2023/08/07 のログ
ご案内:「学院寮内共有ロビー(鍵付)」にミハイ・ウェザーオウルさんが現れました。
ミハイ・ウェザーオウル >  
 学生達が休日を満喫する特定日
 全員がのびのびと過ごす中で、逆に余計な学を行わなくていいからと、専門的な分野にのめり込む者
 師としてグループに属する者などは積み重ねを大事にとっている。
 ―――が、寮内小等部からしてみれば、親元を離れて寮で生活する。
 厳しい王族や少しの貴族以外はまだ遊ぶ者や親元で過ごす者も多い。
 窮屈な、我儘が通じない空間ならば当然か。


   「―――(ちゅぅぅ~。)」


 ミハイはと言えば、やや日差しの強さが弱まっている昼
 師との時間も充分にとっているのか、現在は寮内共有ロビー
 甘そうな橙色の果肉水で満たしたグラスから管を通して吸いつつ、何かの頁を開いている。

 唇から少し覗く八重歯と上手に日焼けされたミルクチョコ色の褐色肌
 機嫌よさげに眺めているのは薄いながらもカタログ的なものだろうか?
 まだ寮内の空気は外に比べて、ミハイは汗一つ浮かんでいない。

ミハイ・ウェザーオウル >  
 貴族女子とは思えない日焼けさせた肌
 アクセサリーや服装は、遊んでいそうと思えるものの、その実、学ぶ中で取り組んでいる事へ対応させたもの
 首から覗く銀のハートが煌めくハートチョーカーなどはメスガキ感を増幅させているだろうか。
 指先などはネイルなどもせず、タトゥーもない 幼さ故取り組んでいないパーツが見え隠れしている。


   「~♪」


 ペラリとカタログ的なものを捲る動作の中、ふと気づいた動作
 気配と視線 学ぶ事柄故に人一倍 いや、数倍は敏感な肌は瞳がチラリと向くと、其処には友人の兄
 共有ロビーにて妹への用事を済ませたのか 休日ということもありの行動なのだろう。
 室内までいくのはルール上よくないものの、身内であり共有ロビーまでならというところか。
 ミハイは、ニッと八重歯を覗かせる笑みを向けると視線が合ったその人物は、その場から立ち去ろうと動くかもしれない。


   「―――こんにちは♡ おにーさん。」


 フッとその場に現れるミハイ
 腰に腕を回すようにいつの間に脇下にいたのか。
 気配はまだ濃く、先ほどのロビーに備わるテーブルにあったというのに
 しかしそこを見てみれば、椅子の背もたれに掛けられていたレザージャケット
 あれを見て、まだそこに居ると思い込んでいた。
 スキルの一つを用いて、変わり身の応用を行ったのだろうと察せれるものの、ミハイは逃がすつもりもなく。


   「丁度良かった おにーさんも付き合ってよ。」


 そう言って、テーブルまで手を繋いで案内するだろうか。
 捕まった中で、下手に抵抗できないのは互いで埋め込まれたヘタレ属性のせいか。

友人の兄 >  
 貴方は妹へ渡す物があり、用事を終えてさっさと部屋に戻り、ごろごろとするつもりだった。
 蒸し暑く感じるかもしれないものの、風通し良くする窓辺や冷却術で売られている氷を用いた簡単な冷風
 それらでも十分にくつろげるからだ。
 しかし、こうして妹の友人につかまってしまうと、ずるずると同じテーブルについてしまうだろう。


   『えい。』


 隣り合って座る物と油断していると、どんっと膝上 それも読み聞かせる子供のように陣取られてしまったスペース
 あまりにも迂闊 隣では逃げやすくなるからと退路を塞ぐようにして、レザージャケットを外した姿で足をパタパタ
 背もたれ代わりに胸元に寄りかかってくる、メスガキの見本と言えそうなミハイの言動。


   『油断してるね~おにーさん。
    ボクが逃げ道つくってあげるとおもったの?』


 ほんとザコなんだから。
 そんな風に言いながら、後頭部をぐりぐりと ブロンドヘアから香る入浴か、もしくは手入れしているのか
 また違った甘い香りが伺える が、目立った香水などは無いのは幼さ故ではない
 盗賊スキルや忍びの応用であり、いざとなれば無臭系で済ませるように教育されているせい。
 ならば、今女子の匂いを敏感に感じてしまっている貴方自身こそが、いかにもな女子慣れしていない童貞感を感じてしまう。


    『見て、これ。』


 そう言ってミハイがトンと指差す目の前のカタログ。
 眼をやると、肩がびくっとしているだろうか。
 それを見ながら、にやにやと見上げてくるミハイ ジャケットを脱いでいるから、年齢にしては育っている 
 その日焼け痕の白い境界線が見える胸元にサッと目を逸らす。

ミハイ・ウェザーオウル >  
 そうしてミハイは最近の下着のカタログを見せながら、どれがいいかと
 そんな風に揶揄う様子を見せながらひとしきり遊ぶまで続いただろう。

ご案内:「学院寮内共有ロビー(鍵付)」からミハイ・ウェザーオウルさんが去りました。