2024/04/06 のログ
マツリカ > 伏せる、蹲る、或いは這いつくばるという表現も合うだろうか。ベッドの上の少女は、発情しながら潰れていた。
拘束具は横への動きは妨げるものの、縦への動きは首以外割と自由らしい。先の様に肢体が跳ね上がる時などは明確だ。
特に、少女の臀部は全身の中でも最も自由で、尻だけであれば突き上げたり動かしたりすることは出来そうだった。

とは言え、今の少女は羞恥に身を震わせており、寧ろ小さくなって穴に潜りたいと思っているから身動ぎは小さい。
そうして反応を極力殺しながらも、股座をじんわり濡らす雌蜜だけは正直で、封印と思しき呪符の前貼りに垂れては染み込む。
粘着剤の力もあってか、未だに剥がれ落ちはしないものの、土下座で僅かに開いた膣口の形がくっきりと呪符越しに映っていた。

好き者。そんな彼女の言葉に、ガラス越しの観客達――特に少女の詳細を知らなかった者達が持つ、少女の認識を改めることだろう。
ただ学び舎の備品であると言うだけでなく、排便で愉悦を感じられる雌であると、尻穴を開発され尽くした淫蕩な存在であると。
そうなれば、全身を満遍なく観察していた筈のモノアイも自然と尻穴に注目して、ひくつく肉穴を様々な角度で捉え始める。
彼女がそのたおやかな手を尻肉へと伸ばせば、肉付きは控えめながらも女性的な柔らかさは十分という健康的な肉感が伝わる筈で。
肉を揉み、奥の窄まりを左右に開く様に引っ張れば、それだけでも屈服済みの雑魚尻穴は緩んで開き、内の粘膜を見せてしまう。
そこまで柔くなってしまえば、腹に秘めた醜悪なガスを堪えきれる筈もない。彼女が弄る度、楽器の如くにぷす、ぷひ、と漏れ出して。

「――っっっ!?!? い、いわ、ないでっ……い、いつも、おやさい、ばかり、たべてるのにぃ……っ♡」

その言葉は真実で、少女が自ら摂る食事はサラダをメインとした菜食で、次いで果物と主食、肉や魚は若干控えめだ。
しかし、彼女の言葉を借りれば『好き者』な少女は、自分の意志とは別に学び舎の指示する物を食べることもある。
それは単なる食事の追加の場合もあれば、名状しがたい灰色のペーストの時もあり、錠剤や薬液の時もあった。
だが、そのいずれもが『少女が腹の中に蓄える羞恥の汚泥を徹底的に増やす』という目的だけは終始一貫している。
そうして摂取した得体のしれないものが、少女の中で多量の汚穢に変わると共に居た堪れない臭いの元となっていて。

ガラス一枚を隔てた向こうの様子が分かる程に、ぎしりと硝子が軋む程の圧が掛かった。嘲りの笑いだ。
耳が燃えそうに熱くて、どこかに消えてしまいたい。しかし、どうしようもない。どうにもできない。
彼女の手が触れる尻肉も熱くて、しかし汗ばんだからかお腹はほんの少しだけ冷えてしまって、故に。

「っっ――うれ、しくない、よぉ――んぃ、ひっ……ま、ってっ、また、でちゃ――きか、ないでっ、や、あぁあっ――♡」

ぶびっ、ぶ、ぶすぅ。彼女の愛撫に反応したのか、本格的に彼女の命令を遂げようと腸が動き始めた様で、先より臭いの濃い放屁が漏れる。
このまま愛玩を続けていたならば、四半刻程後にはお腹がぐるぐると鳴り始めて、本格的に排泄の準備が始まってしまうことだろう。
それを望まない客を取る時でもない限り、少女の腹の中身は常に汚穢で満たされているのだ。出来る限りみっちりと、慢性的に。

