2023/10/08 のログ
■プリスカ > 女騎士が舌を出してくれば、プリスカもそれに舌で応じる。
唾液塗れのそれをねっとりと絡み合わせ、彼女の口内に唾液を流し込む。
勿論、淫魔の一種たるエンプーサの体液はただの体液ではない。
それ自体が獲物たる人間にとっては媚薬に等しいのだ。
「んっ…ちゅ…ふふ、じゃあ私も貴女のこと、食べ終えたら剥製にしてあげるわ?
愚かな人間らしい、とびきり恥ずかしい姿で…」
笑いながら、尚も執拗に舌を絡め口内を舐るプリスカ。
身体でも、自身の巨乳を女騎士のそれに押し付け、乳首同士を擦り合い始める。
淫魔特有の極上の女体と瑞々しい肌は、擦り合うだけでも快楽をもたらすだろう。
「ちゅ…んむっ…んっ…♡」
口付けに段々と熱が入るにつれ、プリスカの指先も女騎士の肌を這いだす。
しばし背中や、腰を撫でた後、片方の手はその爆乳に伸び、遠慮なく揉みしだきはじめた。
■モルガナ > 舌先がぴりつく。だがそれが甘い疼きに変わり、目を細めて唾液を飲み下す。
媚薬。耐性を得る為に幾度飲まされたか。
だがこの媚薬足る体液は芳醇。悪意はあるがそれ以上に甘く蕩ける。
だから淫魔を挑発するのだ。
「ということは……、どこかに豪勢なお屋敷でもあるのかしら。
私を飾ってくださるなんて……。」
その言葉、挑発から言葉尻を掴み情報を呑み込んでいく。
だがその表情は蕩けて、甘く、柔和な笑みが解けていく。
己の肌に吸い付いてくる魔族の肌。まるで撫で回しほぐしていくような甘やかな抱擁。
その中で優しさとは裏腹に肌を擦り合わせる身悶えは強くなり、尖り乳輪も浮き上がった頂同士を浅ましく擦り合わせる。
「んふ……、ちゅぁ……、はむ……♡」
背中や腰を撫で回す指が、己の爆乳を我が物顔で鷲掴みにし、指を沈み込ませる。
乳首をひねり上げるように根元から捏ねられ、唇同士を食むように深く重ねて唾液をより啜るその瞳は貴女の視線から離せない。
やがて、女騎士の手も尻を掴み、ゆったりとこね回し、描き抱くように背中に腕を回す。
そのまま、真鍮の足へと片足を絡ませて、その質感を欲するように包み込んでいく。
徐々に、女騎士の体温が上がり、貴女の体を包み込んでいくだろう。
まるで穏やかな森、草原。それを思わせるような中で、何故か、心がざわめくだろうか。
まるで安全を確保した場所で生物が交尾に耽るような、没頭を誘うような。
それが、女騎士の手管といずれ分かることとなり。
■プリスカ > 己の腕の中、唇を重ねながら、その表情が徐々に蕩けていく女騎士。
何を企んでいたのかは知らないが、他愛もないこと。
性交で淫魔相手に正気を保てるはずがないのだ。
「えぇ…コレクションの一つとして自慢してあげるわ♡
だから安心して…精々最期に楽しみなさい?」
プリスカは女騎士の様子を見て更に攻めを強める。
積極的に彼女の口内に舌を伸ばして蹂躙し、粘膜を舐っていく。
舌を引き出してしゃぶり、舌を絡め合えば溢れた唾液が零れ落ちるのも気にしない。
その爆乳も丹念に揉み解し、次いで手のひらで乳首を転がし、
もう片方の乳首にも己の立ちきった乳首同士を擦り付けてこね回す。
(ふふ…退屈な仕事だと思ったけど…思わぬ役得ねぇ)
内心ほくそ笑みつつ、女騎士の身体を貪るプリスカであったが、
彼女の優しく穏やかな抱擁に、何か心がざわつく。
まるで、愛しい恋人にするような…この状況では不自然なそれ。
(……ふん、何を企んでいるのかしら?)
