2024/04/05 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 実験室(過激描写注意)」にラグナレビアさんが現れました。
ラグナレビア > 【約束ロルの待機中】
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 実験室(過激描写注意)」にマツリカさんが現れました。
ラグナレビア > (王立コクマー・ラジエル学院。由緒正しきその院内には一般生徒が近付く事を許されぬ区画がいくつか存在する。広大な敷地奥、威圧的に聳え立つ魔導塔もその一つ。学院を優秀な成績で卒業した者や、高名な魔術師などを招聘し、日夜、最先端の実験を行っていると噂されている研究施設である。その地下浅層、大規模な事故を起こす可能性の低い比較的安全な実験区画に、この日は多くの人間が詰めかけていた。被検体を室内中央に据えた無菌室を幾重にも防護術式の施された強化ガラスで取り囲み、上下3層の観察室から実験の様子を眺めるその空間。オペラのVIP席を思わせる最上段に座すのはスポンサーでもある高貴なる方々。伯爵以上の上級貴族ばかりが居並ぶ中には、王族の姿さえ見受けられる。その一つ下、2階部分から顔を覗かせるのはマツリカにとっても馴染み深い学生達。上級生を中心とした成績優秀者と、それを引率する教師陣。そして最下段。被検体と同階層のガラス越し、大仰なデータ集積機を前に実験の最終フェーズに向けて奔走するのは白衣姿の研究者と、古めかしいローブを纏った魔導士達。マツリカがいるのは此度の演目の舞台となる無菌室中央部にある手術台めいて背の高いベッドの上。窮屈に折りたたんだ四肢を拘束具により固定され、土下座を思わせる格好で放置されている備品がそれだ。 夕食時、いきなり現れた研究者と衛士の一団によって拉致同然に食堂から連れ出され、なんの説明も成されぬままに少女は着衣を奪われた。全裸となった褐色の珠肌には複雑な魔導回路がおどろおどろしいトライバルタトゥめいて描かれ、その上から無数の電極符を貼り付けられた。その締めくくり、"封"の一字が描かれた前貼りで恥丘を覆われ手術台の上に拘束されたのは、もう四半刻も前の事となる。少女の他には様々な器具の乗せられたキャスターと、宙に浮かんで褐色の裸身を観察するモノアイ以外存在しない無菌室の静寂。その中で2階に3階に続々と観衆が集まって行く様子には、不安ばかりが募った事だろう。)
マツリカ > 学び舎の一角、珍しく一般生徒の立ち入りが厳格に管理される敷地の奥深くには、天を衝かんばかりの魔導塔が立っている。
成績優秀者と報酬を惜しまずに積んで招聘した指導者が、その知性を限界まで振り絞りながら研究を積み重ねる学問の深奥。
塔に出入りできることは即ち世界最先端の知識や情報に触れられることを意味しており、それだけである種の特権(ステータス)となる。

そんな魔導塔にも、他の区画と同様に地上と地下の区別がある。地上で行なわれるのは公表出来る類の映えある研究だ。
例えば、今まで治すことが困難だと思われていた病を治す為の新薬。或いは、遥か彼方と通信する為の遠方念話の魔術。
成功すれば民草の生活を一変させることすら出来るだろうそれらをいち早く実現するために、惜しみなく才覚が投資されている。

それでは、地下区画で研究されるものは何なのか。最も単純な回答を示すならば、表沙汰には出来ない内容の研究である。
往々にして知性とは暴走するものであり、倫理や常識の埒外に向かって平気で足を踏み出す研究者も少なからず居るのだ。
今宵の実験もその一端。見学者達に配られたフライヤーの表題には『記憶・経験の物質化術式の閾値について』とあった。
詳細説明曰く、この実験では被験体の記憶や経験を物質化し、抽出することで特定の記憶や経験を物理的に弄ることが出来るのだとか。
最も単純なのは、物質化された記憶を取り除くことによる記憶や経験の削除――上手く使えば心理療法が飛躍的に進歩するらしい。
誰しもが持ちうる『嫌なことを忘れたい』という願望を物理的に実現する手段となれば、正しく素晴らしい技術革新だろう。

