2024/01/17 のログ
ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)」にマツリカさんが現れました。
マツリカ > 夜。学院地下の一室へと押し込まれた少女は、中央に据え付けられた調教用の台座に仰向けで寝かされていた。
分娩台や手術台にも思える硬い台の上で、一糸纏わぬ全裸に唯一銀色の魔法具と思しき円環を両腕と両太腿に身に付けるのみ。
ぼんやりと天井を眺める視線は現実味のない恍惚を帯びている。何らかの薬品か魔術で一時的に意識が蕩けているらしい。

そして、横たわる少女の傍らには数人の人影があった。その注目は少女ではなく、魔法具の円環へと向けられている。
何やら確認しているのは、魔法具の開発者なのだろう。時折纏う白衣が揺れて、眼鏡が冷ややかに輝いた。

「んぁ――ふ、ぁぅ――ん……」

か細い吐息に僅かな声が混ざる。被検体たる少女は、正しく俎上に載せられた鯉だ。ただ、準備だけが着々と進む。
やがて、魔法具の確認を終えたのだろう開発者が合図を出す。同時に、少女の両腕と両太腿に嵌められた円環の表面に文様が浮かぶ。
そして、次の瞬間、ごとりと何かが落ちる音がした。開発者に同伴していた助手と思しき者達は、落ちた何かを拾い上げていく。
それは、すらりとした褐色の腕と足だった。身に付けていた円環の魔法具がそのまま断面となっており、まるで人形の様に外れたのだ。
魔法具の断面はつるりとした金属で構成されており、それがまるで両腕と両足を断ち切った後と思しき場所に蓋の様にはめ込まれていた。
開発者と助手達は、外れた少女の腕と足を観察して様々な情報を確認すると、今度は外れた腕と足を元に戻す様に魔法具を繋ぎ合わせる。
正しい向きで合わさると、魔法具の文様が消えると共に少女の両腕と両太腿が繋がる。魔法具をずらしても傷跡は一切ない。

どうやら、少女に使われた魔法具は一対の円環を繋げたもので、嵌め込んだ物を一時的に分割するために使われるものであるらしい。
円環を分けた時に両腕と両太腿が切断された様に見えたのも、実態として魔法具同士が繋がっている為、物理的に切られた訳ではない。
切断されたわけではないから傷やいたみが生じることもなく、魔法具を接着すれば両腕と両太腿は元の位置に戻るという寸法だ。
ただ、少女の意識を一時的に酩酊させていたのは、両腕と両足を取り外すという行為が視覚的にショッキングなものだからだろう。
無論、中には狂乱する姿を楽しむ様な輩も居る。今回は実験のデータを速やかに、正確に取得することが優先されたというだけの話だ。

そうして、彼らは一頻りデータを取り終えると、最後にもう一度魔法具を起動して、少女の両腕と両足を外して拾い上げる。
そして、少女の胴体側――短い腕と脚を封じる蓋の様な箇所に、豚の蹄を彷彿とさせる樹脂製のカバーを嵌め込んでいく。
最後に、豚のしっぽを模した装飾の付いたアナルプラグを少女の窄まりに差し込むと、腕と足を回収してそのまま部屋を後にする。
このまま眠り続けるもよし、或いはおもちゃにされるもよし。外された少女の腕と脚は魔法具を装着した少女の観察に使われる。
そして、規定の時間がやってきたならば、そこで実験は終了する。再び彼らがやってきて、少女に両腕と両足を取り付けることだろう。

ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)」からマツリカさんが去りました。