2025/03/14 のログ
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ご案内:「設定自由部屋2」にメレクさんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋2」にロザリンドさんが現れました。
ロザリンド > 歯の根が震えているのは己の散華を前に貞操を危うんでのことではない。
主教に寄進をするということ。それを主教が受け取るのだということ。

そして、次の聖女と言う存在。

誰より寄進し癒着し、何より大きく利害が一致した貴方にとっては周知の事実。
むしろ、いつぞやに”いくつか前の聖女”を味わったのであれば、その時よりも聖気の質も、
術や武の行使、そして淫らな体の仕上がりも向上していることも感じ取れる。

聖女の”納品”は主教側からすれば目玉に対しての品評会であり後夜祭に過ぎないのだと、聖女は知る由もなかった。
そして今、主に伝えられることはないが今この時に主教から、次の聖女の”初期状態の
品質”が記された書簡が届いたことを明日の朝にも知ることになるだろう。

だが、そんなことを気にする猶予などもはや聖女であった者には気にする暇もなく。
深く散華を刻み込む魔王の魔羅の占有。それを蹂躙と感じる程には痛みはなく、
膣肉がミチリと締め付ける艶めかしい蠢動はただ処女を散らしたというにはあまりにも熱を帯びて蠢き魔羅を奥へと引き込む妖しい動きを見せる。

処女特有の痛みに悶える緊張と緊縮はあるが、それ以上に魔羅全体を余さず包んで鈴口へ吸い付く子宮口の蠢きは
主教が素質を見出す目に長けていることを伺わせていた。

「達し……、な、ぁ……♡ か、みさま……♡」

太腿が開いて、抗うそぶりを紡げずにいるが、淫蕩に歪む顔には未だ絶望と心痛がそれでも色濃く残って、
これまでしたことがないであろう、人の皮膚に爪を立てて胸板を押し返そうとするが、
少し魔羅を揺り動かせば胎が戦慄いて艶めかしく啼いて腰が雄を強請ってくる。

膣圧は魔羅を排しようとするが快楽に震える体は、確かに媚肉を以て奥へと導かんとして。

「な、なえ、どこ……? ぁ、はぁ……、そんな、まさか……♡」

胎をなぞられ、片目が知らず喜悦に歪みながら、声を絞り出す。

「ま、さか……、貴方の名は……、メレク()とは……、まさか……♡」

孤立し、子宮を熱に酔わされ、ボルチオへの刺激を内外から受けて雌の認識を植え付けられようとする元聖女の口から零れたのは、教養。
推測。目の前にいるのは、己を穢したのは、ただの欲望ではなく、苗床と言う言い回しから導き出す推測。

己の中に熱と法悦を刻み込み堕とし狂わせようとしているのは魔族、それも高位という逃れられぬ最後の絶望。

メレク > 聖女を取り巻くノーシス主教のあり方は、彼も度々参加している
奴隷市場都市バフートで行なわれる奴隷のオークションを何ら変わらない。
主教は聖女という商品を競りに掛けて、数か月から時には数年の歳月を掛けて、
王侯貴族達が競り合い、最高入札額を付けた落札者に納品されるのだ。
そして、商売である以上、商品が一つでは成り立たないのは自明の理であり、
次々と聖女は代替わりして競りに掛けられて、納品を繰り返す仕組みである。

「くひっ、私も謂わばノーシス主教とは商売仇ではありますがねェ。
 その私を以ってしても、質も仕上がりも以前より向上しているのは流石ですなァ。
 正にロザリンド殿の厭らしい雌穴の具合は素晴らしいの一言ですぞ」

バフートの奴隷オークションでは奴隷商の元締めとして彼自身も出品者に廻る事がある。
仕立て上げた性奴隷を卸すという意味では、正に彼の生業とノーシス主教の行ないは似通っている。
流石に毎回毎回と落札する事は彼の財力でも叶わぬが、以前に味わった聖女と比較して、
猥らな肉体への仕上がり具合や溢れる魔力量も、段違いの彼女を前に頬肉を弛めるとほくそ笑み。

