2024/11/03 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」にサウロさんが現れました。
サウロ > (気持ちのいい秋晴れの昼下がり。
 青空と白い雲の下、涼しい風が森の木々の間をすり抜けて葉を緩やかに揺らす音がする。
 森林地帯の中でも日光が差し込む浅層。
 野営地や街道も近く、比較的人の往来や気配がする場所から少し脇にそれて離れた場所に小さな小屋がある。
 元々は騎士の駐屯地の一つだったらしいが、気づけば撤収して久しく、使っているのは冒険者がほとんどだとか。
 国が管理すべき建物のはずだがそれもなく、冒険者たちが暗黙の了解で掃除したり修繕したりしているらしい。
 しかしどうやら最近は使われていなかったようで、その原因は天井にぽっかりと空いた大きな穴だった。
 魔法を撃ったのか魔物に襲われたのか、さすがに寝泊りするにも不十分になってしまった小屋。
 かと言って勝手に解体するわけにもいかず、しかし本格的な大工に頼まなければならないような修繕が必要な様子に、
 冒険者たちも利用するのをやめていたようだ。)

「確かにこれは、おいそれと利用はできないか……下手したら天井が崩れかねない」

(壁や床板はまだどうにとでもなるが、天井となると一朝一夕で修繕は難しい。
 冒険者ギルドが買い取って修繕してくれるならまだしも、もともとは国のもの。利権関係が云々。
 こうなると朽ちてしまうのを待つしかなくなるが、どうにかならないかと自由騎士団に依頼がきた。
 という理由で、現地の調査と建物の損傷具合を確認しに来たわけだが、素人目ではどう修繕すべきかも皆目見当がつかない。

 一通り小屋の内外を細かく点検した後、さてどうしたものかと腕を組んで考える。)

サウロ > (数時間ほど経過し、調査した報告書を纏めてから踵を返す。この小屋がまた復活するかどうかは検討次第。
 その結果も今すぐには出ないだろうが、少なくともきっと悪くない結果になる筈。
 そう思いながら、一人の騎士はその場を後にした────。)

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」からサウロさんが去りました。