或いは、物質化された記憶や経験を摂取することでその内容を会得することも出来るという。これもまた重要な要素である。
例えば何かしらの道を極めた者がその全てを物質化して後継者に摂取させれば、世の達人の技術を容易く継承出来ることになる。

いずれの使い方をするにしても、何かしらの特異点的な飛躍が確定する技術。その確立に向けた一歩がこれから行なわれる――。

「ん、ふぅ、んぐ……うぐぅ……」

――実験室の中央。手術台めいたベッドの上に一糸纏わぬ姿で蹲る少女こそ、これから行なわれる実験の被験者だった。
じんわりと汗が滲んだ褐色の肢体には複雑精緻な紋様が容易に落とせない染料で描かれ、胴部を中心に無数の電極符が張り付いている。
また、少女の秘部にはぴったりと魔術の札を彷彿とさせる前貼りが貼られており、薄い菫色の窄まりだけが白光の下で顕になっていた。
夕食を済ませた折に食堂から連れ去られ、それからどれ程経っただろうか。中々に息苦しくて、手や足が僅かに痺れて、末端が冷たい。
とは言え、顔を上げようにも拘束具により妨げられれば上手く動かず、周囲の様子を探るには至らない。ただ、白いシーツが見えるのみ。
俎上の鯉となった少女は見学者達に全裸の土下座姿と不浄の穴を晒してしまいつつ、しかし身動ぎ出来ずに時が経つのを待つばかりだった。

ラグナレビア > (翠瞳も愛らしい顔立ち。小ぶりなれど思わずむしゃぶりつきたくなるだろう美乳。淡く腹筋を浮き上がらせるしなやかな腹部の底、子宮の膨らみに大きく描かれた淫紋。マツリカという少女を形成するパーツの中でも特に可憐で淫靡な部分の観察を困難にさせるうつ伏せの屈曲位。観察者の多くが俯瞰で少女を見る位置関係もあり、彼ら彼女らが自らの肉眼で見ることが出来るのは、華奢な背すじと括れた腰から意外に豊かな稜線を描く腰のラインくらいな物。その不満を取り除くのが、ふぃ…っと静かに宙を舞う無数のモノアイ。横から、後ろから、斜め下から、時には土下座姿勢で浮かせた腹とマットレスの合間にまで潜り込み、弱々しく戦慄く腹部、そこに縦に切れ込みを刻むへそ孔、淫紋も鮮やかな下腹、そして前貼りにくっきりと雌溝を刻む恥丘からヒク付く菊皺までをなで上げるように観察して離れていく物もある。そうした奔放な動きを見せるのは、最上段に居座る高位貴族の操るモノアイだろう。それら小型の魔道具が観察室へと送る映像は、観察室に添えつけられた魔導モニタや高位貴族の手にする小型端末で観衆の目を愉しませていた。そんな羞恥と不安に終わりも見えぬまま縛られ続ける少女の耳が異音を聞く。圧搾空気の開閉音。無菌室と観察室を隔てる扉が開いたのだ。 拘束された小躯に許された僅かな自由で顔を向ければ被検体たる少女にも見ることが適おう。靴音に合わせ絹のマントめいて艷やかな銀の長髪が靡き、豊満な双丘も重たげに揺れ撓む。元となった学院制服のデザインが分からぬ程淫靡に改変された黒衣を纏う長身が、少女の拘束された手術台の傍らにて足を止めた。ヒールの無いローファーであるはずなのに驚くほどに長い白脚が括れた腰を折り曲げた前傾で被検体に顔を寄せた。流れ零れた銀髪を繊指で耳に掛ける紅瞳の顔立ちは身震いする程に整っていた。それらの外見的特徴と、前屈みとなった事でその大きさを強調された白乳の、特に匂いが籠りやすい乳谷からふわりと漂う花畑の様な甘香は、少女の脳からとある人物の記憶を呼び覚まそう。)