口付けつつも密かに警戒を強めながら、
プリスカの指先は乳房を離れ、下半身へと滑っていく…。
■モルガナ > 本来なら言葉をかわしながら睦み合うに相応しい美貌の持ち主。
故にこそ媚毒に蝕まれぬともここまで昂ることも考えられた。
故にこそ愉しむ。淫魔の体液。これまで耐性をつける為に服用していたものは
あれでも粗悪品だったのだと思わされる。
一人ぐらい、やはり淫魔を買うべきかと、今度バフートに行くべきかと思い始めて。
「ええ……、存分に楽しませていただきますわね……♡」
柔和な微笑みがうっとりとした、夢見心地の笑みでそう答え、
まるで魅入られたかのような振舞いをして舌を伸ばされれば、
貴族らしからぬ舌遣いで奥深く伸ばし根元まで絡み合う。
舌を引きだされてしゃぶられればその後にお互いの舌先を
お互いに見せつけるようにくすぐるように触れ合わせ、
自ら欲するように首筋に顔を埋めて舌を這わせて汗を舐め取る。
その女騎士の唾液を混ぜ合わせて飲み下せば、こころが解れていくような充足感を覚えていき、
もっと肌を重ね合わせたい欲望が紡がれていく。
女同士であれば欲にまみれてと言うより責めどころを心得た手遣いで細やかに揉みしだき、
手のひらで乳首を転がされれば自ら手の平に胸を押し付ける仕草を見せて。
言葉とは裏腹に、好意的な笑みを浮かべて美しくも豊かな胸を擦り合わせる。
それは同じ美貌を持った者同士に許されるかのような光景で。
敵意が、削がれていく。そもそも敵とはなんだと、心に想いが広がっていく。
誰もが大地に生きている、地面に地をつけて歩むのが当然であるかのような、
違和感が止まらず広がっていく。
それは魅了とは別物の汚染。包容力。
大地の魔術に潜む地母の生み増やす側面が卑金属の淫魔を呑み込み始める。
「……優しく……、……可愛がってくださいね……♡」
下半身へ指を滑らせる貴女の指遣いに、甘く、優しく、耳元で囁いて。
「最後に愉しむのだから……♡ いいではありませんか……♡
最期ぐらい……♡ 敵味方なく……♡ 愛し合おうではありませんか……♡」
優しく、優しく、淫魔の力を呑み込んで、包み込んで、許容して、肯定して、
腐敗しきった魔窟で生き延びた貴族の貪欲な淫辱が口から紡がれて。
■プリスカ > 勝負という割には好き勝手に、女騎士を犯すプリスカ。
口内を、乳房を、遂には秘所にまで手を出し、攻め立てる。
女騎士の方からも、首筋への口付けや尻への愛撫が行われるが、
それも自分から快楽をねだるような奉仕的なもの。
エンプーサたるプリスカは、己の能力はよく知っている。
……堕ちきるにはあまりに早すぎる。
「優しく…?ふん、餌が淫魔に注文する気かしらぁ?」
敵意を削がれるような声色と抱擁。
それにプリスカの警戒心がどんどん増していく。
そのような内心を辛うじて出さずにプリスカはそう言うと、
女騎士の秘所に指先を触れさせながら彼女をしゃがませ、押し倒した。
ぐちゅぐちゅと、ほぐすように掻き混ぜながら、足を広げさせる。
「愛なんていらないわ…せいぜい綺麗な悲鳴を聞かせて頂戴?
