2024/11/02 のログ
ご案内:「平民地区/冒険者ギルド兼酒場付き宿屋」にオーレリーさんが現れました。
オーレリー >  
「疲れた……。」

酒場のカウンターにお尻を下ろしてエールを注文する。
帽子を脱いでカウンターの上に置きながら小さくため息を吐いて愚痴も吐く。
臨時パーティでの魔物討伐の仕事を終えて戻ってきた所。
息のあった固定パーティと違って何が出来るかもわからない仲間との冒険は気を使って疲れる。
幸いにも討伐自体は楽に終わったのだが、やたら話しかけてくる男がいて非常にウザかった。

「んぐっんぐっ……ふぅ。」

目の前に出されたジョッキを手に取り一気に呷って思いっきり息を吐く。
そして、おかわりと軽いツマミを注文し、食事は何にしようかとメニューを手に取る。

「あー、ゼノ早く治らないかしら。」

パーティの柱とも言える戦士であり恋人の名前を呟く。
少し大きめの怪我をして、命に別状はないがしばらく冒険は無理な状態。
盾であり剣である戦士がいなければまともに冒険なんて出来ない。
ので、一児パーティを解散してそれぞれで食い扶持を稼いでいるわけだが……。

「……まだ無理よねぇ。」

ストレス発散に恋人といちゃいちゃしたいところだが、さすがにまだ傷に障る。
大きくため息を吐きながらメニューを置いて今日のオススメを注文した。

オーレリー > その日は食事だけして恋人が待つ部屋へと戻りキスだけねだってぐっすり寝るのだった。
ご案内:「平民地区/冒険者ギルド兼酒場付き宿屋」からオーレリーさんが去りました。