「お久しぶり―――というのが今の貴女に向けるべき言葉かしら、マツリカ? お元気そうでなによりですわ♡」

(以前、学院廊下で顔を合わせ、他の生徒も大勢いる中での飲尿を強要し、その後連れて行かれた貴賓室では闇色の触手群も用いての凌辱でたっぷりとマツリカを愛で嬲った上級生。ラグナレビア。再会の言葉というには些か引っかかりを覚えるだろう挨拶を、記憶と違わぬ涼やかな声音で紡いだ麗人は、にっこりと柔和な微笑みを浮かべた。女神めいて完璧に整ったその容姿は、猥褻な格好で拘束された自身との対比で少女の羞恥を煽る事だろう。それとは別に、自分の身体を用いた何かしらの実験準備が予備知識の一つも与えられぬまま淡々と進められて行く状況に不安を募らせていただろう少女にとっては、濃厚な一夜を共にしてめくるめく悦びを与えてくれた上級生との再会は、泣きたくなるほどの安堵で裸胸の内をほぐしただろう。ともすれば『あぁ…、先輩が助けに来てくれた』なんてヒロイックな勘違いさえ浮かぶほどに。)

マツリカ > しんと静まり返った室内は囁き声に満ちた観察室とは対照的で、時折溢れる少女の苦悶と圧迫で弱まった呼吸の音が響くのみ。
そんな少女の全身を観察する体で、無数の小さな球体が宙を滑る。観察者達の意志を感知して動く疑似視覚を宿したモノアイだ。
それらは対応する見学者の嗜好に合わせて、時に尻穴や腹部を定点で、或いは股座を舐める様に、より良い画角を求めて動き回る。
特に高額の出資をしたお貴族様ともなると、特殊な魔術を施したモノアイが少女の乗ったベッドすら透過して汎ゆる角度を可能にして。
そうして撮影された少女の姿は当然の様に映像としても記録されて、秘密裏に売り捌かれては実験の追加費用に充てられる。
しかし、商材となった少女には硬貨一枚支払われない。それが、この学院の『備品』という立場である。

先の呻きから更に少し時が進んで、半刻程経った頃、遠くでなにやら気体の吹き出す音がして、機械めいた駆動音が響く。
一拍置いて聞こえる足音に、何者かの来訪を感じ取る。対する少女は、口を閉ざして耳を澄ませて息を潜めて、注意を向ける。
こつり、こつり。革靴が小気味の良い音を立てる。同時に鼻腔を擽る甘い香りは、自然と過日の思い出を少女の脳裏に描き出す。
いくらか記憶の欠落もあるが、その声と名前は確かに覚えている。確か、ラグナレビアと言ったか。敬愛する先輩だった筈。
実際には、記憶の欠落の中で汚穢を吹き出すだけの糞袋にされたり、闇色の触手でもみくちゃにされたりしているのだが。
それでも、覚えている範囲では少女の味方である筈の彼女に、少女は勝手に期待を、希望を抱いてしまって。

「ん、ぁぅ……せん、ぱぃっ、あの、た、たすけて、くださいっ……げんき、じゃ、ないですぅ……」

彼女の名を呼ばなかったのは、この場が何者かに監視されていて、彼女に何らかの迷惑がかからない様にと言う配慮だ。
少女の先輩という立場であれば無数にいる。何せ、学び舎の備品として強制的に留年を繰り返しているのだ。
何年経とうが変わらずに一年生。外見もろくに成長しないものだから、誰にも疑われず気にも留まらない。
いずれにせよ、少女はもうすっかり助かった気でいた。なにか酷い目にあった気もするが、彼女だけにされるなら構わない。
誰とも知れない存在の前で見世物にされるより遥かに上等だ。そんな風に考えていた。彼女こそが凌辱者だとも知らずに。

ラグナレビア > 「――――はぁう♡ もう、マツリカったら♡ そんな可愛らしい声音でお願いされては、わたくし、胸が苦しくなりますわ……♡」

(少女の懇願にたわわの中心を貫かれたかのようによろめいた長駆は、苦しいと嘯きながらも嗜虐ばかりの燃え盛る紅瞳を揺らめかせた。その様子は欠落していた記憶の一部を埋めるだろう。『あぁ、この人はこういう人だった』と。一見優しげで包容力に溢れて見える上級生。けれども学院の備品たる少女の取り扱いを、ともすれば教師以上に弁えている優等生。その行為には深い愛情を感じもしようが、その表現方法は凌辱と表するにふさわしい物。この場から少女を助け出す様な、世間一般が想像する救世主とは掛け離れた存在。でありながら、その凌辱に晒された犠牲者には魂を蕩けさせる程の官能体験を与える物だから、美貌の上級生に愛でられた記憶は美しく尊い物の様に改変されて記憶に刻まれるのだろう。その証拠は直後、第三者によって提示された。)

