2024/01/21 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 地下実験・調教室(過激描写注意)」にマツリカさんが現れました。
■マツリカ > 学び舎の地下。調教用、或いは実験用として設けられた一室は、媚薬と雌の汗蜜が混ざった甘酸っぱい臭いに満ちていた。
窓のない部屋は換気も疎かになっており、籠もった空気は湿気を多分に含んでおり、暖房の熱も相まって中は蒸し風呂めいている。
「ふぐっ――んぉ、おぉぉおおぉおっ――♡ おゔっ、お、おぉおおっ♡」
湿気と臭いの原因と思しき雌は、部屋の中央に据え付けられた調教用の台座の上で無様な喘ぎを垂れ流していた。
台の上にうつ伏せで寝かされた肢体には、以前から実験を重ねていた魔法具の円環――四肢封印リングが嵌められている。
両腕は二の腕の半ばまでを、両足は太腿の三分程までが残るのみで、その末端は二つに別れた円環の断面が金属の蓋の様になっており、
もう一方の円環から伸びるほっそりとした少女の四肢はどろりとした桃色の薬液で満たされた容器に沈められ、媚薬漬けにされていた。
円環の開発者曰く、魔法具で分断された四肢から薬物等を接種した際に、胴体側にどの様な影響を与えるかを観察したいのだとか。
「ふぶっ――んおっ♡ おぶっ――お、ごっ♡ おゔぅっ――んおおぉおぉおおっ♡」
四肢から染み込む媚薬は、魔法具の影響を受けることなく血流に乗って胴体へと届き、性感帯を疼かせ、頭の中を蕩かせる。
じくじくと熱を帯びる子宮、めいめいに固く屹立する乳首と陰核、粘膜をぽってりと充血させながら愉悦を待ちわびる秘所と尻穴。
淫猥に熟れる少女の肉体は、ただ実験のデータを取る為だけではなく、今後の研究費用等を用立てる為の見世物としても使われていた。
「おぅっ――お、ぼっ――♡ おひゅっ、おぅううっ♡ えぉっ、えぅううっ――♡」
台上では、少女の股座の位置に突き出た円盤が秘部を磨く。円盤の表面には四肢を犯す媚薬と同じ薬液に塗れたガーゼが貼られている。
少女の真っ赤な肉真珠がたっぷりと媚薬を吸ったガーゼに埋もれ、包皮すら剥かれた無防備な状態で休みなく研磨され続けている。
しゅいぃぃん、と無機質な機械音と共に与えられる快楽は膨大で、絶頂を繰り返しては、汗と潮を垂れ流しつつ身悶えするのみ。
また、尻穴にはチューブの繋がったバルーンプラグが嵌まっており、定期的に養分や水分を含む薬液を浣腸して少女の肉体を万全に保つ。
副作用の排泄欲求は薬液の漏出を防ぐ為のプラグで塞き止められて、吐き出すことは叶わない。ぎゅる、ぐる、と時折腹が低く鳴る。
しかし、四肢を取り上げられた少女は弱ったイモムシの如くにのたうち回るしかなく、多少の身動ぎこそ出来ても逃げ場はなかった。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 地下実験・調教室(過激描写注意)」にルヴィエラさんが現れました。
■ルヴィエラ > (研究に必要な安全の保障――或いは、より一層の実験の為に
呼ばれて居たのは、薬物魔術、何れにも対応が可能な人材
其の中でも、普段学院には余り出入りしない――顔を見せる事の少ないローブ姿が
その実験の光景、と言う物を共に眺めていた
四肢を分ける魔道具と言う物の存在は、思考としては面白い
その研究成果へと一枚嚙む代わりの協力でも在るし
何よりも、被験者の管理に携わっている身でも在る
