2023/12/10 のログ
エレイ > やがてカーテンが開いて客が現れれば、男は笑顔で迎え入れ──
ご案内:「九頭竜の水浴び場 マッサージ室」からエレイさんが去りました。
ご案内:「図書館」にレヴィアさんが現れました。
レヴィア > ――…夜更けの図書館。
魔導人形が24時間管理運営している平民地区の図書館である。
吸血鬼の少女?は珍しく管理運営の手伝いとして、持ち込まれた本の鑑定やおススメの本の紹介を行っていた。

時間的に夜も夜、いい時間帯なので利用者も少なく、時折ラジエル学院の生徒や教員が授業で使うような本をここまで探しに来るくらいで、冒険者が怪しい本を持ち込んだりとか、そんなトラブルはゼロ、基本的にはその極稀な利用客に本を案内することくらいであった。

なぜ貴族が図書館で、それも平民地区でアルバイトみたいなことをしているかと言うと、執筆中の小説でヒロインが図書館で働くシーンがあるのだ。

その参考に……という事である。

今は図書館の入り口近くの書架に並べられた適当に寄贈された本の数々の鑑定を行っている。

流石に平民地区の図書館に危険な魔導書が寄贈されるとは思えないが、愉快犯や冒険者が何も知らずにということがあるので、少し真面目に透き通る紅色の瞳に魔力を込めて鑑定中である。

レヴィア > 意外に仕事はテキパキと。
何なら魔導人形と変わらぬ動きを見せる。
吸血鬼の少女?はこうして夜が明けるまで仕事に従事する。

そうして朝日が昇るころには仕事のネタ帳には文字がびっしりと、ホクホク顔で屋敷へと帰宅するのであった。

ご案内:「図書館」からレヴィアさんが去りました。