2024/06/11 のログ
ご案内:「どこかの地下部屋」にロシェルさんが現れました。
ロシェル > 何度目かも分からぬ絶頂と、無理矢理に飲まされる回復薬。
あれだけ疲弊していたにも関わらず、薬効は確からしく、みるみる内に体力やら擦り減った何かが戻っていくような感覚がある。
傍にいた誰かが何事かを紡いでいたが、それも碌に理解出来ず、閉まる扉の音と、遠ざかっていく足音を朧に聞いていた。

「―――――………、」

今の状況に陥ってから何時間、否、何日が過ぎたのかも曖昧で、定期的に閉ざされる視界では周りの状況もまともに把握出来ていない。
今の状態では、例え、気を失っている間に移動させられたとて察することは出来ないのだろう。
天井から両手を吊り下げる鎖を引けば、空しく金属の擦れる音が響き。

ロシェル > そうして暫くの間逃れようと藻掻いていれば、再び開かれる扉。
蝶番の軋む音が聞こえて、体が震えた。
閉ざされた視界の中、これから起こるだろう事を想像して身を強張らせ―――。

ご案内:「どこかの地下部屋」からロシェルさんが去りました。