2024/08/15 のログ
ご案内:「平民地区」にネクラリスさんが現れました。
■ネクラリス > 【継続ロール待ち合わせ】
ご案内:「平民地区」にヘレナさんが現れました。
■ネクラリス > 対してこちらは自分がしでかしている事しか知らず、
触っている、と言うヘレナにそうでしょうそうでしょうと単純に頷いた。
他にも何か事情があろうというのは見れば分かるけれど、その中身までは察せられず、
呪いのようなややこしい事態というのは可能性として高く見ておらず、
ただコミュニケーションに応じてくれた事に「声もかわいぃ♡」とフヒフヒ口元を緩めて。
裸の原因については、それが趣味であれパートナーのせいであれ言い難かろうというのはまあ分かる。
やる事やってるんだから言っちゃってもいいじゃんか、みたいな追及は今は控えて。
「ぁ、あ、うん、そう…… そ、そう、だよね… ぁ、今は… っふひッ わ、私が、邪魔、なのかな…
そ、そこで… そこ、あなたの隣で、ぜ、全裸、はまあゴーストだしな、で、SEIZA待機… っひひ…
――あ、ぁあ近い、近い、しっし…!」
端的に伝えれば良いのに相手が分かっていないもしくは別件に心当たりがあって事態を単純に見られない事が分からない。
要はヒトに触れる事が出来る程度の亡霊があなたに痴漢していたのだと、そしてそれはまだ隣で全裸待機しているよと。
それを証明するように、手を引いていたケン坊(仮)は改めてヘレナに顔を寄せ ふー――っ♡ と耳に吐息を吹きかけ。
現実と比べると遥かに朧げな感触であるが、背中にもしっとりと抱擁するような圧力がかかった。
カラダの前に回される両腕の感触はあるがやはり不可視。
しかしその手は明確にニップルアーマーの端っこをカリカリ♡し、トントン♡押し込んで―― しっしと女が手を振ると、ふっと離れる。
「ま… まぁ、あの… そ、そんな… っふふひゅっ そんなカッコ、してるからだと思うんだけどぉ…
し、辛抱たまんなくなっちゃったみたい、あ、わ、悪いヤツでは!なさそう… かな… ど、童貞のまま死んじゃって無念なだけ…
か、か、かひゅっ か、かわいそうな、ヤツだよねぇ……
あ。 あの、あの、で、で! こ、こうなるとね? 目ぇつけられると… こういうヤツって、しつこいんだ。
それはもう、もうね、すっごく、めちゃくちゃ、しつこいからさ…? ほんとヤバいくらいずー――っと痴漢生活だからさ…?
じょ、除霊―― っふひゅっ きょ、興味あったら… あ、あ、あ、安心っ できる、ところ… ぃ、行きませんかっ?」
詐欺師のテンションとしては気になるこの子にデートの申し込みである。
むふーっ♡と鼻息荒く、お願いします!とガバー頭下げそうな雰囲気であるが、
それは妙になりそうなのでドキドキドキドキ♡見つめるのみ。
安心できる所=あなたの部屋とか連れ込み宿でお話しませんかと、
相手がわずかでも抵抗を示すようなら、路地裏でもいいです!とこちらから謎の妥協点を模索しようとしてより胡散臭くなる。
それをカバーするように、お尻や太腿には折に触れて「お股さわらせて」とでも言うように不可視の掌が這い回り。
■ヘレナ > 詰まりがちで聞き取りにくい上、言っている意味もいまいちよく分からない。
どもり気味なのは自分もだから責める謂れはないし、それでも何か一生懸命説明してくれているようなので耳を傾けてみる。
その途中に何度か妙な感覚があり、耳元に何か居そうな気配がしたり、何も居ないはずなのに背後からの圧力も感じた。
そのぐらいなら気にしなければ済む程度だったが、不意にニップルアーマーで隠しきれない乳輪の縁を責められると話を聞いている最中なのに「ひぅっ♡」などと甘い悲鳴を上げてしまう。
慌てて口を抑えるが、苦労して話に集中した結果いくつか分かりそうな単語も聞き取れて。
「その、私が、こんな格好だから……。どうて……、そういう、人たちのゴースト? が、さっきから触ってる、ということですか?」
童貞と口にするのも憚られるような貞操観念だが、こんな格好で恥じらっても今更だ。
更に話をまとめると、命の危険はともかく今後もこの調子で謎のタッチが続くのだという。
正直それが本当なのかは判断がつかないが、このような事態が続くと何も出来なくなってしまうので困る。
現にこうして話している間も、際どいところにさわさわと手の這うような感触があり。
見た目や喋り方が変わっている、というのは人のことを言えた義理ではないけど、ともかく一生懸命そうだし。
まっすぐに見つめてくる瞳、を見つめ返すのは厳しいので視線は唇から胸の辺りを見ながらだが。
「えと、何とか出来るんだったら、こちらこそ、お、お願いします……」
自力で何とか出来るあてもないし、渡りに船だと思おう。
マッチポンプの可能性など全く考えず、見ず知らずの女性に解決を委ねる事にした。
「んっ……! と、とりあえず、私の宿で、いいですか? 少し、歩きますけど……」
尚も続く謎のタッチで再び勃起しても厄介だ。
食事もとりたいし、怪しい相手を自分の寝床まで連れて行っても大丈夫かなどという判断もなく先に立ち道案内を始めるのであった。
■ネクラリス > 身悶えする様子には ニタァ と目元が歪んだように見えたかもしれないが、
TPOをわきまえた表情作りが出来る子ばかりではないのでおもんばかっていただきたい。
顔が赤いのもハァハァしてるのも暑さのせいとかなので、ヘンな勘違いは厳に慎まなければハラスメントである。