ただ――もう、この期に及んでは寧ろ、実験の観察と言うよりは
見世物、娯楽としての様相が強くなって来て居るのだろうが。)
「……そろそろ、試した方が良いのかな?」
(薬物による影響観察は、十分な成功と言える物だろう
故に、段階は此処から一つ進められる。 今は媚薬付けになって居る四肢の内
右脚が収められた容器へと近づけば、其処に触れる
右脚から、通した魔力が魔力回路を伝い、娘自身の子宮に刻まれた呪いを起動する物
だが、あくまでそれは本来、四肢が正常に繋がって居ることが前提だ
魔具によって分離されている今、果たして、魔力の繋がりも正常に再現できるのか
――もし、其れが成功したなら
媚毒に蝕まれ、既に苛烈な発情に犯されて居る娘にとっては、追い打つ様な変化になりかねぬ
触れられても居ない、機械的に嬲られ続けて居る、其の中で
子宮が、卵巣が、臨界を迎えて荒れ狂って行く、其の感覚は
常人であれば、本来耐え切れずに狂い堕ちて仕舞う物で在ろうけれど
伝う魔力が、まるで娘自身を慰撫する様に、其の胎へと巡るなら
――近くに、誰が居るのか、見守って居るのかは、理解出来る筈だ。)
「―――――……さて、頑張った娘には、御褒美も必要だからねぇ。」
(自らは――容器が管理されている場所から直ぐに離れる
娘自身が、果たして視認できるほどの余裕を保てているかは判らないが
其の様子を伺い、顔を覗き込んでは――片掌を、するりと胎の上に、柔らかく、乗せた)。
■マツリカ > 調教台に仕込まれた円盤は一周する度にガーゼの表面を新たな薬液で濡らして、少女の股座にこれでもかと塗りたくる。
どろりとした粘性は溢れ出た潮や愛液と混ざり合うことで程よく薄まり、ローションの代わりに陰核と秘所の粘膜を保護して。
台の上に乗せられてから休みなく磨かれ続けた陰核は、小指の第一関節程迄伸びた雌陰茎としてガーゼに全体を委ねていた。
実験の開始からどれ程絶頂を迎えたか。快楽に慣れつつある頭はぐつぐつと煮えていて、性欲七割排泄欲三割という染まり具合だ。
そんな少女を観察する者達の中に、少女へと淫魔の呪いを刻み、卵巣と子宮を作り替え、雄の器官すら埋め込んだ男が居た。
与えられる愉悦によって卵巣がいくつもの卵を放ち、注がれた精子が全てを食い尽くす様に孕ませて、そして産み落とした。
そうしてこの世に生を受けた、少女と同じ運命を背負った幾人もの娘が何処で何をしているかは、杳として知れない。
そんな、曰くと因縁に満ちた彼が、少女の四肢の一本――右足へと触れる。刹那、怪しい紫の魔力が触れた点から遡上した。
伸びる紫の魔力線は円環をくぐり抜けて少女の太腿から下腹部へと届き、同じ色合いの淫猥な紋様へと蛇の様に進んでいく。
そろり、そろり。うねりながら進む魔力線が、紋様に繋がる。同時に、少女の下腹部を媚薬とは桁違いの鮮烈な熱が灼いた。
「ふぶっ――んお、おぉぉおぉおおおっ――♡ お、ぶっ――んぉ、おぉおおおうっ♡」
目を見開き、悶える。台の上で体が僅かに跳ねれば、僅かに露出した腹部に妖しい紫の輝きが力強く点っているのが見えるだろう。
そこいらの某が面白半分に励起した時とは異なる、正真正銘の淫魔による強制励起。それだけで子宮が灼き焦げて、白濁蜜が潰れ出る。
ぶじゅ、ぶじゅ。体の芯から法悦が湧き出て、思考の一切合財を全て吹き飛ばして、一応人間だったはずの備品が雌の獣に成り下がる。