快楽に負けて命が吸われる悲鳴を…ほら…!」
女騎士を見下ろし、興奮気味にそう口にするプリスカ。
彼女の身体を押し潰すように身体を擦り付けながら、細い指先は縦横無尽に膣内を掻き混ぜる。
■モルガナ > その責めを全て受け止める。酔いしれ、楽しみ、甘い声を漏らし、尚誘うように、
欲するように艶めかしく舌を這わせて。
首筋を舐め這い、頬に口づけをして、耳たぶを甘く食んで、耳元で微笑んで。
それは淫魔の作法である。夢の中で獲物を堕とす際の作法。
甘く、甘く、相手の願望を受け止め、叶えて。
そう、堕ちるには早すぎる。自らそれを愉しんでいるのだから。
「あら……♡ 餌の願い一つ叶えられないなんて……♡
でしたら私が貴女を満たしてさしあげますわね……♡」
害意がない。目の前の女騎士は勝負をするつもりがない。
淫魔に惑わされれば、手中に収まればもはや逃れるすべはないというのに、
全てを欲して、求めて、繋がり合おうとしてくる。
それは言い換えれば、退くこともなく、決して逃がさぬという意志。
ただ、害意も悪意もない、目の前のものを”食べるのが当然”という姿勢。
平民を食い物にするのが当然と言う貴族の姿勢。
「愛など要らないという割には……♡ 随分情熱的ですのね……♡
んふぁああああ……♡」
押し倒され、指を触れさせてくる貴女へ愛撫されやすいように自ら両足を大きく広げて強請って見せて。
しかし、逸りたてて覆い被さり、膣内を掻き回す膣内を掻き回す指は細くしなやかで、
それを欲するように腰を浮かせて求めてくる。
それに返すように、応えるように少し背の高い女騎士の手が尻たぶから股を潜り、
魔族の秘所へと沈み込んでいく。
陰核を丁寧に圧し潰し、転がし、挟み込み、小陰唇を左右からなぞる、揉み込むような甘い愛撫。
優しく、優しく、まるで敵意を削ぐかのような振舞いは止まらず、両腕が股に潜れば、
自然と女騎士の筋肉のついた腕が貴女を抱擁するように体を密着させてしまうだろう。
「……ふふ……♡ 捕まえた……♡」
嗤う。初めて、欲望を剥き出しにして。
■プリスカ > 「生意気な餌ね…いいわぁ、そんなにお望みなら…♡」
膣内に挿入した指先を更に激しくかき混ぜるプリスカ。
女を知り尽くしたその人外の指先は、敏感な場所を迷うことなく擦り上げていく。
ぐちゅ、ぐちゅと卑猥な音を響かせながら、女騎士の秘所を攻める。だが、
「んんっ♡♡♡」
女騎士が、体格差を活かし背中から行った攻めは、プリスカにとって完全に予想外であった。
両手を贅沢に使った、巧みな愛撫。じっくりと蕩かせるような指使い。
それにプリスカは思わず声を漏らしてしまう。
秘所からはとろりと愛液が、女騎士の指先を湿らせる。
「んはっ♡んっ♡…本当に生意気な…人間ね♡」
女騎士が初めて見せた笑みにぞくりとしたものを覚えつつ、
プリスカはまだ見下したような笑みを返す。
そして、互いの秘所を攻め合いながら口付ける。
「んふっ…んちゅ♡…ん…ふぅ♡♡」
息荒く、汗を流し、二つの女体が強く絡み合う。
■モルガナ > 「んうううううう♡」
余裕かといえば、膣襞の戦慄きが、甘えるように指の関節迄しゃぶる。
その絡みつく様は淫魔の経験上確実に肉欲に溺れていて。
だが、かといって愛撫がおろそかになるかといえばそうでもなく、女騎士の愛撫が徐々に貴女の両足を開かせる。
まるで自ら愛撫を強請るかのような姿勢に持ち込み、長く細い指がしなやかにボルチオをくすぐる。
陰核を細やかにもてなし、貴女の腰をゆっくりと揺らして甘えて欲してしまうかのような錯覚に陥らせていく。
「だってこういえば貴女♡ 燃えてくれるでしょう♡」
まるで分かり合う恋人のような口ぶりで微笑んで、お互いの法悦を堪能する。
お互いの爆乳を押し付け合い、汗ばむ肌がしっとりと絡み合う。
ここにオーク達がいればお預けを喰らって理性が飛ぶかのような光景。
二人だけの空間、その中での腕の中に貴女を呑み込み、優しく、優しく、口づけをして、
包み隠さぬ求め方を晒して舌を、唾液を貪り合う。
そして唾液を交換し合い、飲ませていけば、また心が解れていく。