「おや、……まさか、何ですかなァ?
 もしや、戦地で斬り殺した魔族から善からぬ名でも耳にしましたか?
 例えば、魔族の国に君臨する魔王の一柱、――――悪食の魔王の名前でも嘯く不届き者がおりましたかねェ」

女の口から零れ落ちた言葉に片目を眇めると、蝦蟇のような広い口を三日月を転ばせたように歪ませる。
人間の成人男性に比較して太く硬く雄々しい肉棒の先端で子宮口を荒々しく擦り上げるように刺激して、
同時に尻穴に潜り込んだ触手が腸壁越しに肉棒をなぞり、粘着いた体液を滲ませる。
触手は腸内に残留する排泄物を消化しながら吸収して、尻穴を洗浄しつつ直腸を越えて結腸にまで這いずりこむ。
聖女の尻を開発した不埒者がただの人間や亜人であったならば、決して届かせられぬ腸奥まで犯し抜いていき。

ロザリンド > 気高く、美しく、清貧で、穢れを知らず、疑うことを知らず、強く、民に慕われ、殉教も辞さない。
そして何より無自覚に色づき肉付き、淫らである。

主教が育て上げた文字通りの高嶺の花はただ修道女の初物をいただくものとは比べ物にならず、
しかし召した召さぬをステータスとするにはおよそ手が届かぬ極地。

そして、手が届く者の中でも主教が競り合う者の多くは上辺は上客と呼ぶ搾取先に過ぎない。
主教がそうあることを、本当に取引をしている者はごくわずか。

辺境伯を侮る新参貴族が無知蒙昧と軽んじられる所以。
それは、辺境伯がその高嶺の花たる聖女を何人も手にかけ、差を味わい雄弁に語れることの意味を知らぬ故に。
主教の深淵と渡り合い手を取り合う者を、その身に何食わぬ顔で宿す戦慄を知りえて尚侮れる者がいようかと。

「前、よりも……? ひぅ、ぁ……♡ あな、たぁ……♡ まさか、こうし……♡
 んぁあああああっ♡ 何人、もぉ……♡」

子宮口を嬲られ、ボルチオを撫で回されるのはお気に入りらしく、まして尻孔を触手で嬲られれば
聖女の足が折り曲げられてつま先で踏ん張り魔羅を食い締め小刻みに揺れて食い締め扱き立てる。

それは堕ちた聖女の作法と言うべきか、両手が頭の上に振り上げられておとがいを仰け反らせて腰を揺さぶる様は淫らに舞う様を奉納するようでもあって。
何より、子宮口を押し潰すほどに芳醇な魔力が愛液以上にごぶりと溢れ出て更に魔羅へ強化付与を施す有様。
抗う言葉も色めいた喘ぎが割合を増し、左右の足が交互に浮き沈みして腰が円を描いて魔羅を舐り回す。

「んひっぁあああぅはああああああ♡ ぁあっ♡ んくひゃぁあああ♡」

見据え侮蔑し、己を辱める魔王が歯に布着せず露見する様を凝視するのは片目だけ。
もう片方の目は色に溺れて言葉は紡げず自ら子宮口を押し付けて苗床に堕ちる魔力タンクに成り下がる。

以前の聖女達は確かにおざなりであった。半ばまで程度の開発であった。
だが今回は如何なる手管か、常人が届かぬ腸奥をいくら嬲って犯しても、否、犯せば犯す程屈して
聖女の爆乳がたわみ弾んで身悶えて、前からでも伺えるほどの巨尻を揺らして雌の声を絞り出す。

それはある種聖女を通しての魔王と主教の対話。
貴方ならここまで愛でて来るだろうと言う前回からの改良の結果。
魔族の国でもお目にかかれぬほどのケツマンコ、そして極上の苗床マンコ。
そこを刺激されて、未だ孕まぬ聖女は処女懐妊めいて母乳を絞り出して撒き散らし始めて。

