2023/09/19 のログ
ご案内:「トゥルネソル商会 王都マグメール店」にリスさんが現れました。
リス > トゥルネソル商会 首都、マグメール店。
 平民地区と富裕地区の中間にある、広大な敷地を持つ煉瓦造りのお店。
 地下階から、四階まで、それぞれ専門店となっていて、様々な物を取り扱いをしている。
 様々な従業員が、店員が荷物を整理して、品物を置いている。
 沢山のお客様がやってきて、思い思いの物を買っていく。
 リスもその中に混ざりながら、とことこ、と、大きな荷物を持って、右左。
 在庫を確認し、売り上げを確認し、店員たちに指示を出しつつ、歩く。

「困っているお客様がいたら、直ぐに対応するのですよ?」

 店員たちに、そんな指示を出しつつも、自分も視線は、お客様に。
 物を探している人はいないか、ポーションの違いを知りたい人はいないか。
 サービスカウンターで、サービスを求めている人はいないか。

 お店の中、汚い所はないだろうか。
 そう言った諸々を取り纏めないといけないから、リスは、店内を歩き回る。
 実は広いから、本気で歩き回ると、一日仕事に成るけれど。
 それはそれで、リスとしては充実するから、好きなのだ。

 だから、今日もリスは、店内を、見回っている。
 その姿は、店長だと判る人は少ないかもしれないくらいには、融け込んでいる。

リス > 「うーん、この辺りは、この位で、良いのかしらね。」

 店の中、ある程度の指示を飛ばして、右左と、店の中を進んでいく、流石に広大な店だからこそ、様々なものがあるから。
 品出しと、足りないアイテムの確認のために、一度、倉庫の方も確認しないといけないかしら。
 まずは、倉庫番の店員に在庫の状態を報告するように伝えて、店長室兼、事務室のある一階へと階段を下りる。
 高級品は……まあ、今のところは良いだろう、貴族が買いに来るという事は少ない。
 それなら、冒険者用のマジックアイテムの方が気に成る。
 妹と、その師匠が手に入れてきた風属性の魔法の武器防具、未だに熟れてないのは、さて、如何したものだろうか。
 彼らに伝えて、もう少し値段を下げるか、若しくは何かの手を加えてみるというのも有るか。

 うーん、うーん、と唸りながら、まあ、それは後で、と考え直す。
 食料は新鮮な物を、鮮度が悪くなったりしたものは直ぐに取り換えて、悪くなったものはドラゴンのえさに。
 余り多く残る事はないから、それは嬉しい事だけども。
 とことことこ、と、お客様を見て、困っている人がいないか探しつつ。
 階段を下りて、売り場をチェックし、の繰り返し。