2023/08/06 のログ
ご案内:「商業都市 ラディスファーン」にファルスィークさんが現れました。
ファルスィーク > 相変わらず陽射しはきつく、続く猛暑に昼間の時間帯は行きかう人の数もかなり少ない。
商店街地区や行商市場地区等は天幕を張り、影を作って暑さを和らげる工夫をしているようだが、この気温では多少の効果しかないようだ。
そんな街の様子を木陰にてしっかり冷えた山葡萄のジュースを飲みながら眺めつつ。

「……さすがに、天候ばかりはな。
一部であれば出来ない事も無いが、あれは疲れる」

一部に雨を降らせて涼を取るというのも考えはしたが、焼け石に水で疲れるだけであるので費用対効果はよろしくない。

とは言え、マントの内側には冷却系の術のおかげで涼しい。
通りがかりの物が見ればこの酷暑の中でマントなど、正気ではないので不審者を見るような目が向けられたり、ぎょっとはされてはいるが本人は気にしないまま。

――どうやら通報があったようで、衛兵が駆けつける辺りは街の治安は宜しいようではある。
近付いてきた3人の衛兵にはフードを少し上げれば、誰であるかを認識したようでかしこまろうとする衛兵にひらりと手を振り、労いの言葉と共に周囲から見えない様に手渡す金銭は、暑い中ご苦労との意味合い。
去って良く衛兵を見送り、カップを傾け。

ファルスィーク > 地面にはくっきりと木の影が映し出され、暑さは増していくばかりで人の姿も更に少なくなっていく。

温くなってきたジュースは、やはり冷えている時に比べると味が落ちているように思うのは錯覚かも知れないが…ゆっくりと飲み干して炎天下をまた歩き出した。

ご案内:「商業都市 ラディスファーン」からファルスィークさんが去りました。