メレク > 含有する魔力の質や量も、聖騎士としての剣や術の才覚も、
ロザリンド=エルメレイスという存在は聖女の中でも別格だったに違いない。
元来、落札者に納品される聖女は彼女よりも若く、年端もいかぬ少女である事が多く、
魔力の蓄積具合にせよ、肉体の調教にせよ、中途半端な所で断念して納品されていた。

それでも、聖女という稀少価値を求める貴族は多く、次々出荷して利益が出ていたのだろう。
だが、聖女としての才能が段違いの彼女はノーシス主教としても手放し難かったのは想像に容易い。
何しろ、民衆や聖職者からも崇められるようになった彼女は真に聖女としても有用だったのだ。
その結果、皮肉にも調教は進み、落札金額も跳ね上がり、歴代聖女の中でも価値ある性奴に育て上げられる事になる。

「えぇ、流石に全員ではありませんが、数人の聖女の純潔を頂きましたよ。
 ふむ。そうですなァ。確か先々代とその前の聖女は今も王都に残しておりましたかな?
 そうそう、思い出しました。先々代は高級娼婦として歓楽街の娼館で客を取らせていますぞ。
 その前のは色に狂ってしまったので貧民窟で浮浪者紛いを相手にしておりますがね」

並大抵の家格も低い新参貴族であれば、大枚を叩いて購入した聖女を自身を飾る箔として後生大事にする事だろう。
だが、日頃から女性を商売道具にする彼は、聖女の新鉢を割り、初物を味わえば、あっさりと払い下げてしまう。
何しろ、ノーシス主教は金銭さえ積めば、次から次へと上質な聖女を届けてくれるので執着する必要がないのだ。
下品に喘ぐ女の膣穴に向けて腰を前後に揺すり、腰骨と尾てい骨をぶつけ合い、激しい音色を響かせる。
溢れ出す愛蜜がかき混ぜられて猥らな水音を掻き鳴らす中、腰を振りつつ乳房を掴むと舌先で先端の突起を舐め。

「どうしました……、ロザリンド殿。そんな声を漏らしてばかりではなく私めの質問に答えて頂けませんかな?
 聖女たる貴女様の大事に護り続けていた純潔を奪い去り、その胎に仔を孕ませようとしている……、
 神に叛逆するかの悪逆を為している不信心者の正体は、一体、何者ですかな?」

舌先を覗かせると蛞蝓のように尖った乳首を根本から先端まで舐め回して、
滲み出る生命力に満ち溢れた母乳を味わい、唇を押し付けて乳房を食むように吸い付き、啜り、搾り上げる。

ロザリンド > 多大な戦果。それはこれまでの聖女にない大きな付加価値。
それが引退を長引かせ、結果、魔王を唸らせるほどの仕上がりに至る。
ただ祀り上げられただけでなく、個人としても研鑽を重ねていたであろうことは、
聖気が堕ちて純然たる魔力を内包している以外にも、魔羅を打ち込んで尚よがり狂うことはあれど
腰砕けにならぬほどの膂力。

体外ボルチオ責めをしている時にも指に触れる腹筋は決して担がれているだけのものではなく、
確かにこの聖女は己の実力で戦果と信仰を勝ち得ていたのだと実感させてくるのは、
皮肉にも魔羅を食い締め処女の不慣れな狭さ以上に締め付けて挑んでくる姫騎士の膣圧であって。

まさしく下品で下世話な貴族達が好む床上手な処女と言う幻想を下地に現実に仕上げた芸術品が
魔羅一つでよがり狂い、言葉一つ返せずに身悶えて。

「ひん、みん……、ま、さか……、あの時の、方は……、ぁ、ぁああ……!? いぎぁあ♡
 なん、という、こと……♡ こん、な♡ ぼう、とくをぉ♡」

貧民窟の炊き出しや救済さえも行っていたのだろう。
その時に、理解も真相を知ることはなく、しかし確かにそこに聖女であったものと出会い、
何かしらを感じていたのは同じ造られた聖女だからであろうか。
だがそれを非難する声は色めいて魔羅に合わせて腰が震えて視線を合わせられなくなっていく。