それは女騎士の指遣いが、体の内側へ侵入を許した女の指が愛撫の中で淫らな印を刻み続ければ徐々に膨れ上がっていく。
「んふぅ……♡ ふぅー……♡ ふぅ……♡」
唇を離し、荒げた呼吸を吐き出しながら、貴女の瞳を見て、不敵に笑う。
お互い欲しいだろうと、女同士しか味わえぬ沼に沈むような睦み合いがあるだろうと、
大股を開かせた貴女の秘所に、己の秘所を近づけていく。
唾液でさえこうだ。秘所を、愛液を混ぜ合わせれば、お互いが混ざり合えば、
逃れられない畏怖は感じられるだろうか。
■プリスカ > 女騎士の絶頂を指先で感じ取る。それと共に流れ込んでくる彼女の生命力。
淫魔の吸精。それは、相手が絶頂を迎えれば迎えるほど魔力や生命力を吸収するというもの。
犠牲者の最期は淫魔の体液の快楽に溺れながら、それでも死から逃れようと泣き叫ぶ、彼女にとっては心躍る光景となる。
この女騎士もそうなる、はずであるが…。
細やかで的確な攻めが、予想以上にプリスカを蝕む。
(おかしい…人間に、そんなはずは…)
淫魔としての思考がそう言いながらも、身体は正直に反応してしまう。
溜め込まれた快楽が、ぞくぞくと身体を反応させる。
そして彼女の長い指先が、ポルチオを撫でた瞬間、
「えっ…いっ!?んんんんっ♡♡♡♡」
プリスカもまた、女騎士の攻めにあられもない声を上げながら、ぶしゃりと軽く潮を吹いた。
まさか自分が人間にイカされるなんて。プリスカは改めて目の前の女騎士の瞳を動揺とともに見る。
しかし、口付けを受ければ、その警戒心も徐々にほぐされてしまう。
「んっ♡んふ♡はっ♡…んちゅ…♡」
遂には彼女は自分から股を開き、プリスカのそれに近づけてくる。
プリスカも思わず脚を広げ、女騎士のそれに近づけ返した。
「んっ…ふふ、ここが欲しいのかしら…いいわ、存分に味わって…♡」
淫魔の愛液は、唾液とは比較にならない強力な媚薬。
膣内に入ればどんな初心な女も絶頂が止まらなくなるはずだ。
ぐちゅり、と音が鳴り、二人の陰唇が重なり合う。
■モルガナ > 「んふふ……♡ お互い一回ずつ指でイケましたわね……♡」
ずるりと抜け落ちていく感触。女騎士は吸精を行っていない、それは確実に断言できる。
だが確実に、絶頂を覚えた瞬間、魔族の体から魔力が、生命力が僅かに抜け落ちて、女騎士の泥のような魔力に呑み込まれていく。
そもそもその姿勢が、大地の魔術を嗜む貴族に”下に位置する姿勢”を取らせたことが間違いで。
全ては大地に降り注ぐ。全ては大地に横たわり還っていく。
後は、ただ、消耗して呑み込まれていくのを待つだけで。
「潮を吹いて、可愛い声で鳴いて……♡ 貴女、やはり飼いたいですわね……♡
今なら見逃して、軍門に下らせてあげてもよくてよ……♡」
動揺を見透かすように微笑み、警戒心をほぐすように甘やかなキスを、
粘つくようなディープキスに興じる。
「貴方こそ待ちわびていたくせに……♡ んぅ……♡」
声を押し殺し、触れた瞬間に濃厚な媚毒が粘膜に浸透する。
嬉しい。楽しい。心が躍る。解き放たれる。
ああ、もう、我慢できない。
「嗚呼♡ 嗚呼♡ 本当に♡ もう♡ 食べてしまいたい♥♥♥」
理性が弾けてしまう。愛しくて、欲しくて、その上理性迄吹き飛ばしてしまって。
だから、だから、もう己が抑えられないと、
粘膜接触を介して、大地の魔力が、芳醇な植物の如き浸食が魔力経絡に逆流してくる。
文字通り一つに、魔族と貴族が一つに繋がり、擦り合わせるだけで抗いがたい一体感を生み出していく。
その中で、引き剥がしたくとも陰唇同士が戦慄き、震え、咬み合って、もう離れぬと卑猥な水音を響かせて擦れ合い、密着し合う。
「もう離さない……♥ 名前を教えて……♥ 逃がさない……♥
貴女は私だけのもの……♥ ずっとずっと愛し合いましょう……♥」
繋がり合う粘膜から、文字通り貴女を貪るように、舐めしゃぶるように、啜り上げる。
愛液を、心を、理性を、魂を、魔力を。
大地に横たわって睦み合うものに、もう理性は必要ないのだと。
■プリスカ > (…人間の癖に、生意気な…!)