あの人が居る。そう理解する。思考より先に肉体が。一瞬で体が敗北を受け入れて、雌として媚びることを少女に強いていく。
彼がゆるりと側に来る。その手が、少女の様々な体液に濡れた胴部を転がすと、少女の肉体は仰向けに直り、円環の上に戻された。
体位の変更を感知して、円環の動きが逆回転に変わる。裏筋を根元から先端にかけて擦り上げられて、雌陰茎が健気に天を衝く。
「んぉっ――ひゅっ、おっ――んぉぅ――♡ おっ――おぉおぉっ♡ んおぅううぅっ♡」
男の掌が下腹部に乗る。その僅かな揺らぎですら、今の子宮には猛毒だ。じんと子宮性感が波濤の様に広がっていく。
再び潮が漏れて、続いて腸に注がれる薬液を越しただけの薄まりきった小水が、無様な少女を飾る噴水の如くに漏れ出して。
同時に尻穴に伸びるチューブを通して、少女の腹の中へと定時の浣腸がたっぷりと、腹が膨れるまで注がれていく。
男の前であらゆる自由を失い、小水の粗相すら露わにする少女は、どことなく赤子を彷彿とさせるかも知れない。
■ルヴィエラ > (――魔導具の完成度は、高い、らしい。
己の魔力を正確に通過させる精度は、称賛に値する物
その用途や発想に関しては、変態の為せる所業であろうが、技術とは得てして
そう言った者達が発展させ、伸ばして行く物では在るのだ
元より四肢をもがれた状態で、娘に抵抗の余地は欠片も無い
掌で触れた下、胎の奥で狂いのたうつ子宮や卵巣が、己の存在に歓喜して居る様を伝わせれば
良く覚えて居ると、褒める様に円を描いて、胎を撫ぜる――其れだけで
胎奥に魔力の波を起こし、四肢から繋がった魔力だけではない、直に流し込まれる魔力を
紋様の起動、其の礎として、詰め込んで行く、染め上げて行く
腸内に流し込まれて行く薬液で胎が圧迫されれば、張り詰めた腸管が子宮を圧迫し
胎へと、過剰に充血し、ぼってりと重みを増した仔袋の輪郭が浮き上がる程
其れを、弄ぶ様に指先が、くにくにと肌の上から捏ね、揺らし、愛撫しては
――とん、と、二本の指が、卵巣を軽く触れた。 其の刹那、其処が沸騰する様な感覚を覚えようか
活性化させられたその両翼が――疼きを溜め込み、膨れ上がって行く
人の種を孕む為ではなく――淫魔たる雄の種を孕む為の、強靭な卵を産み堕とさんと、し始める為に。)
「――――……相変わらずでは在るが、元気そうでよかった、マツリカ。
本当なら、色々と積る話も出来ると良かったのだがね。 ……そんな余裕は無いだろう?」
(顔が寄せられ、娘の耳元に声が響く。 脳髄にまで浸透する様に、深く。
其の目元に口付けを触れさせ、赤子の如き娘の頭を、優しく撫ぜてから
秘裂を磨き続けて居る円盤に手を掛け、其の起動を止めて遣る
円盤の回転其の物は未だ止まらぬ儘で、徹底的に磨かれ、宝石の如き艶を帯びた肉芽を
自らの指で、上下に撫で上げ、じゅくりと扱き立てて行き
――調教台の上に、腰を下ろす
娘の身体を、己が膝上へと、持ち上げ、降ろして、確りと抱え込んでは
自らの衣服が小水で濡れるのも構うことなく――己が上で、肉芽を、下胎を
徹底的に、追い詰める様に、責め立て始める。 其れまでと違い、明確に雄の気配を傍に置き
片掌が、ずぶりと娘の肌に沈み込んでは、飢えに餓えきった子宮を捉え――甘く、握り締める
ぎゅむ、ぎゅむ、とゴム毬を握り、捏ね潰す様に指先が絡み、与える有り得ぬ刺激
子宮孔を指がじかに触れ、肉の輪を擦り上げては、本来頑なでなければ為らぬ其処を、当たり前の様に懐柔して