マツリカ > 【続きます】
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 実験室(過激描写注意)」からマツリカさんが去りました。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 実験室(過激描写注意)」からラグナレビアさんが去りました。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 実験室(過激描写注意)」にラグナレビアさんが現れました。
ラグナレビア > 【継続ロルの待機中です】
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 実験室(過激描写注意)」にマツリカさんが現れました。
ラグナレビア > (佳人の意地悪な言葉攻めに反する食生活の吐露。なんとも見当違いで可愛らしい反駁に思わずきゅんと来てしまったのはラグナレビアだけではあるまい。とは言え、そこに返されるのは一層の失笑ばかり。どこまでも初々しい羞恥反応。しかし、徹底的に調教され、開発され、躾けられてきた淫蕩な身体は、先程までは幼溝の筋を浮かせるばかりであった前貼り札に粘性を帯びた蜜を染み込ませ、透かせた白越しに開き始めた谷間のピンクをも滲ませていた。マツリカという名の美少女が衆目を前に辱められ、これからより一層の恥辱を与えられるだろう状況に興奮しているのだと示す何よりの証拠。余りに淫靡で蠱惑的なその光景を尻穴に寄ったモノアイの接写にて見せつけられた観衆は、つい先程嘲りと侮蔑を向けたはずの肉便姫に隠しようのない劣情も抱く事となった。)

「――――あらあら?♡ 嬉しくないだなんて言いながら、追加で嗅がせてくれますの?♡ ふふ♡ 好きよ、マツリカ♡ 貴女のお腹のくっさい臭い、わたくし、大好きですわ♡♡」

(泣き声の様でいて、誤魔化しようのない悦びを孕んだ少女の悲鳴。それを聞きつけたモノアイが、今度こそ聞き逃すまいと尻撫でに戦慄く尻孔に殺到した。下品としか言いようのない、肉喇叭の失漏音。未だに控えめな、授業中に粗相をしたとて隣席の生徒以外には気付かれぬだろう恥音はしかし、先程よりも強く臓腑の臭いを漂わせた。茶色の着彩が施されていたとて不思議では無い汚臭のガス。ラグナレビアと並び立ったとて恥ずかしくない美少女であろうと、ヒトである以上変わり様の無い穢れの原臭。その倒錯に女悪魔は長駆の背筋をぞくぞくと震わせて、観客は再びの嘲弄に湧く。完全に見世物となっている少女にくすくすと機嫌良さげな忍び笑いを向けた麗人は、辱めを受けて震える下級生にさらなる好意を伝えながら純白の中指を艶めいたリップに咥え――――つぷん♡ 唾液をまぶしたその細指を、おもむろに少女の尻穴に突き立てた。)

『…………ラグナ君』
「仕方ないではありませんの、教授。だって、マツリカの欲しがりアナルが構って構ってと愛らしくお強請りするのですもの♡ それに、貴方がたが無駄と切り捨てる事なく説明を施して下さっていたなら、わたくしだって既に開始していましたのよ? 貴方がたの手落ちもあるのですから、説明が終わるまでは大人しく待っていらして」

(にゅち、にゅちり♡ 指の付け根まで窄まりに咥え込ませた細指が、尺取り虫めいて華奢な関節を曲げ、下級生の直腸壁を舐め擦る。少女の弱点全てを知悉しているかの指淫は、羞恥に燃えていたはずの肛門をあっさりと溶かす。そんな猥褻な戯れを、落ち着きのない仔犬を大人しくさせるための優しい頭撫でめいて施しながら、麗人は改めて説明を行おうとしていた。)

マツリカ > 「んふっ、ぅ――んぁ、ぅ♡ や、めてっ、はずかしぃ、からっ……♡」

自由に体を動かせたならば、少女は居心地悪く体を小さくしてもじもじとしていたことだろう。
しかし、尻だけが自由に動く土下座状態で固定された状態では、動けたとしてもみっともない尻振りにしかならない。
心音は調教で教え込まれた通りに高鳴って、躾けられた精神はこの羞恥の状況で寧ろ仄暗い愉悦を得てしまう。
前貼りも半ば透けて、その向こうの赤桃色の粘膜を気配だけ伝えて、尻穴はより活発にひくひくと忙しなくうごめいて。
モノアイが至近距離から窄まりを映すなら、何やら異種的な肉色のイソギンチャクが開いて閉じる姿が目一杯に映るだろう。