『時間通りだね、ラグナ君。こちらも今準備が整った所だ。いつ始めてくれても構わぬよ』

(無菌室に朗々と響いたのは、ガラス壁の向こうからこちらを見つめる初老の研究員の声だった。そちらにちらりと紅目を流して小さく一つ首肯を返す麗人の仕草は、全てを理解した者のそれ。彼らの協力者である事を少女に示すだろう。そうして救われた様な表情を絶望に塗り替えただろう下級生の白髪を繊細な手指で優しく撫でて唇を開く。)

「その様子だと今回も説明は省かれた様ですわね。はぁ……モルモットとは言え同じ人間だと言うのに、研究者というのはどうしてああまで……――――と、ごめんなさい。つい愚痴を聞かせてしまいましたわ。説明するから聞きなさい、マツリカ。既に察していると思うけれど、貴女にはこれからとある実験を手伝って貰います。何と言ったかしら……『記憶・経験の物質化』? 確かそんな名称だったとは思うのだけれど……まあ、簡単に言うなら、そうね――――――貴女には、これからここでたっぷりと………" う ん ち "してもらいますの♡」

(少女に告げる今宵、これからすぐにでも行われる事となるだろう実験表題は聞くだに碌でもない物として被験者を戦かせよう。そして、そのまま流麗に言葉を紡ぐ麗人は、その震えすら思わず止まる様なセリフを吐く。桜色に艶めく唇がその両端を持ち上げて、細めた紅眼と共に悪戯っぽい表情を形作っていた。それは冗談でも言っているかの様なれど、切れ長の双眸を彩る紅瞳は笑っていない。事実を口にした者の瞳色であった。)

マツリカ > 「あ、の、せん、ぱい? この姿勢、苦しくて、手や足が、痺れて……だ、から、その……うぅ……」

彼女の香りが、声が、ゆっくりと少女の欠落した記憶を繋ぎ合わせて、過日の出来事を思い出させていく。
あの日は確か、彼女の寵愛を得て、その後小水を飲んで貰って、零してしまったお仕置きで――。
思い出せば思い出す程に、その内容で頬が朱に染まり、言葉の歯切れが悪くなり、股座が僅かに潤む。
とは言え、張り付いた前貼りは少女の陰部をぴっちり隠してびくともしない。羞恥の紅潮だけがモノアイに映る。
それでもどうにかして彼女に助けて貰えないかを考え始めた少女だが、次いで響く男の声に、思考がぷつりと止まった。

「……え、と……は、始めるって、な、なに、されるん、ですか……?」

伏せた顔が放心する。一度信じてしまった彼女が、実は自分を害する存在だと理解するのには時間がかかった。
とは言え、一度徹底的に上下関係を刻まれているからか、彼女を相手にして逃げようという意欲は湧いてこない。
色々な感情が胸の奥で渦巻く最中、彼女の手指が髪に触れる。さらりと真珠色の一房が質の良い布の様な質感で滑る。