己の精力が、目の前の女騎士から吸い出した分も含め、抜け落ちる感覚。
淫魔のそれとは違う、魔術的なもの。これがこの女の策か。
それを理解したプリスカは、微笑みを返すものの、その瞳には敵意。
「見逃す…?妙な真似をするようだけど…それで淫魔に勝てると思ってるのかし…らっ!?」
膣と膣を繋ぐように、女騎士から発した魔力が淫魔に流れ込んでくる。
吸収ではなく、侵食。植物が根を張り水を吸い上げるように。
そして巧みな動きで擦り合わされる陰唇は、激しい快楽をプリスカに叩き付ける。
「あっ!?んんっ!!ひっ!んはぁ!!んっ♡あああっ♡♡♡」
ぶじゅ、ぐじゅと激しい音を立てながら、愛液同士が混ざり泡立つ。
既に相当数の淫魔の愛液が目の前の女騎士にも流れ込んでいるだろう。
しかし、それをまるで気にしないように、むしろ欲に塗れた様子で、
女騎士は腰を振って淫魔の愛液を貪る。
「ぐっ♡この…そんなに欲しいなら♡してあげるわぁ♡♡」
プリスカも腰を振り返す。経験豊富な淫魔らしく、大胆かつ繊細に。
己のクリトリスで女騎士のクリトリスを擦り上げ、先に絶頂させようとする。
いくら似たような能力が使えようが、淫魔と人間、こちらの方が上のはずだ。
「プリスカよ…♡逃がさないのは私の方♡貴女を喰い尽くしてあげる♡♡♡」
そして激しく、貪るように口付ける。
汗に、唾液に、愛液に塗れた身体をぬるぬると重ね合わせながら、
互いが互いを食らおうと犯し合う。
■モルガナ > 「勝つも何もないでしょう……♡ お互い求めて愛し合って……♡
その結果にたまたまどちらかが果てるだけ……♡
どちらかが死ぬなら、どちらが死ぬなんて些細な問題でしょう♡♡♡」
愛欲と誇り。それ等がない交ぜになって睦み合う地母の魔術が混ざり合って、
目の前にいるのは淫らな獣。
喰らうつもりなど最初からない。ただ繋がり合いたいだけ。
その手段として魔術を使っているだけ。
繋がり合って、愛しいと思って、欲しいと思って、もっともっとと欲を出して。
だから、その結果無防備な己が死ぬのもしょうがないこと。
己に蝕まれて相手がおぼれ死ぬのもしょうがないこと。
愛液は、濃厚な媚毒は確かに効果を発揮していた。相手は溺れていた。
ただ、その先に生死を厭わぬ劣情が鎌首をもたげたというだけのことで。
「だから、もう……♡ ごめんなさいね……♡ プリスカ……♡
このモルガナの一部となって……♡ 永劫に共に逝きましょう……♡」
媚毒で狂わせるほどタガが外れていく。恥も外聞もない嬌声を紡いで爆乳を擦り付け合い、
しかし太ももを抱え込むホールドの姿勢のままお互いの陰唇をぐちりぐちりと擦れ合わせて、
陰核を擦り合わせれば欲するように重点的に押し付けてよがり狂い、
貴女の陰核に潮を吹きかけてしまう有様で。
もはや魔力が蝕まれた今、そちらも快楽を帯びるだけで魔力が奪われていく。
命がけの綱引きの中、相手は自分が死んでも構わないと貪欲に貴女を欲してくる。
「食べて♡ 食べてプリスカ♡ お互いもっと味わいましょう♡
もっともっともっともっと♡ ねえもっと♡ 勝ち負けなんて♡
人間だ魔族だなんて些細なこと忘れて♡」
女体が二人絡み合い、あまつさえ女騎士は貴女に身を委ねるように体を押し付けながら、
