2024/03/02 のログ
ご案内:「平民地区 歓楽街」にレザンさんが現れました。
■レザン > (お、知った顔)
掌大の大きさの、一匹の妖精が通りに連なる宿の軒先にぶらさがって、なんとはなしに人の群れを眺めていると、以前からかった男が大真面目に治安の維持などやっているのを見かける。
ふわりふわりと宙を漂っては、彼の頭上にぽすりと落ちて乗っかった。
その当人はともかくとして、それ以外の人間には存在に気づかれていない様子。
「やあ騎士様? 今日もお仕事~? ご立派だなあ」
頭の上で寝そべるような格好になって、にやにやとからかう言葉を投げる。
そよ風にまじないを乗せて、軽~く淫欲を疼かせる魔法をかけてやったりする。
人間でいえば挨拶代わりに尻を撫でるようなセクハラ仕草に相当する。
■サウロ > 「っ、────…ん?」
(ぽすん、と頭の上に何かが落ちてきた感覚。
軽い何か。何かと思えば、そこから聞こえてくるのは聞き覚えのある声。
以前貧民地区で、散々悪戯をしてきた妖精の声だ。
思わず表情を硬くしたのは、夜の風に紛れて、ぞわりと肌が粟立ったからだ。
誰に、何を、されたわけでもないのに、身体の芯が熱を起こしている。
それ自体は快感になるわけでもないのに、淫らな欲を擡げさせるには十分なもの。)
「……ッ、何をして…、!」
(周囲に軽く視線を向けてから、道を逸れて路地の中に入る。
頭に手を伸ばして、原因たる小さな妖精を捕まえようとするだろう。)
■レザン > 「わっ、反応が早い~」
きゃあ、捕まっちゃったあ、などとたわけた調子で言って、あっさりと彼の手の中に収まる。
「そんなにコワい顔するなよぉ。
ちょーっと声かけただけじゃん。まだ“何もしてない”よ」
指の間から、ころころとした笑みをのぞかせる。
そうしながらも、軽く脚のあたりに、そよ風を送って、
羽箒で肌を直接淡くさするような刺激を与えたりもする。
この程度のことはこの妖精には、“何かした”には含まれない。
「それとも“何かしたい”?
“何かされたい”?」
目を細める。
■サウロ > (ひっつかんだ彼を離さぬように捕まえて、端正な表情を険しくする。
逃げることなく収まったのは、逃げる必要がないと感じたからか。
それともいつでも逃げられるからか。警戒しながらも、前回の恥辱を思えばそう簡単に逃がすわけにもいかない。
反省して、二度とあんなことをさせないようにしなくてはならないのだが。)
「っ……、声をかけるついでに、人に魔法を使うのか、君は」
(厚手の布地で覆ってあるはずの脚の付け根、地肌を鳥の羽めいた何かで摩られるくすぐったいようなもどかしい感覚に息を詰める。
今はまだ些細な刺激でしかないが、これが続くのは宜しくない。疼く陰部が熱を持てば、芯が硬くなりかねない。
目を細めて笑うように問いかける言葉に、眉間の皺は深まるばかり。
何か、が、少なくともまともなことではないと思うが。)
「したいもされたいもない。魔法を使うな。君にはたっぷりお説教させてもらう」
(そう言って、素直に頷くとも思えないが、碧い眼はじっと小さな彼を真面目な表情で見据えている。)
■レザン > 「この通りちっぽけな生き物だから……
それぐらいのことはしないと、気づいてくれないからね!」
逃れられぬよう厳重な力で押さえつけられれば、細っこい手脚がきしむ。
絵本から出てきたようなこの妖精は確かに肉と骨があり、簡単にへし折ってしまえそうな弱さと生々しさがある。
「おまえと遊ぶのは好きだけど、説教はきらーい。
もっと楽しいことしようよ、な、な」
自分を捕らえる指にしがみついて、その先端を吐息で湿らせたり、
ちゅ、ちゅ、と吸い付いたりする。
その動きに連動するかのように、見えない何かが
サウロの腰、下腹、脚をさらになで上げていく。
先程までの“挨拶”よりも、少しずつ、刺激が強くなっていく。
■サウロ > (減らず口を、と思いながらも口に出さないのは、掌の中にいる小さな生き物が、
少しでも力を入れれば容易くへし折れてしまいそうなほどか弱い存在だとわかるから。
掌に伝わる温もりも確かに生きている証。小さい、ちっぽけだと言う言葉通り、
ぎゅっと握り締めるだけで簡単に潰れてしまうだろう。
だから、掴む手にそれ以上力は籠められない。無益な殺生を起こす気もないのだ。)