根元から舐るように処女だった孔が下品な泡立つ音を響かせて律動に応え始める。
乳房を掴めどもはや抵抗も嫌悪もなく、胎を躾けられる雌の本能が絞り上げられる高揚に打ち震えて。

その度に、胎が脈打つ。
これまでの聖女にない程の膨大な魔力が沸き立ち、魔王の魔羅に染み込んでくる。
それと共に伝わってくるのは苗床に相応しい胎の熱。

そして母乳を絞り出して味わえば臓腑に染み入るまさに生命力そのもの。
ただの聖女ではなく、相応の下地を備えた苗床が、聖気を剥ぎ取られて露見し、
ケツマンコは尚一掃清められて、ともすればスライムを植え付ければ良く育てる孔ともなろうかと。

「ま、おう、メレク……♡ 許しません……♡ こ、んなぁ♡ おほぁ♡ あく、ぎゃ、くふぅ♡」

もはや、紡ぐ宣誓の誓いさえ隷属の宣言めいて嬌声に阻まれて。
目の前に、否、胎の中にいる魔王と相対して、魔力の全てを爆縮させて差し違えれば確実に魔王の一柱を討ち果たせる。
だというのに、収束できない。

体は既に、魔王への婚姻を、懐妊をせがむように子宮口が緩んで魔羅の先を咥え込み始めていた。

メレク > 数年前、彼女自身に最初にお目に掛かる事になったサマリア辺境伯領における、
隣接する魔族の国を治める魔王との合戦、即ち、自作自演の彼対彼の茶番劇にて、
自ら先頭に立ち、騎士や従士を鼓舞しながら率いて奮闘した女神殿騎士。
予想外にも魔王軍の配下を討伐されて彼にとっては苦い痛手となった彼女の大戦果。
それらの戦功や戦のために鍛えられた肉体が、巡り巡って今となっては、
破瓜を奪った魔王の魔羅を締め上げ、極上の快楽を与えて、愉しませるに至るという皮肉。

「んん? 炊き出しの際にでもお会いになりましたかなァ?
 ……ロザリンド殿がお好みであるならば、貴女様も同様の処遇に致しましょうか。
 なァに、これまで食事の世話をしてきた浮浪者に、今度は、この厭らしい肉体を使って、
 性欲処理の世話までするだけですぞ。……彼等も、聖女を抱けるならば泣いて神の恩寵に縋るでしょう」

ノーシス主教の差し出した完全に仕上げられた至高の聖女。
その精神も肉体も手離すには惜しいと感じるも、長い年月を生きる彼にしてみれば所詮は些事である。
或いは、そのような最高の逸品を王都で一番最下層で生きる浮浪者に施すという愉悦も悪くないと嗤い。
乳を啜りながら腰の律動を早めると、ぱちゅん、ぱちゅん、と肉棒を雌穴に打ち付けて下品な水音を響かせる。
生命力と魔力に満ちた膣内で肉棒は益々力強さを増して、太さも、大きさも、硬さも、熱さも、
挿入時に比較して一回り上も増せば、処女地を彼のカタチに押し拡げ、周囲の膣襞に誰が主かを教え込み。

「くっくく、……赦さない、ですか。
 しかしながら、ロザリンド殿の膣は既に魔王の仔を孕む覚悟を決めたようですぞ。
 さァ、神に成り代わり、最初の祝福を差し上げましょう。――――この、魔王メレクの仔を孕みなさい、ロザリンド」

処女の締まりと姫騎士の膣圧で魔王の肉棒を制圧する膣内において、衝き込まれる肉棒が子宮口を穿ち、
緩んだその一口に深々と接吻を交わして鈴口を食ませると、女の肉体を寝台に縫い留めるように巨体で覆い尽くし。
くぐもった声を漏らす醜男が下半身を痙攣させると、次の瞬間、堰を切ったように体内に夥しい白濁液が流し込まれる。
それは直接、子宮に注がれるようにぶち撒けられて、聖女の無垢な仔袋を穢して、
両翼の雌の器官から零れ落ちる、次代の御子を産むべき神聖なる卵を食らい、襲い掛かり、人類の敵を宿させようとする。

