2024/10/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区【眠らせ屋】」にミタマさんが現れました。
ミタマ > 「ふん、ふん、ふふーん……。
 さて、さて。今日も今日とて。ベッドメイキングっと……。

 何せ本日はお客様がいらっしゃるということですし―――。」

平民地区。その大通りから路地に入り、少し歩いたところにあるお店。
名前を【眠らせ屋】という、奇特な狐人の店主が運営している其処に、珍しく"予約"が入ったのである。

一応、ギルドで名を売り、その上でこういったお店をしていますよ~!と自己紹介したり。
大通りでいかにもな占い師みたいな格好をして客引きや相談に乗ったことはあったが……。
その上で、今日は予約を取った上で"誰か"がやって来るのである。

それは既に色々と話を聞いたことのある人か。
はたまた学友か。またはギルドの仕事仲間か。
もしくは、西の方で噂を聞いた誰かかもしれない。
とはいえ……誰かが来るならベッドメイクは必然。僅かな月光が溢れる施術室と呼ばれる寝室で、クイーンサイズのベッドのメイキングを終えれば、
改めて玄関先――もとい、受付へと足を運ぶ。

「さて。どんな悩みを持っている方がくるのでしょうね。
 ふふー……いやまぁ、お知り合いがサプライズで会いに来るだけかもですが、ま!その時はその時。」

ぴょん!と、いつも通り受付にある少し高めの椅子に腰掛け、
机の上に置いたふわふわの寝具用クッションに顔を埋め……"誰か"の来訪を待つのであり。

ご案内:「王都マグメール 平民地区【眠らせ屋】」にミタマさんが現れました。
ミタマ > そうして、しばらくして―――ちりん、ちりん。
鳴り響いたのは来店を告げるベルの音。
扉から顔を覗かせる"お客様"の姿に気づけば、満面の笑顔を浮かべ、そのままお出迎えに。

「やあやあ! いらっしゃいませ!
 【眠らせ屋】にようこそ!本日はようこそいらっしゃいましたっ。
 ささ。お話はあちらで伺いますので――。」

そうして、その方の手を取れば、準備していた施術室へ連れていき……。
お話なり、文字通りの施術なりを施すわけでありまして……。

ご案内:「王都マグメール 平民地区【眠らせ屋】」からミタマさんが去りました。