2023/10/05 のログ
ご案内:「王都マグメール平民地区・葦原会」にミホ・クギヤさんが現れました。
ミホ・クギヤ > 【継続待機】
ご案内:「王都マグメール平民地区・葦原会」に劉若汐さんが現れました。
ミホ・クギヤ > 「破廉恥… いや、そりゃあ脱いだら乳房の形なんでそうかもですが、
装束着てしまったら同じようなモンじゃありませんか…? 違う…?」

自分が無頓着なだけかもしれず、
中身が西洋下着でも和装の外観がそう変わりゃしないでしょうと、あまりハッキリとは言えないけれど。
良くないですかね?と首を傾げつつ、あまり真剣に改めるつもりは無さそうだ。
ブーツ案には 分かる! と身を乗り出しそうだけど、ちょいと服飾規定に反しそうなファッション話は控えておいて。

ただ吉川和尚の西洋化については、どうなるやらと面白がる風に。
そんな話をしながら、本国風のお茶と、お茶請けにはご近所で購入のクッキーでも用意して。

「や、や、や、そうですよ止めてしまうのはちょっと。
 不便を改める余地はありますが、伝統の正装をまるっきり廃止は私も寂しい。
 …作業着なんですがね。」

礼装としては別にあり普段着とは区別されるかもしれないけれど、同系統で、特に生贄巫女としては死に装束でもある。
同じ作業着だからといって、メイド服に方向転換はいかがなものかと、パタパタ手を横に振り。

「え、えー… おほん。こちらは変わりありませんが、リィゥ殿はいかがお過ごしでしたか。」

近況報告の安否確認に来てくれただけだとしても、その話を伺うのが私で良いのか?という戸惑いはあるが。
取次ぎを頼まれるわけでもなければ、そのまま話を聞く姿勢。

劉若汐 > 「下着まで指定されていなかったように思えるのですが?
 上に着るものは大体シェンヤンの様な装束が多いとはいえ。和装はやはり左右の動きには弱いのも事実」

西の服装より和装は縦の動きには強くとも左右の動きには弱い。
すぐに着崩れるとされているのでチラリズムで悦ぶのは困(略)
中身まで指定でぎっしりの組織ではなかった気がするのでハッキリとは言わずもがず
吉川和尚最近会いませんけど(それは組織離れてますから遭遇もしません)お元気なのでしょうか? あら お茶美味しい。

「汚れて動きやすい服装は大体忍び装束か、
 冥土服か袴着か。作業着といえば冥土服。」

生贄巫女おねえさんのミホさんにとっては巫女装束は鬼門。
冥土(誤変換ではない)服をさり気なく勧める狐は袴着より動きやすいのは冥土服だと力説をし始める。
主に握りこぶしを作ってぐぐっとしてからどこからか取り出した本を捲り
スカート丈の短い冥土服を見せつける様に彼女の前にそれを出す。

「色々とやりました。建築様式を色々と巡り学べるだけ学んでそろそろ落ち着こうとして
 一休みをしたり摘み食いをしたり、この前は九音物くんと色々と遊んでもらいました」

最後らへんはにやにやとした顔を浮かべやはり狐は狐だったという噂通りの摘み食いをして
九音物くんという同じ組織の仲間と遭遇をして色々と(含み)遊んでもらった事を喋る。
つい最近の事なのでわりと情報としては新鮮抜群であります。

ミホ・クギヤ > 「わざわざ指定するまでもなく、って事なのでしょうけど。」

衣食住の全てを管理される供犠の巫女には選択の余地なくお仕着せだったけど。
中身まで具体的な指定は無いというか、一言に巫女装束と言っても宗派によってちょっとずつ違うのかもしれない。
とにかく、下着の種類によって装束が破廉恥になってしまう事はないとの認識を共有できれば満足で。

吉川和尚、実はトップクラスに日の目を浴びているというかスポットライトが当たるというか、
何か事件があったとは聞かないけれど、布教部門らしく葦原会の中でも活動的な彼。
お元気でありそうなので、何かの拍子にはリィゥ殿ともご縁がありましょう。
…私ともな!