「いいや、話は聞いてもら……ッ、うぁ、こら!」
(指先にしがみついて、小さく吸い付くだけなら本当に些細な刺激でしかない。
が、それに付随するように見えない何かが、腰周りや下腹や脚の敏感な皮膚をなぞれば、
思わず上がりそうになる声を堪えて、叱るように声を荒げた。
男の急所たる場所に刺激がないからこそ余計にもどかしく感じるが、
みっともなく身悶えるような粗相はせず、堪えられたはず。
しかしその眦は熱く、赤く、暗がりの中で色が広がっていく。)
「…楽しいこと、っていうのは…"君が"楽しいことだろう…!」
(断続的に続くなぞられ撫でられるような感覚にもう片方の手を下腹部に当てながら、
刺激が強くなるほどに下半身に熱がじわじわと落ちて、熱くなってしまう。
少し葛藤するように視線を彷徨わせてから、「せめて場所を、」と零す。
ここではいつ誰が覗くかもわからない。せめて場所を移動すると、壁に手をつき、移動しようと。)
■レザン > 「ええ? そんなことないよ。
おまえだって感じてくれてるじゃないか……」
いやにやさしい声。
ひとけのない方へと向かうのならばそれを妨げることはしない。
妖精にとっても都合がいいからだ。
そのかわりに、いよいよ刺激は直接的なものになっていく。
レザンの小さな掌が指をなで上げると、
見えないなにかもまた、脚や腰ではなく、サウロの牡を撫で擦り、
つねりあげ、握りしめる。
しかし決して、射精には至らない、ギリギリの力加減。
「もっと気持ちよくなりたいって言いなよぉ……
こんな街で素直になれないなんて、損するばっかりだぜ……サウロぉ……
こんな刺激じゃ、物足りないよなぁ……?」
にぃぃぃと三日月のように笑って、舌を伸ばして指先を舐める。
それと連動じて、じく、じく、じくという刺激がサウロの股間に与えられる。
■サウロ > 「────ッ、ぁ、ぐ ……っ、…やめ、ろ…」
(少しでも通りから離れようとすればするほど、刺激はさらに苛烈になっていく。
暗がりの路地の奥、人気もなく野良猫が通り抜けるだけの場所。
直接的な刺激が牡の中心に這いまわれば双眸を見開き、グッと息が詰まる。
ズボンの中、下着の内側、そこで這いまわる何かから受ける刺激に、
指先への刺激をから逃れるように、彼を掴む手を離して解放しようと。
反対の手は口元に当てて声が漏れるのを堪えるように、フー、フー、と荒い呼気だけが零れていく。
射精させる程ではないけれども、布地を押し上げさせるように熱を持たせ、芯を通し、
窮屈そうに下半身が盛り上がっていく。)
「っ、う、く…… ッ、損、なんて、して……ぁ、ぐ、あ────」
(人の目も、人の気配もない場所にたどり着く頃には、
じくじく、熱い疼きが増していく。外だというのに身体は熱く、額に汗を滲ませ、
眉根を寄せながら睫毛を震わせて目を伏せ、俯き、首を振る。
もどかしかった刺激が勢いを増したのに、今度は射精には至らないことがまたもどかしくなる。
けれど気持ちよくなりたいと箍を外すには、理性が邪魔をする。
前回のことも思えば、なおのこと頑固な様子を見せるが、窮屈な下半身を解放しようとベルトに手をかけて。)
■レザン > 「おっと」
手放されれば、するりと宙を舞って、サウロの肩の上に乗って、熱くなる顔を間近で眺める。
あえぐ呼気を、耳を澄ませて楽しむ。
その間も、サウロをいたぶることを止めることはしない。
下腹部や脚をまさぐることはもちろん、それと同時に尻や胸、首筋も
そよ風の魔法で同時にくすぐって、身体全体の性感を高めさせている。
さながら、抱きしめられて全身を愛されているような感覚があるだろう。
「おやあ。自分でヌこうとしてる? いいねいいね」
ベルトを緩めて、ズボンや下着を下ろすなら、肩から飛び降りて──
露出した若勃起に小さな体でぶら下がってしまう。
「手伝ってやるよぉ。へへっ、この間とは逆だな」
ニヤニヤと笑って、四肢を伸ばして肉棒に絡みつき、手脚で締め付け、撫ではじめる。
風で撫ぜられるのとはまた違う、生々しく這い回る感触が与えられる。
■サウロ > (呻くようなくぐもった声が溢れるのが止まらない。
歯を食いしばろうとしても、不意に予想外なところへの刺激が来て口が開いてしまう。
いつの間にか見えない何かに抱擁されているような感覚と同時に、