「ふひゅっ、ぅ――お、にゃかっ、ぎゅるぅって……や、なのに、とまって、くれな、ぃっ――んぁ、ぅ――んふぅっ♡」

彼女の命令が下ってから自然と腸が活発化して、観衆や彼女の望みを叶えるかの様に腹の奥で熟成されたガスを出口に送り込む。
ぶひゅ、ぶ、ぷすぅ。徐々に臭いは強く、きつくなって、少女の中身がじっくりと下降していることを傍らの彼女に伝えながら、
少女の中から絶えず漏れ出る醜悪なガスの音色は、臭いこそないものの観客達に少女の日頃の扱いを容易に想像させることだろう。
学び舎の備品――凡そ人としての権利を持たず、都合良く扱われる道具であり、学び舎の利益を生み出す為に活用される雌であると。
これまでの経歴から、特殊な性癖を持つスポンサーを相手にその欲望を受け止め、凌辱されることを役目とされた存在であると。

今この瞬間もそうだ。本来ならば、実験の成果を確認するのに観衆を呼び込んで、見世物にする必要など一切ない。
だが、それでは実験のデータは集まるものの、好事家達の懐から財貨が零れ落ちてくることはない。実験費用が貰えないのである。
無論、彼らも目的があって実験に投資をしている。だが、同時に彼らは楽しみがあればそこに価値を見出して、追加の金を払うのだ。
つまり、今この場で行われているのは実験であると同時に接待なのだ。だからこそ、彼らは少女の痴態に侮蔑と欲情を重ねている。
とは言え、それも研究の主体たる男には冗長に見えたのだろう。どこか焦れた、苛立ちを含む低い声が傍らの彼女の名を呼んだ。
しかし、対する彼女にそれを気にする様な気配はない。彼女は少女への好意を示しながら、その指を躊躇いなく不浄の穴に差し込む。
ずにゅぅ、と柔らかな肉が伸びる様な感触と共に指が沈む。代わりに、ぞわぞわと少女の背筋が震えて、尻肉が小刻みに縦に震えた。

「んぃっ、ふ、ひゅっ――んぁ、ふ――は、ぅ――んぁ、あ、ぁあっ♡ ゆ、び、やら、あ、あぁあっ♡」

ちゅぶ、ちゅぶ。何度も中から腸液を掻き出せば、彼女の白い肌と比較すると明らかに汚れた澱混ざりの粘液が零れ出る。
洗浄もしていない不浄の穴を引っ掻き回しているのだ。きゅ、と指に粘膜を吸い付かせながらも、汚れを拭い落とせはしない。
頭を撫でられ、宥められながらの愛撫。安堵と愉悦が混ざり合って、何とも落ち着かない。喘ぎが、悶えが、漏れ出ていく。
そうして少しの間窄まりを弄られ続けていれば、徐々に肉穴は蕩けて緩んで、ぽっかりとした肉の洞穴に変わっていくことだろう。

ラグナレビア > (羞恥に耐えかね、もしくは被虐の興奮に思わず揺れる肉感的な褐色尻。それを追って右に左に流れるモノアイが捉えるのは、八の字筋に繋がれた陰唇と尻穴の収縮。許されるなら今すぐにでもそのニ孔にむしゃぶりつきたいという衝動を覚えた観衆も少なからず居るだろう。その筆頭はこれまで幾度もマツリカを購入してきた豚公爵。蒼き血の濃さに比例して強まる傾向にある変態性をかの公爵は特に強く顕しており、堪え性のない欲望は少なくとも5回、マツリカを死に至らしめていた。愛らしくも神秘的な美貌が見る影もなくなる程ぐちゃぐちゃにされ、それでもしばらく後には傷跡一つ残さず備品として復帰する美少女は、欲望を暴走させがちな巨漢にとって最愛のサンドバッグであるのだろう。今宵も高みから、そして最も少女の近くに寄ったモノアイから見つめるその瞳には、ぐるぐると怖気走る欲望が滲んでいる。彼ほどではないにせよ、この場に集まったお歴々は皆似たような特殊性癖を持つ者達で、彼ら彼女らの多くが複数回マツリカの貸し出しを受けては様々な目的でその小躯を弄んでいる。そうした者たちの誘いを受けて本日この場に足を運んだ新参者の複数が、早くも学院関係者に少女のレンタルを申し込んでいた。どれほどに手垢がつこうと愛らしい容姿はくすむ事なく、どれほどに乱暴な扱いを受けようと壊れる事のない少女は、学院にとっても重宝する備品であることは間違い無い。)