欲望の赴くままに心中を吐露して、
「死ぬまで愛し合いましょう♡♡♡」
大地の上で誰かが死ぬなど当たり前のことなのだと、貪るような口づけに吸い付いて、
舌先同士も魔力で繋げて、お互いの口腔を一つに蕩け併せて、呑み込んでいく、蕩かしていく。
まるで食虫植物が捕らえた獲物をじわりと溶かしていくように、恍惚の中で些細なことを忘れさせて薄暗い暖かさで包み込んでいく。
淫魔の経験が、次に絶頂を覚えれば、繋がり合った状態で手綱を手放せば、呑み込まれていく恐怖を感じさせるだろうか。
■プリスカ > (イカれてる…)
女騎士の、モルガナのよがり狂いながら発する言葉に、
プリスカは快楽の喘ぎを漏らしつつも、心の中では少しずつ、恐怖が増していく。
(イカれてる…イカれてる…イカれてる!!)
自分が死ぬかもしれないのに。自分が死ねば己の仲間も死ぬというのに。
それでも彼女は些細な問題だという。正気じゃない。
淫魔の体液は確かに効果を発揮している。だが、それは、怪物を目覚めさせてしまったのでは?
「んあぁぁぁぁぁ♡♡♡♡」
ぶしゃりと陰唇に吹きかけられた潮に、プリスカもまた潮を吹き返す。
吸精量と己の魔力が流れ出す量が釣り合っているうちは良かった。
だが、モルガナはその体格差の包容力でプリスカを包み込み、
二度、三度と容赦なく絶頂させてくる。
「いっ♡またイクッ♡にんげん♡なんかにぃぃぃ♡♡♡♡」
タガの外れたモルガナに、大地に、淫魔が呑まれていく。
彼女の陰唇の蒸れた粘膜は、プリスカの愛液を生命力と共に吸い尽くし、尚も欲して擦り付けてくる。
このままでは…もしかして……。
「ひっ……い、嫌♡♡放して♡♡放しなさいぃぃぃ♡♡♡」
遂にプリスカの心を恐怖が支配した。
しかし、モルガナの抱擁からは逃れられない。
何度も唇を貪られ、秘所を擦られ、何もかもを吸われていく。
■モルガナ > 「プリスカ♡ プリスカ♡ もっと早く会いたかった♡
もっと早く愛し合いたかった♡ 魔族のクセに真鍮なんて♡
私と相性が良すぎるステキな人♡ 大好き♡ 大好き♡ 大好き♡」
淫魔でなく、夢魔であったら、人の心の深淵を知ることも出来ただろうか。
夢の中に入り込み惑わす者であったなら知ることも出来ただろうか。
女にとって繁栄が目的であって、家柄はもっとも実行しやすい手段に過ぎぬことを。
たまたま礎になれなかっただけで、強すぎただけで生き延びたことを。
ましてや貴女を愛してしまった。親近感を持ってしまった。
真鍮の美しい脚に、迷いなく人を喰らう貴族のような嗜みに。
だから欲しいと思った。
だから、食べてしまおう。
「大丈夫ですわプリスカ♡ 私がここで死んでも私のティアラを掲げなさい♡
私の名の元に♡ 権威の下に♡ 仲間を皆殺しになさい♡
いいわ♡ 許します♡ 貴女になら♡ 全部差し上げます♡」
だから、と放しなさいと言う貴女の膝に女騎士の両足がクラッチする。
尻を掴んで、両足を抑え込んだ完全な捕食の体勢を以て尚、自分が食われる側で、
それが喜びなのだと訴えかけて。
「ぅぁ♡ イク♡ プリスカ♡ 大好きプリスカ♡ イッてしまいます♡」
流れ込む。モルガナが腰を戦慄かせる度に魔力が、生命力が流れ込む。
だから死ねない、楽に死ねない。すぐに果てることを許さない。