「…なんか不穏な響きに感じるのは気のせいですね?
 いやあ、平時の雑務で生き死に分けるわけでもなし… 瀬戸際に立つかもしれない時なら正装で在りたいですしね。
 私はここまでってなると遠慮を―― リィゥ殿は、こういうのも着られましたか?」

本。示してくれるメイドの図をほほう?と覗き込んで、KAWAIIのかもしれないが、私がこれを着てしまうのは色々と、と苦笑い。
しかし外で自活していたお狐様は、こういう異国の装束も試してみたのかな?と考えて――
何を着るにしてもオーダーメイドで大変そうだなあと、眺める九尾。

「――お。ほお、落ち着くと言いますと?」

摘み食い、にはこの人戻って来るとして、トラブルを手土産にはすまいなという不安が少し。
物の字が遊んでもらったというのに含みがある気がするけれど、まあ彼なら玩具にされてもしぶとかろうと。
その辺はそっと触れないでおいて、身の振り方についてお話されるようならちょっと居住まいただし。

劉若汐 > 「そこは察しろという意味かも知れません」

管理社会ならぬ管理組織でしたか。飼われていた側としては
渡される服にまで気が回っていなかったので誰かに影響あるとかあれば
いつの間にかある一派が何かの影響下に支配されたことがあったかもしれず。
チラリズムしなければ下着の種類が例え破廉恥だったとしても日の目を見なければよいのではと思う。

吉川和尚の布教度数はトップクラスの陽なので陰キャ気味の狐は
果たして日の目を浴びる事があるのか いや日の目を見た日には溶けそう。

「気のせいです。冥土服はどちらかというと和装冥土ではと思うのです。
 今までどちらかというとお勤め(掃除)と掃除(始末)が多かったので服装に拘りが少なくて
 割とお勤めならば着る機会がありますよ?? ただこの姿ではないですね」

本はそのまま渡してしまおう。
他のページは破廉恥メイド服もあったりする。組織を離れていた間は色々な服を着ていたりしていた。
外見を時間制限下であったけど弄って男になったり衛兵姿になったり、夜の蝶になったり割と自由に?
その際は狐耳と尻尾は どうにか収納していた。

「そろそろ 組織に戻ろうかと思う次第です」

ヤバい奴戻る。大きいトラブルはない小さな細々な事はあるかも。
でも組織には決して迷惑をかけないつもりである。
九音物くんには最近 お仕置きしてもらった経緯もあるのでその辺は彼に聞いた方が早い。
身の戻り方を模索している そんな狐。

ミホ・クギヤ > 供犠の巫女とは霊的に恵まれた健康体を探し出し、あるいは養殖して、
生贄として捧げるその日まで神々が納得してくれるクオリティに仕上げていく高級品である。
英才教育とも違う、尊いお方に献上される家畜となれば、その生活にも神経を尖らせられてしまうのだ。
実際にどの程度の意味があったのかはさておき、信仰力とはそうした真心、尖らせた神経などに宿るもので、
信者が真剣であれば多少気の狂った行いが人類に有害であっても、神々の力を高めるのには有効なのかもしれない。

――落第もせずに捧げられる日を迎えられた生贄巫女もまた、そんな自分の境遇に物分かり良く感謝している。

「…うんまあ確かに、袖周り足回りがすっきりしていると色々やり易そうではありますが。
 ――ああそうか、リィゥ殿は化けられるのでしたか。それは気楽に楽しめそうですね。」

ひょっとすると今の巫女装束も、実は術で葉っぱを服に変えているとかあるだろうか。
化かすのは狐の十八番でしたかとしたり顔で。
そんな彼女がこれからどうするのかと聞いていれば、帰って来ると言う。
物の字からは「離反するつもりは無かった、本格的な出奔でもない」とは聞いていたけれど、
そこからそう時間が経っていないと、一部には誤解されていたと気付いて慌てたのかなと思う。
良いんですか?というのが素直な感想。
改めて周知されれば、主教の愛妾とも目される彼女はある程度の自由行動が許されそうなものだけど。