其の上で、娘の肉体と精神共に、屈服させんとする。 何物にも抗いがたい唯一つの衝動を
――受精欲を、受胎欲を、娘の脳裏に、埋め尽くして遣るかに、だ)。
■マツリカ > 少女を観察する取り巻きの内、この実験の主導者たる存在は少女の痴態を気にも留めず、ただデータに集中している。
魔法具に掛けられた高度な時空間に作用する術式。その研究が出来れば、その他はどうでも良いという研究者気質なのだろう。
例え開発されたものが結果的に下卑た用途で使われようが、研究のパトロンが邪な考えを抱いていようが関係ないのだ。
そんな研究第一の研究者と四肢を奪った凌辱を楽しみたい歪な性嗜好の持ち主が交わった結果、四肢封印の円環が生まれている。
公開されている実験が見世物染みているのも、研究の費用を負担したパトロン達に満足してもらう為の嗜好なのかもしれない。
「んぉっ――ごっ――ふぶっ――んぉおおっ♡ お、えぶっ、んぶぅ……♡」
何れにせよ、実験の被検体となった少女からすればとてつもない迷惑を被る羽目になるのだが、そこに少女の意志は介在しない。
学院の備品――即ち殆ど無償で使うことの出来る存在だ。即ち最低限の衣食住さえ用立てれば、勝手に生き長らえる雌畜生である。
どれ程学ぼうとも卒業出来る訳もなく、意図的に増やされる負債は決して返済出来ない様に仕組まれて、逃れる術は存在しない。
今も淫魔に致命的な相性の魔力を注がれて、外れた四肢を媚薬粘液の中で震わせながら、背筋を弓なりに反らせるばかり。
浣腸される薬液も凌辱に慣れた少女専用だ。重たく粘度の高い液体が内側から腸を広げて子宮を圧迫し、薄い腹の肌に影を映す。
今すぐに栓を抜いてしまったならば、汚穢による粗相ではないものの濃密な粘液を擬似排泄して法悦に耽っていただろう。
ぼっこり膨れきった少女の下腹部。しかしその実は赤児など宿していない淫らな肉風船の上に男の掌が乗り、表面を弄ぶ。
ぐにり。くっきり浮かんだ子袋の輪郭が潰れる。ゴムと言ったか。ある植物の樹脂を使った玩具の球体の様な弾力がひしゃげた。
その度に少女は苦悶と快楽の混ざった鳴き声を漏らし、秘所からしとどに雌汁を零した。最早愛液も白濁しきって、発情の度合いを示す。
そして、男の指が子宮の両翼――丁度卵巣の位置に触れた瞬間、ぱぁん、と何かが弾け飛んだような気がして、強い熱が腹に宿った。
「おごぉおぉおおおっ――♡ えぉっ、お、ぶっ――♡ お、あぅっ♡ おえ、ゔぅうっ♡」
頭蓋骨という鉢の中で、脳味噌をすり潰されてしまう様な衝撃。卵巣が一気に無数の卵を吐き出して、しかし産んだ瞬間に賦活する。
本来であれば有限であるはずの卵細胞は、しかしそれを欠損と捉えてしまう肉体が治癒の魔術で産み出した分だけを作り直して取り戻す。
体外から直接、両の卵巣が抱く全てを絞り出されている感覚がして、本来ならば一生分の卵子をほんの数秒で無駄撃ちしきってしまう。
お前が今抱えているものは、彼に相応しくない雑魚卵子だ。そう言わんばかりに放出と賦活が繰り返され、卵巣が淫魔の魔力に染まる。
今なお秘所から、子宮から零れ出ている雌汁にも、無数の卵が含まれているのだろう。それは貧弱な存在を淘汰するべく垂れ落ちていく。
悲しむ間もない。優しく撫でられつつ、耳が孕みそうな程に妖艶な重低音に耳を傾ければ、あらゆる感覚が彼に敗北して、媚びていく。
彼の手指が徹底的に研磨されて熱を帯びた雌陰茎へ伸びる。媚薬粘液塗れで、恥垢の一片すら付着していないそれが、手指で潰れて。