「ふふ♡ 違うでしょう、マツリカ?♡ これは嫌がっている反応ではなくてよ♡ けつまんこ、くっさい愛液垂れ流して大喜びしているじゃありませんの♡ けれども良いわ♡ 貴女の嫌がる声♡ ぞくぞくしますわ♡」

(時にくぷりと肛門を広げ、酸欠に喘ぐ尻穴に空気を送り込む指淫。その際に生じた隙間からとろりと溢れた粘液が、純白の掌を穢して伝い落ちていく。軽く水洗いした程度では消えぬ汚臭を染み込ませるだろうメイプルシロップの付着どころか、いつ何時汚泥の塊と触れ合う事となるかも分からぬ腹中での指遊びを愉悦と共に続ける美貌の優等生。その卓越した淫戯が羞恥に縮こまろうとする窄まりを解し、宥め、ゆるゆるとその径を広げていく。それに合わせて蕩けつつあるだろう尻孔狂いの脳が、赤子を寝かしつける母親めいて優しげな声音を耳にする。)

「ねえ、マツリカ。ここに繋がれる直前、妙な薬液を飲まされたでしょう? それはわたくしの紡ぐ起動式に呼応して貴女の一部を糞便へと変換していきますの。それはあっという間に腸内で溢れかえって貴女のお腹を膨らませ―――――後はわかるでしょう?♡ マツリカも大好きな排泄行為♡ ぶりぶりぶりゅぶりゅくっさいうんち垂れ流し♡」

(細くたおやかな尺取指の蠢きが生む淡い肉悦に、これまで幾度も、学院で、時には学院の外でも、繰り返し繰り返し執拗なまでに少女の消化器官を、その出口たる肛門を玩弄してきた凌辱と悦びの数々が過ろうか。浣腸液を注がれる際の息苦しさ、ぎゅるぎゅると鳴るお腹を抱えて排便に耐える苦鳴の時間、ついには堪えきれなくなって腹中の全てをぶち撒ける屈辱と羞恥――――そして、狂おしいまでの開放感とマゾヒスティックな肉悦。それらの爛れた記憶が肉欲のヘドロとなって少女の脳を穢し、可愛らしい尻穴を興奮に粟立つ腸壁を疼かせる。これだけ大袈裟な準備をしてのプレイだ。執り行うのは異形の能力を有する学院一の優等生。通り一遍の排泄に留まろうはずもない。この後一生忘れられなくなり、むしろマツリカ自身、この日の出来事をほじくり起こして自らの尻穴に指を、ディルドを、バイブを捩じ込んで記憶の再定着をしてしまう様な内容であるに決まっている。生粋のアナル狂いは居ても立っても居られないくらいのふしだらな期待で薄胸を膨らませよう。そんな少女に水を差すのもやはり佳人の耳障りの良い声音。)

「―――――ただ、もう一度はっきり伝えておくけれど、今回排泄するのは貴女の記憶。魂の欠片。具体的に言うなら、貴女の尻孔に与えられてきた凌辱・調教・恥辱・苦しみ・悦び、そうした記憶の尽くが汚物に変えられて排泄される事になりますの。そんな記憶はいらない。というのであれば、安心して垂れ流しておしまいなさい。死ぬほど気持ちいい排泄体験となる事をラグナレビアの名で保証しますわ♡ けれどもし、その中に大切にしたい思い出が含まれているのであれば……………必死で我慢なさい。汚物化した記憶も時間を掛ければ腸粘膜から再吸収される事はこれまでの実験結果で分かっていますの。我慢すれば我慢するだけ漏出する記憶は少なくなりますわ」

