2025/02/13 のログ
ご案内:「地下牢」にロシェルさんが現れました。
ロシェル > 王都で依頼を熟す際、よく滞在する宿屋。
そこから出て、ギルドへと向かうべく路地を進んでいた――それが、己が覚えている限りの、最後の記憶。

意識を取り戻したのはつい先程で、手腕に覚える違和感と、碌に身動きが取れない事で拘束されている事と、
口に食ませられている何かで、喋ることが出来ないようにされている事は理解出来た。
目を開けても、一向に暗闇に慣れない視界で、目隠しもされているのだろう、とは予想がつく。

「――――…………っ、」

などと、そんな風に思考を巡らせる事で、冷静さを取り繕おうとしている。
そもそもが、覚えている記憶の最後が『それ』なだけで、実際の時間の経過も、記憶の正しさも曖昧ではあるのだが。

ご案内:「地下牢」からロシェルさんが去りました。