2023/08/06 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 訓練教室(鍵付)」にミハイ・ウェザーオウルさんが現れました。
■ミハイ・ウェザーオウル >
練習用空き教室
年齢も身分も関係ない 修練 その一つに注ぎたい生徒達が使いたがる場所
屯するためには使えないせいか、テスト間際には実技を教え合う場所として使われることもあれば
中には不真面目な貴族に邪魔されないよう、勉学でも邪魔されないように使用するなどもある。
そんな教室の一室
向かい合うようにしているのは中等部 いや、高等部と思える若々しさと育ちが高まっている男性が一人
目の前には、椅子に座った状態で鉄枷がはめられた状態で後ろ手になっている幼げな女子が一人
金髪のブロンドヘア 長いツーテールと日焼けで綺麗に焼かれた褐色肌は、妙な色気と一体感を見せている。
口元から覗く八重歯が、その色気を幼げさで中和していると言えるだろうか。
後ろ手でカチャカチャと音を立てているそれは、解錠訓練の一環なのか
ニヤニヤと挑発な笑み 八重歯を覗かせて年上 それも高等部の男子を見上げる小等部の女子
余裕めいた、焦りの一つもない 身なりは整った装備ながら、反則的な装備は一切ない
必要なのは両手の小さな指達だけだ。
「フフ おにーさんジッと見てるね
まさかさぁ 繋がれてるボクを見て、興奮してないよねぇ?」
見た目にややギャップのあるボクっ子という一人称
舌足らずさは抜けている舌使い 目の前でジッと同じく椅子に座っている互いの距離は足を延ばせば
途中で膝がツンと当たってしまう距離 それで頬を染めて見せる子供体温の肌は、日焼け
褐色めいた肌の上からでもわかる。
「30秒以内に解けなかったら“スキ”にしていいとは言ったけど
ボクが何年生か知ってる、よね? 妹の同級生に、そんな目向けちゃうの?」
そう言って、鍵穴を弄るピンの音が変わる カチャカチャとしたものから、カチッカキンと音が変わる
しかしそれは小さな音 敵に悟られないようにする解錠スキルならば、音すらも盗賊の音にしなければいけない。
目の前の男子は友人の兄という立場 妹を出され、グッと目を逸らすものの、足を延ばし、ツンと太ももの内側を触る様子。
「だめだよ~ ちゃんと見てないと…、…ね♡」
そう、敵だった場合 腕の仕草 肩の動き それで察知できなければ開けられる。
真正面から見て学ぶことだって必要 しかし、視線を戻してみれば、目の前には両手を開いて見せ
鉄枷を広げる様子のミハイが、八重歯を見せて挑発的に笑んだ。
「はい、27秒~♡ 残念だったねぇおにーさん 本当に好きにしてよかったのに♡ 」
時間の把握すら最後は惑わされていただろう 何度も惑わす目の前の幼げな女子
何度も見ているせいで、見つけてしまう色気を前に目を逸らし、動悸させたのがいけなかった。
■友人の兄 >
貴方はミハイが時間内に解錠をしたことで、設けた罰ゲームができなくなったこと
それに一抹の残念さと、ホッとした安心を胸元にきているのを実感する。
欲望というものは簡単にはぬぐえないもので、色気を感じてしまえば、どれだけ雑念を掃っても
そういう意識をしている以上、それは色気 年齢の割に膨らんでいる胸元
ややおとなしく見える真面な服装なのに、日焼けの肌や覗く八重歯 タイツからわずかに零れる腿
それらを拾い上げてしまう眼が恨めしい。
唯一自制できているのは、下半身のメンズ特有の男子スペース
其処が未だ膨らんでいないことであり、救いでもあった。
年齢の割に経験豊富そうに見えてしまう、目の前の痴女感がぬぐえない妹の同級生に対し
それは確かに救いだっただろう。
『はい、おにーさん♡』
ミハイはそう言って、自身のではない、大人用の鉄枷を目の前でカチャリと広げて見せる。
今度はおにーさんの番でしょ?と そう、二人は盗賊スキルを学ぶ同士であり、こうして機会があった。
真面目な時もあるのに、こうして男を煽ってくるときもあるミハイの言動
師から公認されてしまっているそれに、惑わされないようにすることも特訓なものの
カチリと腕にハメ、ピンセット棒一つで解錠しなくてはならない。
『30秒以内に解けたらご褒美あげてもいーよ♡』
そう言ってまた揶揄ってくる 目の前のミハイ
雑念を掃いながらスタートした後、指で針金棒の形を曲げ、カチッカチャリとなるべく音を立てずに始めだす。
しかし、5秒立たない内に、ミハイは友人兄の膝の上にポンッと 対面座位で跨って見せるだろうか。
『10秒経過~♡』
秒数を数えながら、目の前で胸元をムニリと押し付けてくるメスガキ