「んぉっ ―― ♡ お、ひゅっ――♡ おぅっ、お、おぉおおおっ♡ んおぅうううっ♡」
呼吸が止まって、声が途切れる。尿道も壊れてしまったようで、殆ど臭いも色もない小水が絶えず垂れ流しになっている。
ばちばちと眼の前が激しく白黒に明滅する。彼の手が腹部にめり込めば、子宮を肉越しに圧搾されて、みっともなく雑魚卵子が吹き出た。
無数の排卵と再生を繰り返して、より魔族の、とりわけ淫魔の魔力を取り込んだ魔性の卵巣への再改造が、衆目の中で行われていく。
出来上がるのは、人でも魔でも龍でも粘体でも区別なく、どんな存在でも孕むことが出来る卵子を無尽蔵に吐き出すことの出来る魔胎だ。
子宮も淫魔の魔力が籠もった愛撫に晒され続ければ、人の身にあらざる柔軟な存在へと作り変えられ、万能な母体へと変わっていく。
肉越しに捏ね回され、左右に広げられる肉輪。子宮口すら屈服してしまうと、奥から漏れる無数の卵子も淡い紫の魔力を帯びるまでになっていて。
「ん、おぅっ――お、ぶっ♡ んぉ、おぉおおっ♡」
男の腕の中で、雄の存在を、主人の存在を感じながら、雌の本能が少しずつ引きずり出されていく。
孕みたい。子を宿したい。そんな欲求が、どろりと澱のように溢れ出て、思考の隅々まで広がって。
とは言え、少女が何よりも慣れ親しんでしまった欲求――排泄欲もまた、何よりもしぶとく残り続ける。
結果的に、少女の欲求は腹の中から何かを出したい――転じて、産みたいというものへと変わっていく。
それこそ、腹を満たす粘液でも、それ以上に恥ずかしい某でも、子宮に宿った卵子を変質させて卵でも。
いつしか、少女は自然と腹に力を入れて、男の腕の中で息む様になっていた。その度に、紫の淡い光が零れ落ちていく。
■ルヴィエラ > (――人としての尊厳の何もかもを踏み躙られ、蹂躙されて
娘は人からかけ離れて行く、人ではない何かに、変わって行く
己がこの余興に加担して居るのは、所詮茶番でしかない
様々な見返りと利が存在するが故、娘の堕落を止める事は無い
――娘が、其れを良しとしている限りは
卵巣が、排卵を活性化させ、無尽蔵に増産される遺伝子を強化して行く
其れは最早淫魔の性、人の枠を外れて仕舞った所業
強き魔すらをも受け入れる事が適う、肉体への変質
掌の中で悲鳴を上げながら、狂った様に卵を産み堕とし始める娘を眺め乍ら
其の胎から零れ落ちる紫の魔力光が、其の淡い輝きを次第、十分に強めた頃に
――最後に、ぴんっ、と肉芽を弾いて離れた指先を、娘の腰に回せば
普段以上に軽い其の身体を、己が腰上へと抱え込んで。)
「―――――……試しに。 ……私を孕んで御覧?」
(囁いた言葉と共に――掌に、魔力が集った。
零れ落ちて行く卵に、自らの魔力がまじりあい――変質を、引き起こす
ただ、圧倒的で純粋な力其の物を与えられた命が、赤子ではなく、卵として
異常な成長を遂げて、娘の胎に育ち始めるだろう
他のどんな生物の卵とも似つかぬ其れは、白く、汚れなく
産み落とされる傍から、順次育ち、子宮を広げて行く其れが
赤子の頭よりも少しばかり小さな程度まで、大きさを増した物から――
――娘に、子宮に、疑似的な産む衝動を巻き起こさせる。)
「―――弱ければ、卵にもならぬよ。
ほら、頑張って産み落として御覧、マツリカ。 ……何時か、私の子を孕む為にね。」
(娘の卵巣が、強靭な卵を産み落とす度に、卵の径は大きくなる
子宮を酷使し、自らの魔力を削りながら、其れでも、其の瞬間