さらなる性感帯にまですり抜けていく風に撫でられ、擽られ、細やかな刺激が増していくばかりで。
どく、どくと心臓が早鐘を打つように早くなっていく。
汗を滲ませ、白い頬に赤みが差して上気し、やはり声が溢れ出す。
壁に背を付けて、片手で窮屈なズボンの前を寛げ、下着の中から取り出す逸物はガチガチに硬くなったもの。
脈打ち、反り返り、形の良い亀頭から滲む雫がとろりと竿に伝う。)
「────っ、は、…!? まっ、…やめ、 ッ、ぁあ!」
(ひょいと肩から降りた小さな彼が竿に触れれば、風の魔法による刺激とは違う、
小さくもちゃんと質量のある手指が、四肢がしがみついて這いまわる様子に驚き、羞恥に顔を更に熱くさせる。
前回と逆、ではあるのだが、流石に自身の性器にしがみつかれて恥ずかしくないわけがなく、
濃厚な雄の匂いと、雫が伝い落ちてぬるぬると滑るだろうか。
慌てて首根っこを掴んで、引きはがそうとして。)
■レザン > 「うへへ……もうすっかりできあがってんじゃん。
えっちだなー、おまえ……♥」
自分の全長にも優る肉柱から立ち上る牡臭にあてられて、さしもの妖精も顔を熱くする。
立派な亀頭に頬ずりをして、伝う先走りをぺろぺろと舐める。
粘着く雫が妖精の可憐な顔を汚し、衣服を重く浸す。
「いやなんだ。おれのチンポにぶら下がるほうがいい~?
あのときも可愛かったもんな」
かつての体験を思い出させるようなことを言って、羞恥を煽ろうとする。
手が伸びてくれば、体操選手のようにくるくると反対側に回って回避する。
そうでなくともぬめる妖精の体躯は引き剥がしづらい。
握ったり摘んだりはできても、離すには至らない。
それどころかまるで手淫をするかのように、自分自身を刺激してしまうだけだ。
「おーら。いけっ。いけっ。オスの妖精にいじられてイっちゃえっ」
幹の根本や走る精管を脚で蹴りつけながら、躊躇することもなくスリットに顔を突っ込んで、
舌を挿れてちゅぞぞぞ、と雫を啜り、内側を刺激していく。
■サウロ > 「っ、うるさい、誰のせいで──── ぁ、ぐ、…ッぁあ!」
(赤みを増す亀頭から溢れる先走りで濡れるのも厭わずに興奮した様子を見せる妖精に煽られて、
彼を引き剥がそうとするが器用なぐらいに逃げ回られる度に、その分の刺激は当然竿にかかる。
可愛らしい顔も服も濡らしながら、前回のことを思い起こさせるように告げる声には、
彼の目論見通りに羞恥心が煽られて、その羞恥心は恥ずべきことにサウロの性癖を刺激するのだ。
煽られるほどに快感で肌がひりついて、駄目だと思うのにもっと淫らな欲を起こさせて。
竿にしがみつき張り付く妖精に急所を握られたまま敏感な箇所をその手足で刺激されれば、
口に手を当てて声が漏れないようにするので精一杯になる。
────こんな状況に、興奮してしまっている。)
「……っ、っ、っぁ、ふ……、ッ ────んん゛っ♡」
(射精出来ないギリギリまで煽られて、今は小さな妖精にいいようにされて、
下半身からダイレクトな刺激が背筋から脳天まで突き刺さって快感になる。
快感という信号が次に引き起こすのは、海綿体を収縮させながら脈打つ竿の内側に、
陰嚢からせり上がる熱を奔らせることで。
その先っぽの尿道口に顔を突っ込んでちいさなちいさな舌が、孔を舐り、雫を啜り、捻じ込まれて。
ビクッ、と体が一度大きく跳ねると同時に、込み上げた熱い白濁が噴き出てしまい──。
まだ顔を突っ込んだままであれば、その可愛らしい顔を濃厚な牡の精が頭から髪からべっとりと汚してしまうだろうか。)
■レザン > 「ん……ぶぅ……っ!」
舌に喉に、顔に打ち込まれる精液。
その水圧に思わずのけぞってしまう。
頭全体を白い塊が包んで、呼吸もままならなくなる。
頭から垂れたものが、服や身体をも汚していく。
精液に浸されて、無力にわなないて、妖精自身もかすかに精を漏らす。
サウロの牡にしがみついたまま。
「っ……ふぅ……いっぱい出したねえ……♥」
ぶんぶんと首を振って、顔にへばりついていた精液塊を落として、
えへへ、といたずらっぽく、どこか淫靡にも笑う。
それから性器に残る、白濁に吸い付いて、ちゅ、ちゅとおいしそうに舌で掃除していく。
「この間みたいにおれに使われるのとおれを使うのと、どっちがよかった?
