2023/09/23 のログ
ご案内:「王都マグメール平民地区-公園」にツネオキさんが現れました。
■ツネオキ >
夕暮れどき。大通りや商店街と住宅街の中間地点といったところにある公園内。日中なら、ご近所の奥様方が井戸端会議をしたり昼飯かサボりかどこかの商店の丁稚なんかが昼飯を食べている姿も見掛けるが、夜ともなると安全とは言い難いそんな王国にありがちな一所で――
「うい、お疲れさんです。またよろしくお願いしますぅ~」
本日執り行われていたのは近所の方やノーシス教のボランティア含む、清掃活動。
そこにしれっと紛れ込む遠い遠い異国のマグメールではまだまだどマイナー宗教、
『霊桜教』という宗派の何名かが顔を売りに来ていた。
名乗りはするし質問されれば僕らこんな感じでやってますぅ~なんて自己紹介もする、
王国主教の方々の目があるから大体的な布教は無しであくまで顔見せといった具合だが……
来ていた人たちの何名かぐらいには名前や顔を覚えてもらえたようだ。
『ツネちゃんまたね!』と奥様に手を振られては手を振り返して。
「ええんちゃう? 何か久しぶりに仕事した気ぃなったわ俺」
後片付け、撤収準備、その前に一休憩、各々動いている中で箒片手にベンチに腰掛けて自分は一休憩。
何なら普段の布教活動より好感触な件については嬉しい反面思うとこないでもないにせよ……
手応えがあったことにうんうんと一人頷きながら、差し入れて貰ったお茶を口に含んで、ほっと一息。