娘自身が試されて居るのだと言う事に気が付ければ
――より、大きな卵を産み落とさなければならないのだ、と言う事が
脳裏に、過る事となるだろうか)。
■マツリカ > 変わっていく。変えられていく。それは、己の人間性すらも凌辱され、蹂躙されていくという悍ましい現実。
魔を屠る勇者であれば、それでも刃向かえたのだろう。清廉なる聖女であれば、屈することはなかったのだろう。
しかし、残念ながら少女は矮小なる只の民草だ。少しばかり未来を夢見ることが出来るだけの取るに足らない雌でしかない。
故に、度重なる凌辱で複雑に折れ曲がった心が、再び圧し折れてしまうのも仕方ないことだ。ぽきり、ぽきり。音がする。
既に諦観を抱いていたから、魔の侵食は早かった。乾いた大地が降り注ぐ雨を飲み込む様に、淫魔の魔力が浸透していく。
陰茎を生やされて、精巣を埋め込まれて、己自身を孕み、生み出せるように改造されても、まだ子宮と卵巣は手つかずだった。
否、正確には有限な筈の卵子が無限になったり、性感で排卵してしまう体になったりはしていたが、人の埒外ではなかった。
だが、今行われている改造は、少女を人の理から外す行為。取り返しの付かない、不可逆な非人間化の一歩だった。
腹の奥。子宮が、卵巣が、人魔を問わず汎ゆる存在を孕み、育み、産み落とすことの出来る万能の胎へと変わっていく。
その試運転として、不要になったごみの掃除を兼ねて、弱小な卵子がぷりぷりと吐き出されては、回る円盤に降り掛かった。
台座の下、円盤を濡らす媚薬の海には、少女が産んだ無数の卵を含む蜜の濁りが多量に混ざり、ピンクの濁りを形成する。
金払いの良い変態達の中には、少女の卵の成れの果てたるそれに金を出すものも居るだろう。何に使うかは知りたくもない。
徐々に、息んだ時に零れ落ちる白濁汁に紫の燐光が混ざり始め、更に時間をかければぼんやり輝く程に魔力を吸った卵が出始める。
そこまでくれば、少女の中で生成される無数の卵子は、完全に淫魔の魔力が馴染んだ魔胎にふさわしい性質を持つものに変わっていて。
淫魔たる彼が、卵巣へと魔力を注ぎ、その意志を通して変質させてしまうなら、その望むままに無数の卵子が放たれ、無精卵へと変わる。
「お、ひゅっ――おっ、んおぅっ――♡ お、おぉぉぉおおっ――♡ お、えぅっ♡ おおえぅっ♡ ん、ぉぉおおおっ♡」
くぷん、くぷん。放たれた無数の卵が少女の子宮内で急激に成長し、少女の腹が歪に膨れていく。
無数の球体が腹の中に詰まってるとしか思えない、葡萄を房ごと肉と皮で包んだかの様な腹へと変わる。
そして、小ぶりな柑橘程の大きさで子宮内を埋めると、その内の一つがぷくぷくと、赤児の頭より多少小さい径へと熟れた。
ずきん――陣痛が始まる。子宮が卵を生む用意を始めて、取り上げられた二本の足が媚薬粘液の中でびくびくと戦慄いた。
空を蹴る様な形で力が入らない気がして、しかしそれ以上に卵が重たくなると、みしみしと内側から骨盤をこじ開けて産道へ。
秘部が目一杯に広がると、奥から露わになるのは光沢のない白色の外殻を持った球体。何の生物とも違う、『マツリカの卵』だ。
中身は、恐らく他の卵生の生物と同じで、黄身と白身があるのだろう。明らかに異常な、しかし何より貴重な卵が、秘所を抜けて。
「おゔっ――ぉ、おぉぉぉおおぉおっ――♡ おぎゅっ♡ お、んぉおぉぉおおっ♡」
ごとん。産み落とした卵は、調教台に落ちる程度では割れなかった。そのまま、つるりとした球体は転がっていく。