恐怖に屈しても、その顔すらいとおしいと口づけをしてくる雌が嗤う。
これほどに、掛け値なしの狂気にまみれた大好きを貴女に浴びせかけ続けて、
貴女に悦んでほしくて、ずっとずっと、愛して、愛して、何度も充たされてほしくて。
その結果、逃げることを許さず、貴女も狂気に呑み込むまで、
剥き出しの感情で快楽に溺れるまで貪り尽くすだろう。
■プリスカ > 快楽に悶え、暴れても、モルガナの抱擁はプリスカを逃さない。
口では狂気に満ちた愛を囁きながら、その実やっていることは淫魔殺し。
何度も何度もプリスカを絶頂させ、魔力を、生命力を奪っていく。
「いっ♡♡まだ♡♡いぎゅううう♡♡♡♡」
汗にまみれた白い身体をびくびくと震わせ、またプリスカが潮を吹く。
もはや床には水溜まりが出来ている有様。しかし、モルガナは容赦しない。
「んひっ♡♡はっ♡あぁぁぁぁぁ♡♡♡♡」
何度も何度も唇を重ねられ、陰唇を重ねられ。
淫魔の身体ですら限界を超えるほどに絶頂させられ、しかし魔族の精神力は気絶を許さない。
普段は絶頂地獄を見せる側である淫魔が、人間の女騎士にそれを見せられる。
全身を余すところなく貪られ、命が身体から抜け出ていく。
「あっ…♡はひ…あひっ♡♡♡ひぎゅ♡♡♡♡」
もはやその表情は虚ろに、目は焦点を結ばない。
弱り切った身体はモルガナのなすがまま。
だらりと手足を垂らしたまま、されるがままに秘所を擦られ、絶頂する。
その度に、命が流れ落ちる。
「……あ♡…………ひ♡…………」
遂には声も枯れはて、口からはだらりと舌を、唾液を垂らしたまま。
もはや、思考も何も考えられない。ひたすら快楽に呑まれるだけ。
そして、遂にその時が来る。
「っ………………」
最期に、ぶしゃりと特大の潮を吹き散らした後、
モルガナの身体に寄りかかったまま、邪悪なエンプーサは絶命した。
身体はまだ温かく、秘所もびくびくと震え愛液を垂れ流しているが、
爆乳越しに聞こえていた鼓動は、既に完全に止まっていた…。
■モルガナ > 「……あ……、……プリスカ……?」
溺れるような愛欲の中、声が途切れたことに気が付く。
顔を覗き込めば、その顔に命の色はなく、途切れてしまっていて。
散々に取り込んだプリスカの魔力と命が、己の子宮奥深くで形作られて。
「ん……♡」
それを、生み落とす。ミナスジェイラスの秘奥。神の鉱山たるセイセキの生成。
プリスカの命が一つの形となった宝石をつまみ上げ、愛し気に口づけして。
「……くふ……♡ プリスカ……♡ 大丈夫ですわよ……♡
私達はずっと一緒……♡ ずっと一緒ですわ……♡」
心は共にあるのだと、この宝石がプリスカなのだと、魔族が攻めるマグメールの深淵、その片鱗は、
プリスカであったものを床に転がして立ち上がり。
そして部屋を探す。プリスカの使っていた部屋を。
砦の窓から光条の矢を夜空に打ち放ち、標的の陥落を味方陣営に伝える。
後は、部下達が砦を攻め落とすだろう。
それまで、愛し合った愛しい魔族との甘い思い出に浸りながらセイセキを舐めしゃぶり、
己の指をプリスカの指と思って自慰行為に浸って。
ご案内:「タナール砦(過激描写注意)」からプリスカさんが去りました。
ご案内:「タナール砦(過激描写注意)」からモルガナさんが去りました。