2024/10/05 のログ
ご案内:「ハイブラゼールの高級バー(過激描写注意)」にベルナデッタさんが現れました。
■ベルナデッタ > 港湾都市ダイラスのハイブラゼール。
貿易港であり、王都に負けず劣らずの繁華街であるそこには、
王国中のあらゆる富が集まり、また他国からも流入している。
そして、富裕層向けの商店やカジノの数もまた王都を超えるほどだ。
そのうちの一つ、カジノの併設されたとある高級バー。
「すみません、ミルクを頂けますか?それか炭酸水を」
そう注文し、ウェイターに怪訝な顔をされるカクテルドレスの女。
富裕層の装いを完璧に着こなしているが、彼女、ベルナデッタは貴族でも商人でもない。
(さて、怪しいところはありますかね……)
このバーがある危険な魔族の拠点の一つになっているという情報を掴んだ、異端審問官である。
彼女はその魔族の情報を調査し、あわよくば討伐すべくここに乗り込んできたのだ。
「そもそも聖職者はこういう場所には向いていないのですよね…」
小声でぼやきつつ、店内を見渡す。
真面目な主教の信者には目に毒な退廃的な様子だが、目に見えた異常はまだ、見つからない。