(出来るはずがない。確かに理論上それが可能だという言葉に嘘は無い。しかし、少女からこれから生成する汚物量は実に200L近い物となる。特殊な薬剤で常日頃から多量の便を生成する少女から見ても想像を絶する物量は、妊婦腹程度で収まる物ではない。そもそも少女自身の体積よりも余程に多いのだから。尻穴を閉ざし続けた所で口吻から逆流し、過剰な圧で肛門を圧壊させて噴き出すだけの事。それに何より、排泄の悦びを魂深くまで刻み込まれた変態少女が、それだけ多量の汚物を抱えたまま堪え続ける事など有り得ない。ある程度の所で必ず誘惑に負け、だらしないまでのアヘ顔を晒しながら腹中の全てを垂れ流す事となる。事実、これまでの実験でそれが繰り返されているのだから。)

マツリカ > 彼女の指が肉穴を開く。洗腸を済ませていないそこは、所々に汚穢の滓が付着した文字通りの糞穴だ。
彼女の指がそれを掻き出せば、茶褐色に色づいた粘液がたらたらと肉穴から溢れて、外に滴り落ちていく。
尻を突き出したその先にもシーツがあるならば、真っ白な布地を汚すいくつもの雫が見受けられることだろう。

少女の中を満たす羞恥を暴く行為は、周囲を回るモノアイによって見学者の下へ。それから大画面にも映し出される。
ここまででも特殊な性癖を嗜んでいなければ嫌悪が先立ちそうな内容だったが、見学者の中にこの場を辞去する者は居ない。
潜在的に特殊な性癖を持つか、或いは既に自覚した上でこの場に居るのだろう。少女の貸し先とその候補生達である。
成績優秀な彼らが育てば、様々な要職についてこの学び舎の将来を助けることになる。その時に、少女を生贄に差し出すのだ。
単なる凌辱だけでなく、暴行や虐待にも耐えうる肉人形。死に至ってしまっても、時間を掛ければ戻ってしまう使い勝手の良い存在。
観衆の中には少女を物理的に破壊して楽しんだ者も、精神が蕩けきるまで嬲り尽くした者も居る。硝子の向こうはトラウマの群れだ。
それらを満足させる為に行われるのが今回の公開実験だとすれば――。そんな考えに、至らなくて済むのは不幸中の幸いなのかもしれない。

「んぃっ、ひっ――ぅ、んっ、ぁ、はっ――い、じわるぅっ……♡ う、うんち、なんて、みんな、くさいのにっ――ん、ひっ♡」

じゅぶ、ぬちゅ。徐々に粘着質な音が増して、汚穢の粘り気や濃度が増していく。結腸のすぐ向こうまで汚穢が降りてきているのだろう。
このまま尻穴を嬲り続けているだけで、勝手に少女の排便ショーは始まってしまう。だが、今回の目的は少女を見世物にするだけではない。
穏やかで甘い安らぎと強烈な羞恥、こみ上げる便意と腹痛、これから行なわれることへの不安がまぜこぜになって少女を満たし、蝕む。
眼の前に置かれた選択肢の中で、彼女がくれる甘露に縋ってしまうのも当然のことだろう。日頃どうあれ、少女はまだ大人ではないのだ。

少しずつ迫ってくる決壊の時。しかし少女は、敢えて彼女の声音と香りに意識を向けて、必死にそれ以外から逃げていた。
しかし、彼女の声に集中するということは、その内容――実験の全貌が全てはっきりと理解ってしまうということでもある。
彼女の言う通り、繋がれる前に得体のしれないものを飲まされた。ポーション類をいれる瓶一本分で、味は良いものではなかった。
媚薬の類かと思っていたが違うのだろうか。話の続きに耳を傾けていれば、周知の性癖を改めて指摘されて、強烈な熱が込み上げる。
体が僅かに震えて、呼吸が加速して、彼女の甘い匂いを何度も吸って、吐いて。しかし、脳裏に浮かぶ己の醜態が消えたりはしない。
このまま汚穢を垂れ流す自分。それが俯瞰的に想像できてしまう。何度もトロ顔を見せながら、法悦に浸る自分の浅ましい姿が、克明に。
そして、これまでに数多の欲望を際限なく受け止めてきたマゾ穴と化した窄まりは、これ以上ない期待で充血し、むずむずと疼いてしまう。
もう、少女の思考が、理性が、どれ程必死に我慢しようとしても躾に屈した体は言う事など聞いてくれないのだ。今も、無意識に穴が緩んで開く。