ロザリンド > 誰も知らぬ戦果の真の意味。
それは対等であるつもりの、取引相手が魔王の側面を持つことを知らぬ主教達の意図せぬ損害。
ただの飾りとして、最後尾で鼓舞するだけの聖女等は本来であれば物の数に及ばぬ。

だが、異常個体たる魔王の仔を孕むに相応しい魔力の仕上がり、胎の具合が配下さえも喰らったとあれば
より優秀な後継者を、眷属を生むことさえ期待できようか。

「ふぅー……♡ ふぅー……♡ ふら、ちな……♡ 許しません……♡
 そのような下賤なもの、いい……♡」

言葉が紡がれるが、魔王であればその言外の意図、否、肉体の願望が既に咥え込むべき肉棒が如何なるかを物語っていることは容易に受け止められるだろうか。
現にその魔羅を離すまいと雁首の根元へ巻き込むようにぎゅちぃと締め付け螺旋を描くように締め絡む。
引けば螺旋の返しが蠢いて舐めしゃぶり逃がすまいと甘く蕩けて噛み締めて、
奥へ突き込めばねっとりと奥へ絞り込む。

それは姫騎士自らが囮となって両翼からの強襲で敵陣を呑み込む戦法にも似て気を抜けば抜けぬほどの嵌り込みを以て魔羅と咬み合い始める。

そして自らの魔力、生命力を呑み込まれてただちに漲って力強く抉る魔羅に、愉悦を実感するとはいえ
穢れを知らなかった処女肉が耕されて、魔王を見据える瞳がまつげを震わせて蕩け、
呼吸も熱を帯びて深く長く吐きながら、子を成す行為に抗おうとする聖女の手が胸から降りて、
魔王の二の腕を掴む。

粘ついた音が低く幾重にも響き渡る。
もはや、聖女の腰の律動は魔王のそれと咬み合って引けば身を縮め、突けば腰を差し出す。
その動きに抗う様はなく、やがて、ぐぶんと雁首が子宮の中に雁首を呑み込む。

「ぁ、ぁああ♡ や、め……♡ 神、よ……♡ どうか……♡ お、お許し、ぁああああああああああああ♡」

処女が女に染まる。姫騎士が、聖女が、雌に堕ちる。
肥えた体などに嫌悪せぬ聖女の価値観が災いするのはその醜体が恵体に覆い被さる時。
重圧に逞しさを感じる雌の体が知らず股を開いて野太い竿を引き締めて咥え込み、
その手が支えを求めるように魔王の背中に絡みつく。

「んぃあああ♡ はっぁあっ♡ ぁあああ♡ はぁあああああああああああああ♡」

中庸の魔力を孕む子宮に魔王の魔力を伴った子種が爆ぜる。
一度竿が脈打つ度に聖女の腰が跳ねて扱き、痙攣して小刻みに輸精管から絞り出し徴収する。

多幸感。
充足感。

嫌悪と絶望と怨嗟が雌の愉悦に塗り潰されて脳裏も視界も白く染まって、更に深く染まる。
絶頂に絶頂が重なる。神託めいた閃光、魔王から施される祝福から戻ってこれず、
体がそれに応えるように呼吸を求めて唇を前に出し、魔王の醜悪なぶよつく唇に吸い付いて重ね合う。

贅肉の乗った両太腿に聖女の足が絡みつき、完全に受精の為の姿勢を本能が取らせてしまう。

この子種は、孕まねばならぬと、魔王に雌の体が屈服して。

メレク > 「くくっ、成る程。流石は聖女様ですなァ。
 貧相な浮浪者相手では満足できぬと見て、本能的に私めに抱かれ続ける方を選ぶとは」

過去の聖女の成れの果てのように貧民窟に打ち捨てられて浮浪者の相手をする羽目になれば、
逆に今、彼女の身体を弄ぶ信奉する主の敵対者である魔王に犯される屈辱からは解放される事だろう。
だが、咥え込んだ初めての肉棒を逃がすまいと襞を絡み付かせて、鍛えられた腹筋で締め付け、
子種をせびるように腰をくねらせて縋り付いてくる様子は、聖女ではなく雌の本能を垣間見せて。