なんてことはなく。
場がもうちょっと平常な状態であれば、あるいは彼女がもう少し他者に厳しければ門前払いされそうな不審加減で、
甘い悲鳴など上げようものなら くひっ! と喉元を上ずって痙攣させて。
「そ、そう。そう。そりゃもうアイツらからしたらこんなのナニしても許してくれそうな女神様なわけで…!」
見せつける方にも非があり過ぎるレベルであると、こちらの説明したい内容を理解してくれたようだと、えたりと頷いた。
こちらから説明するのでなく、聞かれて答える時はいささか食い気味に饒舌か。
助力(嘘)の申し出を いかに! と固唾を飲んで見守れば、見た目通りのお人好しっぷりで可決。
お願いします、に対して「マジで!?」とか口走りそうになるのをグッと堪えて、
大盛り上がりの取り巻き霊達に表立って混ざれず、ふるふる震えるのみ。
「――へぁっ!? お部屋っ!? 宿っ…! い、い、いんすか…っ!?」
一般女性?のお部屋にお招き!?と、望み得る最高のシチュエーションにもじもじもじ。
歩きますいくらでも歩きますどこまでも歩きますと緊張の面持ちでガクンガクン頷いて。
「……。
あ、あ、ね、ネクラリスです名前… グレープヤードです……
ぁ、の…… やっぱり…… ちょっと、ちょっとだけだけど、かなり振り切れてるかなって、思うんですけど……
しゅ、趣味? すか? ぃや私こういうの素敵だと思うのでホントイイんですけど凄いなってやっぱり……!」
あまり向けるべき話題ではない気がしたが、ペニスアーマー、先端の袋は吸収済みだっただろうか。
それでもアーマーと呼ぶにはシルエットの分かり過ぎるゴム感など、無視するのも不自然な気がすれば道すがら聞いてしまう。
そんな中でもケン坊(仮)は「まだいますよ」とアピールすように時折尻をお股を撫で胸をつついてと不意打ちを続け――
■ヘレナ > 時々挙動不審だったり急に早口になって聞き取りづらい喋り方など気になるところはあるが、それを言われれば自分の方が酷い有り様だし、むしろこんな自分と普通に接してくれるなんて良い人なのでは? などと警戒するどころか好意的な解釈で気を緩めていく。
冷静に見たら挙動不審なだけな態度も、知らない人に対して一生懸命なのだと思っている始末だ。
衛兵の頃マッチポンプなど何件も見てきたはずなのに、自分の身に降りかかりゴーストという馴染のない手口を使われた事もあってもはやそれを疑う気など更々なかった。
「ネクラリスさん、グレープヤードの……。あ、私は、ヘレナ、です」
自己紹介されれば、あっさりと本名も明かしてしまう。
むしろ中々名乗らないから気を使わせてしまったのか、などと思ってしまうお人好しぶり。
しかし続く質問に関してはイエスともノーとも断定せず。
「あ、や、その……。す、素敵、ですか……? アハ、あはは……、それは、ど、どうも……」
ごにょごにょとつぶやき、振り返りながら笑ってごまかすのが精一杯。
元々コミュ障気味な上こんな格好なのでまともな会話は中々難しい。
それでも分かるのは、こんな格好を素敵だなどと言うのはやっぱり気を使わせてしまったのだなという事で(多分勘違いなのだが)。
「……っ! あの、も、もうすこし、なので……、そのままついてきて、ください」
達するような愛撫ではないが、際どいボディタッチのような感触は思い出したかのように起きていて時折ビクっと体を震わせ声を抑え込む。
背後のネクラリスから見えるかは分からないが、ペニスアーマーが前回の射精分を吸収しきる前にまた勃起状態になってしまっていた。
淫紋も八割程に復活していて、精液の貯まりが通常より早い。
なるべく見せたくないので、もし彼女が覗き込もうとしてきたら不自然に早足となって微妙な距離を保とうとし、常に背中側だけが見えるように気をつけているが。
結局それも、素肌むき出しのお尻を見せつけ続けているだけというところにまで気は回っていない。
そうしてネクラリスと幽霊達にじっくりと体を披露しながらついた先は、平民地区の宿としてはグレードの低い部類。
当然大したサービスもなく、安くて寝泊まりだけの機能しかない。
不便だしかえって出費が嵩んでいる気がするのでもう少し良いところにしたいと思っているのだが、割引になる月間契約をしてしまったのでもう少し寝泊まりを続けないといけないヘレナの拠点である。
「お、おまたせしました……。ここです」
三階建てで廊下と貸部屋だけというシンプルな作り。
その二階へ上がっていき、部屋を開ければベッドとタンスにあとは椅子とテーブルが一組というシンプルな内装。
とりあえず、テーブルに食料を並べて荷物をおろす。
「な、なにも、ない部屋ですが……。あ、でも、よろしければ、ごはん一緒に、いかがですか……?」
客人をもてなす可能性など考えていないのでお茶などは当然出ないし、座ってもらうのも椅子かベッドぐらいしかない。
あわあわとしながら、とりあえず買ってきたパン、というよりカロリーの高そうな揚げ物を挟んだバーガーを一つおずおずと差し出してみる。
広げた食料は成人男性の食事と比較して3人前以上。
とにかく体格のせいもありお腹がすくので、カロリー重視である。
見た目の華やかさには全く期待出来ない茶色メシであった。
そしてここに至るまで忘れていたが、こうして向かい合うと道中隠してきた勃起や淫紋はもはや隠しようもなく。
光る淫紋をぶら下げながら勃起ペニスを薄いアーマーで覆った姿で、食事を勧めるという何とも珍妙な構図となっていた。