どっちも好き? ふふ……」
自分の胸に落ちた精汁を、掌でぺたぺたと伸ばして遊ぶ。
相変わらずよく口が回るが、精を受けてうっとりもしている。
サウロを苛んでいた魔法はいつのまにかなくなっている。
■サウロ > (フー、フー、と息を乱しながら肩を震わせ、射精の余韻に浸る。
男という生き物は、高まり、それを解放する瞬間が一番知性が下がるというが、
頭の中が気持ちいい、でいっぱいになるのだからそれも致し方無いこと。
喉を震わせ、とろりと濡れた碧い双眸が下に下がれば、サウロの精を浴びてどこかうっとりとしたような声音で、
しかし淫靡に笑う妖精が、思わず可愛い、と思えてしまった。
余韻が残り敏感な先端に吸い付く感触か、舌が這いまわる感覚にも呻くような嬌声が漏れて、唇を噛みしめる。
快感が落ち着いた先にあるのはやはり羞恥心だった。)
「────…、悪戯は終わりだ」
(どちらが良かった、という問いには答えられなかった。
だからどっちも良かった、という解釈をされたとて、否定もできない。
自ら口にするには、理性がやはり邪魔をするようで、うっとりしている妖精を今度こそ摘まみ上げて引き剥がし、
ポケットからハンカチを取り出して白く汚れた顔や体に被せてそれで拭くように促して。
魔法が止まっている今のうちに、まだ熱を持っている竿を軽くサッシュで拭い、下着の中にしまい込む。
なんともいたたまれない、小さな妖精の淫蕩さにあてられたような気恥ずかしさから視線を彷徨わせて。)
「────…まだ任務が残ってるから、ここまでだ。
……君が、遊び足りないのなら、……また今度」
(説教するはずだったのに、小さく尻すぼみになっていく声で告げるのは"次"のこと。
時間と都合が合うのであれば、遊び足りなかった分はまとめて次に。
──それを望んでいるのは果たして彼なのか、それともサウロ自身なのかは、彼の解釈次第だが。)
■レザン > 「なーに? もう終わりぃ……?」
甘えたような声を上げる。
ハンカチを渡されれば、しばらく突っ返すこともなくぼーっとしていたが、
素直に自分の身体を拭い始める。
拭い取れなかった分は、身体を丸めて、ぺろぺろと舐めて楽しんだ。
サウロが着衣を直すのを、邪魔したりはしない。
「ふふふ。また今度、かあ。楽しみだな、サウロ!」
戒められもせず、説教もなく、解放される。
次の遊びの約束にはしゃぐ無邪気な子供そのものの笑みを返して
サウロのもとを飛び去って、消えていくのであった。
ご案内:「平民地区 歓楽街」からレザンさんが去りました。
■サウロ > (小さな姿で甘えるような声を聞けば愛らしく、もっと遊びに付き合いたくもなるが、
大人しく拭って、次回の、いつ果たされるかもわからない約束に無邪気な笑顔を浮かべて去っていく姿を見送る。
どこまでも自由で無邪気で、子供のような悪戯好きの妖精とのなんとも言い難い爛れた関係。
これをなんと呼ぶべきなのかもわからないままに、息を吐く。
火照った頬に吹く風が涼しくて気持ちがいい。
遅くなる前に路地から出て、大通りへと戻り、悶々としたちょっとした物足りなさを抱えながら、
なんとか任務へと戻っていくのだった────。)
ご案内:「平民地区 歓楽街」からサウロさんが去りました。