「ふひっ、処女を喪った晩に妊娠させますぞ。さァ、私めの胤で孕みなさい。
 んんぉっ、ぐぅ、おぅ、んぁ~~ぉぉっ!!」

抱き着いてくる女の身体を受け止めながら、聖女の胎で雄が果てる。
解き放たれた灼熱の精液は、穢れなき子宮を白濁に染め上げて、矮小な孔に注ぎ切れぬ分は逆流して膣襞の隅々にまで染み込み渡る。
初めての膣内射精の感覚に雌の本能に目覚めた聖女が注ぎ込まれた子胤を一身に受け入れて、
少しでも逃さぬように身体を絡めて唇を求めてくれば、その行為に応じるように口付けを交わし。

「んっ、はぁ。……ん、ふぅ、っ、ふひっ。
 神殿騎士にして聖女の貴女が、魔王の胤を受け入れた気分は如何ですかな?」

ちゅっ、小さな水音を響かせながら顔を離せば、絶頂の余韻に浸る雌の貌をした元聖女を見下ろしながら尋ね。
腰を引き、女の胎から肉棒を抜くと、接合部からこぽっと水音を洩らしながら薄ピンク色に染まった白濁が漏れ出して。
同時に尻穴を犯していた触手は先端部を切り離すと入口へと這い出して何事もなかったように消え失せる。
しかしながら、腸内に残された触手の一部は彼女の中に居座り続け、排泄物を喰らいながら分裂を繰り返して、
その身体を魔王の分身体であり、下位存在であるスライムを増殖させるための巣穴に化そうとする。

そうして、ロザリンド=エルメレイスという聖女にして神殿騎士であった女は、
前の穴にて魔王の仔を孕み、後ろの孔にて分身体を育てる苗床へと変貌を求められて。

ロザリンド > 大きく肥えた体。
小さくとも鍛えこまれた体。
前者が後者を押し潰し、屈服させ、胤を植え付け、孕ませる。
理由は至極単純。
前者が優れた子種を有する雄であるから。

知性で否定しようとも、倫理で拒絶しようとも、教義を掲げようとも。
絶頂で思考が途切れ、理性が焼かれ、疼き悶えて待ち侘びた熱い欲望の滾りを注ぎ込まれる度に、
聖女であった雌の腰はわずかずつ角度を変えて、雄の体の隙間に嵌り込み、噛み合って、
みちりと子宮の奥深くまで魔羅の形状へいびつに歪み咬み合っていく。

もはや魔力の波動は波が一致し、僅かに染まっていく。
そも、聖女は知る由もない。

目の前の魔王は元はスライム。特別変異個体と言えど魔性と呼ぶには由来の違うそれ。
だからこそ、彼女の喪色の魔力は原生にも似た由来の魔力と精に染まっていく。

「ぅ、ぁああ、はぁああああ……♡ はぁああああ……♡」

幽鬼めいた絞り出すかすれた声は煮えて蕩けて言葉らしい言葉も紡げず、ただ絶頂を噛みしめる。
やがて、ずるりと逞しい魔羅が引き抜かれれば、ベッドに四肢を投げ出して脱力し、
ごぼりと破瓜の証と混ざり合った白濁を、契りの証と言わんばかりに下の口が零す。

「……んっぅぁふくふぁあああああああ♡」

腰だけが跳ね上がる。意識はない。だが、嗤っていた。
聖女が肉欲に溺れて顔を歪めるのは切り離されて後孔に根付いた触手。
知性も品性も剥ぎ取られた体は余程”同居人”をお気に召したのか魔王の目の前でつま先に力を込めて後孔をヒクつかせて蠢く”同居人”と親睦を深める。

どうやら、新しい花嫁を教育する係ともなったようで。