやりあおうぜ。ヒトデナシ同士の勝負だ。負けた方がどうなるか、なんざ言うまでもねェよな?」
■茱萸 > 痛みこそ覚えるが空いた穴なら塞がろう。然程支障は無い。
稚くすら映る娘は、爪に付着した鉄錆を舐め。唇に赫を差し。
少し考えてから、――かろん。もう片方の下駄を落として捨てた。
「先程のあれは、好かった。面白い術をつかう。
まぞく。――魔性の類であろ。ひとでなし、よ。」
声だけ聞けば鈴音の如し。実に愛らしく鬼は告げた。
狭義なぞ知らぬ。行き着く言葉は、それでしかない。
足元の肉塊を踏み躙ったとて、眉ひとつ動かさぬ時点で、さして変わらぬいきものだと。
そして、仕向けられた誘いに、鬼は眉を僅か動かした。
興を惹かれたように。
「ほう。 もっと吾と遊ぶか? しぬぞ。」
面白そうに口端を傾ぎ、囁いた。
鬼相手にそう告げるには勝算があり、力量があるのだろう。
多少奇妙な術を行使するとはいえ脆弱にすら見える相手が何をしでかすか、
少なくとも惰眠を貪るよりは、愉快に思え。
故に、首肯する。
「して、何処に往くのじゃ?」