「――も、もる……? あ、えと、じ、実験……? ごめん、なさい。考えるのが、追いつかなくて――っ!?」

降り注ぐ彼女の言葉。その内容を最初は理解しようとしていたのだが、中々頭に入ってこない。理解を拒否していたのかも知れない。
ただ、これから自分が碌な目に合わないことだけは分かった。確信があった。これまでもそうだったから、今日もきっとそうなのだ。
諦観に浸りかけたその刹那、最後の一言に体が跳ねた。文字通り、びくりと。ベッドの上から、一瞬浮いてしまったかも知れない。
この場で、先の男が、或いはおそらくきっと他にも大勢が見ているだろうその中で、腹の中に秘めた羞恥の汚穢を吐き出せと迫られる。
その事実だけで頬が、耳が熱を持つ。じくりと過去を思い出して僅かに腹の奥がずきりと疼く。そして、理性だけが真っ当に恥じる。
だが、それと同時に他ならぬ彼女の言葉で告げられたからだろうか。彼女を覚えていた体は、その言葉だけで命令を遂げようと勝手に動く。
顕になっていた薄い菫色の窄まりが、彼女の言葉を気にむずむずと、ひくひくと蠢き始めて、時折小さくぽっかりと開いて粘膜の赤を見せて。
それから、ぶぷ、ぷすぅ、と返事のように放屁を一つ。彼女にだけは、少女の腹に溜まった汚穢を仄めかす臭いが伝わることだろう。
そして、勝手に少しだけ緩んだ尻穴から気体が漏れ出た感覚を如実に味わってしまった少女は、声を殺して羞恥に悶え、涙目になっていた。

ラグナレビア > (屈辱的な屈曲位で縛り付けられた少女が自らの翠瞳で見ることは適わぬだろうが、その恥丘にぺたりと密着する前貼りは描かれた文字が示す通り呪物の一種。それ故そうそう剥がれる様な物では無いが、その原料はただの紙。今は紙裏の糊にてぴたりと閉じ合わさっている幼裂に塞がれているのだろうが、少女が興奮に雌溝をヒク付かせ、発情の体液を溢れさせるのならば、当然の様にそれを吸って濡れ透けて、乙女の全貌をモノアイに晒す事となるだろうし、場合によってはぬめりに負けて剥がれ落ちるなんて事もあろう。その際の対処が後れたならば、かなり取り返しの付かぬ自体に発展するのだけれども、そうしたあれこれも当然少女は聞かされていなかった。そんな少女の、手垢で汚れ切った壊れかけの玩具とは思えぬ初々しい反応は、見世物の本格化を待ち望む観衆の期待を大いに煽った。研究者の言葉、そして上級生の説明に戸惑い、困惑する様もまた実に可愛らしい。その辺りがこの備品を類稀なロングセラーと化し、未だ処分されぬまま学院に在籍させている理由の一つなのだろう。)

「ふふ♡ 本当に好き者なのだから♡ 可愛い♡」

(少女を捕らえる拘束具は、一定方向への動きに関しては大きな遊びを持って作られていた。それはラグナレビアの言葉を聞いて思わず発育良好な尻を跳ねさせた際に気付く事が出来ただろう。それはこの先のプレイ―――もとい、実験の際に跳ね踊り、最終的には高々掲げられた尻からの排泄という実に見栄えするだろうフィナーレを想定しての物。今回の実験における重要人物たるラグナレビアのこだわりの結実であった。そんな少女の反応を愛おしむ様に、もしくは宥める様に伸ばした繊手がすりすりと火照り始めた尻を撫でる。それが余計に従順なアナル奴隷の身体に染み付いた従順を呼び覚ましたのか、大きな動きに反応したモノアイがいくつも集まり熱視を無数に突き立てるアヌスを戦慄かせ、菫の色彩も生々しく淫猥な窄まりを広げて腹の中身を披露した。そこから微かに漏れた恥音を拾ったのは、静寂に満ちた無菌室に佇む麗人と、排泄孔に触れんばかりに近付いた変態公爵のモノアイくらいの物だろう。)

「すぅぅぅう……、っはぁぁあああ♡ くっさ♡ 貴女、何を食べて来ましたの?♡ 貴女のおなら、鼻がひん曲がってしまいそうなくらい臭いましてよ♡♡」

(そんな一部の者だけが気付いた少女の粗相を、舞台女優めいて通りの良いメゾソプラノが喧伝する。どっ。ガラス外の物音はスピーカーを起動せぬ限り通さぬはずのガラス壁越し、嘲笑と失笑に湧く気配はうつ伏せを縮こまらせる少女にもはっきりと感じられよう。そうしてひたり。今一度少女の臀部、ますますの熱を孕んだ稜線に置かれた雪白の手指が再びその柔肉を撫で愛でる。)

「――――でも好きよ♡ わたくし、貴女のうんちの臭い、大好きですわ♡」