「ふ、ぇぅっ――き、おく……そ、そんなの、がまん、むり、ですっ……! だって、まつりか、おしり、たくさん、いじ、られてっ♡
 なん、ねんも、ずぅっと、いじめ、られたからっ、おにゃ、か、やぶけちゃう、からっ――ふ、ぎっ――んぅううぅっ――♡」

少女が日頃意図的に無視している泥沼に手を突っ込めば、施された凌辱の記憶は無数に掘り出されて、頭の中に並んでいく。
汚穢ではち切れそうな腹を抱えて悶絶した、粘液状の魔物の苗床として幼体を生み続けた、貴重な魔法生物の卵を産み付ける孵卵器にされた。
本物の『腸詰め』が食べたいというド変態のお貴族様の為に無数のスパイスで味付けした挽き肉を腹の中に詰め込まれて悶絶した、
神様を呼び出す為の依代として腸を捧げて、腸奥から外界に顕現する長蛇の如き神を尻穴から必死に産み落とした――等。
それらの記憶が全て消えてしまうならば、少女としても嬉しい限りだ。だが、如何せん、少女にはその手の経験が豊富すぎる。
ちらりと小耳に挟んだ話では、少しずつ段階を経て特定の記憶だけを抜き取るのがこの実験で生み出す技術の本来の使い方であるらしい。
そして同時に、実験で用いる魔術は、物質化する記憶に対する好悪の区別はなく、感情の動きが大きい記憶を無差別に切り出すものだとも。
端的に言えば彼女の示す通りで、嫌悪する思い出に混ざって、大切な思い出もまた物質化して排泄してしまう可能性がある、ということだ。
どうしてか、少女の思考は円滑にその結論へと至る。或いは、日頃から悪辣な凌辱者達に嬲られているが故の本能的直感かも知れない。

「え、ぅ……ぜ、全部、出ちゃったら……その、おしり、虐められてた時以外のも、出ちゃったら――がまん、しなきゃ」

いずれにせよ、垂れ流しの姿をも見せたくないという意志から、少女の尻穴は確かに締まって、彼女の指を咥え込む。
どう足掻いても無謀な挑戦だ。見学者も彼女もきっと理解っているだろう。しかし、少女だけは大真面目で、必死だった。
とは言え、それも実験が始まってしまえば薄紙の如く破り捨てられてしまう程度の決意に過ぎない。そう、躾けられているのだから。

ラグナレビア > (愛情を注ぐ少女に一層の恥辱を与える悪辣は、彼女が乗せられた手術台にも表れていた。両生の魔獣皮によって作られた防水マットレスは著しい汚れを簡易に洗い流すための物だと言うのに、その上に必要の無い純白のシーツが最上のベッドメイクで皺一つなく敷かれていたのだ。今は小躯の身動ぎで皺を広げつつある純白にぽたり、ぽたりと滴り落ちる穢れの樹液。全周が無菌の白で塗りつぶされているという事もあり、茶褐色の蜜滲みはあまりにも悪目立ちした。溢れ出した内容物は未だ微々たる物とはいえども、純白で強調されたその穢れはヒトの嫌悪を否応なく煽る物。だというのに、無感情にただただデータ集積を行い続ける研究者や、その穢れを見てむしろ滾る変態貴族だけでなく、性交の経験はあったとしても未だここまでのアブノーマルには至っていないだろう学生達までもが嫌悪の悲鳴を漏らしながらも興奮で息を荒げているという異常。それは偏に此度の供物が余りに美しく、愛らしいからこそ。『この備品は排泄などしない』と説明されたとて思わず信じてしまいそうな美少女なのだ。そんな小躯が膨れ上がるマゾ性感に白指咥えた尻穴を、濡れ札に覆われた桃華を収縮させて、佳人の華奢な手首伝いに穢れを滴らせる様は、そうした趣味を持ち合わせぬ健常者にさえ新たな性癖を生やす淫靡に満ちていた。)

「馬鹿ね、マツリカ♡ 貴女のうんちが臭くて汚いからこそ良いのですわ♡ はぁぁ……っ♡ 本当にくっさい♡ お野菜を原料にしてここまでの悪臭を生成出来る貴女の身体はよっぽど穢れていますのね♡ でも好きよマツリカ♡ そんな貴女だから好き♡♡」

