2023/11/13 のログ
ご案内:「冒険者ギルド」にリセルシアさんが現れました。
リセルシア > 平民地区の大通りに位置する冒険者ギルド
王都に数ある冒険者ギルドの中でも、大手とまでは行かずとも中堅どころのひとつ。
大手のギルドに比べれば人員も少ないけれど、フットワークの良さが評判になっている。
あどけなさの残る少女が叩いたのはそんなギルドの扉だった。

「こんにちは。あの―――、冒険者登録をお願いしたいのですけれど。」

樫の木でできた杖を手に持つ少女は、その身に纏った衣服からも回復師と知れるだろう。
回復師の有無で、パーティーの生存率が大きく変わってくるために、見るからに駆け出しと分かる少女であっても、受付嬢の対応も丁寧なもので。
ひと通りの説明を受けて、身分証代わりの金属片を受け取って。

「初心者でも受け入れてくれるパーティーとか、ギルドの方から紹介していただけないでしょうか?」

さすがにソロで冒険に挑むほど、チャレンジャーではない。
まだ剣士であれば、そういう選択肢もあるかもしれないけれど。
最悪は、依頼という形で募集してみることも視野に入れつつ、受付嬢にそう尋ね。

リセルシア > あいにくと今は紹介できるようなパーティはいないらしい。
仕方ないので、募集代わりの依頼を掲示してもらえるようにお願いして、今日のところはギルドを後にして―――

ご案内:「冒険者ギルド」からリセルシアさんが去りました。