――ほんの少し考える間を空けてしまうけど、本人が戻ると言うのならと、すぐに鷹揚に頷いた。

「そうでしたか。おかえりなさい、ですね。皆さん喜びますよ。」

…誰に取り次げば良いのかな?と思うが、それは、彼女が一番に誰に挨拶する必要があると考えるか、それ次第か。

「これから、お話して行かれますか?
 後日改めてですかね。」

そろそろ、と言うのが気にかかったけれど、相手方に了承してもらう必要のある事だったりすると、
すぐのつもりでもそういう良い方になるの分かる。
ぺーぺーの下っ端ではないにせよ管理職とも言えない私に話してハイどうぞって訳にはいかず。
手続きは踏まなきゃならないが、どうしましょうかねって、ちょっと悩む節もありそうな?お狐様を見つめて。

劉若汐 > 難しいお話は聞き及んでいたとして理解していたかと問われれば
難しすぎて理解はしていなかったと思えてならない。
気づけば教祖の愛人みたいな親衛にいたから護衛兼愛人と違いは何だろうなて思っている。

生まれが野生でトップまで上り詰めた身としては神はいたかという
問いかけには答えられないもどかしさが発生している。

「身も心も化けて演技ができるかは別ですが?
 身は兎も角中身まで変化する術は習得できておりません。
 服装は…基本の服に魔力をしみ込ませてなので魔力が尽きた日には大惨事間違いなしです。
 魔力の他に気を身に着けると魔力切れをした際に応急処置で乗り切れるというのもあります」

いえ、巫女装束は基本の巫女装束を元に防御力とか防水とかを付与して強化したものを着ている。
葉っぱで服を変えているのは極めて初期の狐だった時だった。
長時間の変化は体力が無尽蔵ならいいが無尽蔵ではないので術で変化させたのはそう術に特化ではなく。
一度情報齟齬があったのでどうにかしたのだけど戻るにあたりやはりネックなのは、
組織には退職というのがないので刑罰があるという事。退職というのはあるけどそれは物理的な退職(死亡)であって。

やはり刑罰は組織の規則に則り必要でありましょうと後日申告したかもしれず。

「誰に話しましょうか。
 元管理職みたいなことをしていた身としては本山に取次をして貰ってから話に行くというのもありです。
 どちらにせよすぐというのは無理な事なのでまずは取次の申請を致さねば。」

何処に戻るよ、色々な教派に属し隊に属してきた狐。
ブラックな一番隊か 落葉桜か はたまた?
まぁまずは手続きの手続きをせねばとまたお茶菓子とお茶をすする狐。

ミホ・クギヤ > 「中身ってのは心の事で?
 でしたら演技ってのは術でやる事でもないように思いますが…
 いえでも自己暗示ってありますね? そういう境地のお話をされると何ともですけど。」

自分すら偽るような術をかけてしまえば、もう見破るも何も無い。
そういう境地にいらっしゃるという事なのかなと『中身』の話が出て来た事に首を傾げる。
メイド服を着るかどうか、くらいに考えてしまうのは、職業的な衣装に対するリスペクトの足りなさだろうか。

葉っぱ装束の術にどの程度の労力が居るのかは分からない。
とはいえ、消耗無しでいられるに越したことが無いのは当然で。
普段使いを考える衣服ならば猶更、現物を用意するのかなと―― ん?では葦原会に復帰した上でメイド服を採用する気か。

「…どなたに、ご挨拶なさいますか? リィゥ殿が一番お戻りのご報告をなさりたい方で、良いと思いますけど…
 ――ああ、なるほど… そうか、葦原会の中だけで済む話では―― ないのかな…?」

そんな大事です?と首を傾げてしまうのが、3番隊の下っ端感覚。
しかしそんな勝手を許しては示しがつかぬというのもありそうな話で――

「とはいえ、私だけがお話うかがって事を進めるというのも心細いのですが… 3番隊が、預かりましょうか?」

どうすりゃいいの?と呆けてしまうところはあるけれど、
リィゥ殿が自主的に動けぬとなれば、直属の上司にご報告くらいしか思いつかない。
後は上の方で事が進むんじゃないかなというのは放任だろうか。

物の字が私や吉川和尚を窓口として推してくれたのは知らず、
知っていても対応は変わらなかったかもしれないけれど、コレどうなるのかなあと救いを求めるようにきょろきょろしてしまう。