(羞恥のあまりに漏らした言葉を迎え撃つのは、何とも変態的な理屈。じゅくじゅくと少女の尊厳を損なわせる言葉の羅列を美しく耳障りの良い声色で謳い、かと思えばくるりと掌を返すかの如く飾るところのない純粋な好意で乙女の心を蕩けさせる。急変する情緒は、尻穴から送られる馴染み深い快楽と、聞かされた説明に対する不安に惑うその心を一層ぐちゃぐちゃに乱すだろう。そうして異様な実験内容を聞かされてなお、爛れた期待に甘い蠕動を見せる尻穴が堪らなく愛おしい。忘れたくないなら我慢してみせろとの言葉に対し、早々に漏らす弱音の中、どこか幼気な一人称にもぞくりと妖しい愉悦を覚える。そんな少女の脳内にて踊り巡る数多の記憶。それら全てが膨大な糞便と化すのだから、哀れな被験者の想定に間違いは無い。)

「ふふふふふ♡ 挑戦の気配ですわ♡ 竜に対峙する英傑の覚悟♡ マツリカが相対するのは汚らしくて膨大で耐え難くくっさいうんちですけれど♡ 称賛いたしますわ。敬意を抱きますわ。 ―――――けれども、ふふ♡ どれだけ耐えられるのかしら?♡ お浣腸大好き、お漏らし大好きなマツリカは♡♡」

(それでも悲壮な覚悟を決めた後輩に、白皙の美貌がにまりと微笑みを深めた。にゅぐるんっ♡ 最後に直腸の穢れを舐め刮ぐかに中指を回し擦って引き抜けば、決めたばかりの覚悟を大いに揺らす排泄の悦びが少女の背筋を駆け上がる。そんな少女の眼前で悪臭湯気立ち汚液に塗れた指先をぱくんと含んで舐め清めた唇がパールホワイトの髪束から覗く耳孔に近付いて、甘く爛れた囁きを注いだ後)

「ذكريات الاغتصاب الشرجي تذوب وتتحول إلى وحل」

(説明は終えた、という事なのだろう。美貌の上級生が耳慣れぬ言葉を紡いだ。 ―――――ぶくぶくうぞぞぞぞぞぞぞ……ッ! その変化は少女にもはっきりと感じられよう。指、舌、男根はもちろんの事、双頭ディルドや触手であろうと早々届かぬ奥も奥。先程までは存在を感じる事の無かった薬液が泡立ち捲れ上がり肥大化する。小腸壁をぶくりと膨らませてなお止まらぬ魔導反応が生熱い粘体の体積を膨張させて、密度を増していく。消化管の出口よりも入口に近い腹中からの浣腸液――――否、軟状便の注入。平均すれば1秒に付き100cc程の汚泥を少女の腸中に孕ませる魔導浣腸なれど、その生成速度は一定ではない。特に術式起動時は一気に反応が進む事がこれまでの研究で明らかになっていた。此度も1秒に500cc近い薬液の膨張変化が見受けられ、うつ伏せて己が膝間に挟まれた少女の腹部は体内で蛇大の寄生虫が暴れているかの不気味な蠢きでへそ周りに凹凸を浮かばせた。一般的な医療行為における浣腸は200cc前後。浣腸慣れしたマゾ娘への威圧も兼ねて用いる巨大シリンジでも2L程。浣腸好きのマツリカであれば、その重量物から注ぎ込まれる液体を3度程度は呑み込めよう。かの豚公爵に5度続けて注入された際にはその途中で耐えきれなくなり中身をぶち撒けてしまったという過去もある。たとえ出産直前の臨月腹となろうとも、マツリカの小柄な体躯では20L溜められるかどうか。それが最初の数秒は、秒間500ccという旺盛な勢いで腹中に広がるのだから溜まった物ではあるまい。腹腔奥にて始まった突如の変化に驚く少女の困惑が落ち着く前に、ぎゅごろろろろろっと遠雷の異音を響かせる圧迫は相当な物となっていよう。腹部を挟み乗せた太腿にも急速に膨らみゆく異常がはっきりと感じられる程に。)