欲望の苛つき 腰にグイグイと押し付けてくるミニスカートの内側
反則だろうと言っても、それを雑念の一言で済ませてしまうだろうか。
■ミハイ・ウェザーオウル >
「おにーさん、こういうのが好きなんでしょ?」
ミハイは学年にしては膨らんでいる胸元 白のサマー縦セーターという服と
友人兄の胸元を覆うシャツと学生服越しに当てる。
今の時期は夏だ 当然夏服 衣の薄さ、二枚では感じる熱い子供体温は胸元 両足
そして今、首に手を廻してくる掌からも感じ取れてしまう。
友人兄の上に触れる女の温もり 成人した女よりも熱く、柔らかいと感じてしまっている以上
もはや手遅れなほどに惑わされ慣れしてしまっていると言える。
「じゅーう、きゅーぅ、はーち、なーな♡」
目の前のカウントダウン
ミハイは八重歯を覗かせ、甘い匂いをさせて蒼い瞳で見上げる。
曇りもどす黒さもない、子供の透き通った瞳なのに、逆に透き通っているからこそ
その奥を見てしまいそうになる友人兄は、瞳の透き通りを考えている間に、3秒 4秒と使い
鍵の音が変わった時点でそれは終わってしまった。
「―――ぜー、ろ♡」
そう言って、膝を立てるようにして友人兄と同じ目線の高さになるミハイ
時間は過ぎた 負けたのはどちらか 明白だ。
悪戯込みにさせたそれでも、自身は高等部ならばこそ、経験の差があったはだというのに
この結果は情けないだろう 友人兄が首をガクンとうなだれる様子。
「ねー、おにーさん。悔しい?こーんな小さい子に負けちゃって
くやしい?ねー、くやしいー? ふふっ。」
ゆさゆさと揺らしながら、耳元で吐息応用の耳傍ボイス
ゾクリと感じてしまいながらも、今は顔を上げることすらできない。
がっくりとうなだれる脱力感に、ミハイは笑みと共にポンポンと頭を撫でだす始末。
■友人の兄 >
「―――。」
貴方はがっくりとうなだれたまま
落ち込む様子をミハイがやさしく撫でながらも未だ首に力は入らない。
負けた虚しさ? それとも、この熱い掌にまだ撫でてほしいから?
そう考えてしまうと、否定の力でグッと力が入るものの、それをミハイが掌に軽く力を入れて押し込んでしまう。
まだ撫でさせろ そう言われているようで、敗者は従うしかなく、再びうなだれてしまう。
『負けちゃったねぇおにーさん♡
―――ざーこ♡ いくじなしー♡』
揶揄うようにじゃない 吐息を混ぜたASMRボイス
遠くに聞こえる活動の音 学校音 それよりも、目の前の子供の熱い体温
耳傍で囁かれる声だけが、大きくて、耳傍のせいで近い距離 甘い匂いが濃く
そしてフニリと頭頂部に感じる、触れているミハイの谷間。
『―――』
聞こえる小さな溜息
ゴソゴソと聞こえるのに、貌を手で覆いたくても覆えない
首を小さく振りながら、そろそろ鍵を再開して開けてしまおうとしていたところ。
やや後ろにずれたミハイが、ツンツンと頭をつつく感触が聞こえる。
『おにーさん? 残念賞あげるから顔上げて?』
そう言われ、目の前で私は負け犬です的な情けない貌で薄目で顔を上げた瞬間
貴方はカッと目を見開くことになる。
『ばーか♡』
ピンッと指ではじくように感じる風の粒
両目が見開ききった瞬間当てられたせいで、オ゛ブッと声を漏らすものの
瞼をつむってしまう前に焼き付いた光景
ミハイが、日焼け肌 スクール水着型のくっきりと日焼け痕
子供らしい染みも垂れも無い白い境界線を見せなながら、マイクロビキニほどではない
しかし“ビキニより小さな布面積のビキニ姿をサマーセーターをまくりあげて披露”しており
それで見開かれた目に不意打ちされた結果である。
聞こえる目の前のスルリという音は、既にもおろされた音だろう。
目をしパしパとさせていると、既に膝から降りていたミハイが、隣に立ち、のぞき込むように
いつもの光景 座るベンチや路地 おなじみの姿勢で膨らんだ胸元が強調されながら笑みを浮かべていた。
『ふふ♡ いいでしょ おにーさんにこうしてぇ、見せるつもりで用意したんだよ?
―――ほんと、おにいさんてば雑魚メンタル♡ 残念賞まで予想通りだったねぇ♡』
そう言って耳傍で、うぐぅ、と漏らす貴方の耳元 ミハイが唇を近づける。
『―――また見せてあげるからね♡』
そう言って、ビクッと肩を上げる貴方に、ミハイはクスクスと笑み、声を聴かせると
お別れの言葉を言って教室を出ていった。
鍵を開ける間、貴方しか股間がどうなっていたか、知る者はいない。
そう思わないと ミハイがどこに目を向けていたかなんて知らないのだから。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 訓練教室(鍵付)」からミハイ・ウェザーオウルさんが去りました。