だが、少女は卵の行く末など気にする余裕もない。なにせ、先より一回り大きな卵が、子宮からズルリと転げ落ちるのだ。
ゴリゴリと内側から拡張される産道は、その内オーガ等の巨人種や巨根の亜人種、龍種等も受け入れられる柔軟さを得るだろう。
その奥の子宮もまた、壊れない様になるか、或いは壊れても治る様になる。女性能力を喪失することは最早あるまい。
めりめり、みちみち。先より一回り大きな卵が、ごとりと調教台に落ちた。そして、一瞬の休みもなく次の産卵が始まる。
そうして、四つ、五つと卵を生み落とすと、六つ目は生まれ落ちずにポッカリと緩みきった奥から無数の小さな卵が転がり落ちていく。
最小でも鶏卵より一回り大きなそれは、尽きた少女の魔力を吸えず、育つことが出来なかった卵の残滓。それが、数十個生み出されて。
育んだ卵を全て産み落とし終えると、ぶにぶにとした赤い粘膜――子宮口を外に脱落させた無様な雌が、息も絶え絶えに白目を剥いて。
ただ、尻穴に差し込まれたプラグのポンプだけが、再びの定時と言わんばかりに多量の薬液を注いで、凹んだ腹を再び肉風船へと変えていった。
■ルヴィエラ > (本来其れは破滅であり、時日客観的な視点で在れば其れは、不幸、であろう
彼女を堕とす淫魔は、されど其れを求め、労い、褒めるのだ
彼女の其れが決して不幸ではなく――新たな変化への一歩なのだ、とでも言うかに
胎の中で育った卵は、まだ、外部から回収される様子は無い
転がった其れは、調教台が落とす影が、ふわりと伸びて、割れる事無く受け止められる
部屋の隅で、鳥の巣の如く一纏めに積まれるなら、何かの拍子に踏みつける事も在るまい
魔力を使い果たしたのか、焦点の合わぬ娘の瞳を覗けば
よく頑張ったとばかり、其の頭を撫ぜて、己が肩口へと伏せさせよう
――そうして、ふと、視線をあらぬ所へ向ける
協力する代わりの約束、魔力、魔術、その他の魔導具通過実験を行った後は
自由時間を、寄越す様に、と言う。
観測者である研究者が、休憩か、或いは食事か、其の場から離席する
無論、だからと言って観測其の物が終わる訳では無い
魔導具の状態維持も、自動的な観察も行われては居るだろう、が
――見なかったことにされる、と言う点では、きっと、少し違いが在る
卵を排出し過ぎたか、露わとなって仕舞って居る子宮孔に
何かが、触れて、其れを押し支えて。)
「――――……では、本番と行こうじゃないか、マツリカ。
これだけ、責め苦を受け、染められ、嬲られ、餓えさせられた後なのだから
……何も考えずに、悦んで良いのだから、ね。」
(―――ぐ じゅんっ !
脱しかけていた子宮が、一瞬のうちに娘の胎の奥へと
元の位置よりも更に深く、薬液で目一杯に張り詰めた腸管すらも押し退け、突き込まれる
堪える事なぞ何も出来ないだろう、無防備に過ぎる一瞬を狙い撃つ、蹂躙
産卵によって柔軟となった其の産道を、子宮を、撃ち抜くような、他者の、雄の熱が
真っ白に染まり切った娘の脳髄に、魔毒の様な多幸感を齎すか
雌と言う生き物を堕落させる為だけに存在するかの、悪辣なる淫魔の威容が
「御褒美」を、与える為に、其の身を貫いたのだから
疲弊し切った卵巣には――その律動の重みは、酷く心地良く、響く筈だ)。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 地下実験・調教室(過激描写注意)」からマツリカさんが去りました。