2024/04/11 のログ
■シンディ・オーネ > がばっと来てくれるこういうテンションは、こんなどうしたら良いか分からないタイミングでは悪く無い。
もうちょっとムードとか、と思わないではないけれど、こちらにだってそんなスキルは無いのだ。
正面からの抱擁にふふっと微笑んで、良いとも好きにしてとしっとり抱き返そうとしたら抱き上げられて運ばれている。
ベッドへどさりっからの乳房がむんずと掴まれ回され――
「ちょっ、お、落ち着いて、さすがに落ち着い―― …っん、もう…♡」
いつもだけど今日はまた性急過ぎやしないか。
こんな時はいつもに増してアニーだけすぐにイってしまう事が多い気がする。
それでは少し寂しいのではやる気持ちを制御してと言いたいけれど、こうして辛抱たまらない様を見せられるのも嫌ではなく。
乳房への愛撫?が全然乱暴でちょっと痛いなと困るのも、惚れてしまえば痘痕も笑窪というか、悪感情には繋がらない。
他の男達では決して得られない充足感にほぅと息をついて、
ついさっきまで他の男にズコバコされていたのを心苦しく思いながら、
綺麗にして♡ と啄むようなキスを返―― そうとするのだけど、振り下ろされるようなキスを数回で終わってしまい。
「――ぅ… う、ううん、いいの、いいから、好きにして…♡」
あまりにももどかしそうな様子には『しょうがないなぁ』と笑みが苦くなってしまうけど
やはりそこも可愛げであり、こちらのスイッチが全然入っていないと、もどかしさを感じるでもなく愛しさが募った。
秘所に指が這うとさすがにヒクン♡と震えたが、
こういう事にも技巧ってあるのだなあと思い知らされる拙さで、何か違う、と物足りなさを覚えてしまう。
それでも生殖器を刺激され続ければ、小慣れて感じ易くさせられてしまっているスケベマンコ。
その相手がまさに求めている人であれば肉欲は容易に芽吹き―― そうすると次第に恋人の物足りなさの方がクローズアップされ始め。
「――っん…♡ ぁっ♡ あんっ… ん、そこ…♡」
押し出されるような声ではなく、せめてイイところで場所ややり方を正解と伝える鳴き方で。
余裕のある状態だと、手持無沙汰にこちらも片手をアーネストの股間に這わせ、さすっさすっ掌で陰茎をなぞり上げ。
■アーネスト >
劣情のまま、両手で恋人の女の部分を我流で捏ね回す。
他の女など知らず、当然愛撫の経験値は恋人相手でしか稼げない。
しかもここの所長期の遠征が多いせいで少し上手くなった所で復習もろくに出来ずにスキルが上がらない。
しかし、そんな童貞のように拙い愛撫でも恋人の口から甘い色が漏れれば経験の浅い少年に上手くなったのだと自惚れさせてしまうには十分で……。
「ここ?ここが気持ちいいんだ?」
恋人に誘導されているとも気付かぬまま、嬉しそうな笑みと共に興奮の熱い息を吐きかける。
指を奥まで挿れる度胸もないまま、入口近くをくちくちと掻き回し、気を使いすぎて優しすぎる指使いで淫核を撫で回す。
「なんかすごい可愛い声出るようになったね。」
明らかに感度が上がった身体、それが誰の功績によるものかも知らず、からかうように耳元で囁きかける。
そして、少年的にはトドメを刺すつもりで一番いい声が出た場所を指先で浅く擽る。
脳裏に浮かぶのは冒険の最中覗き見た仲間の情事。
甲高い声を上げて腰を痙攣させ股間から何かを噴き出しながら果てる姿。
それと恋人の姿を重ね合わせ――
「うぁっ!!」
その瞬間情けない声が上がる。
それは張り詰めた股間をただ一撫でされただけで暴発してしまった少年の口から漏れた声。
何度も跳ね上がる肉棒から吐き出される白濁はさすがに一ヶ月以上禁欲状態であったせいで濃厚で量も多い。
……もっともそれはあくまで少年基準での話。
降り注ぐ白濁は恋人の手を汚し下腹部を濡らし、白濁を吐き出した肉棒は恋人の手の上で力なく垂れていく。
「ご、ごめん。久しぶりだったから……。
すぐ勃つと思うから、ホントごめん。」
萎え掛けた肉棒を元気にさせようと恋人の左胸を捏ねていた右手を股間へと潜り込ませ扱き始める。
その代わりとばかりに愛蜜に濡れた左手を上げて恋人の右胸の上へとそっと載せる。
■シンディ・オーネ > もどかしさも『優しいんだから♡』と思えばほっこり出来る。
そもそも劣情を催すところまで昂れていないからこその受容は、恋人にしてみれば心外なのだろうけど大事な癒し枠。
胸の切なくなるような情動は他の男達との交わりでは容易に生じないもので、
こちらがあるべき姿なのだと思えば、私は決して恋人を裏切っているわけではないのだと安心してしまえる。
あんまり抱き寄せてはやり難かろうから、そっと後ろ髪や首筋、肩を撫でるに止めていたけれど。
「――ん…♡ なんで、かしらね、ソコには何の役割も無さそうなのに…
ぁ… た、ただ、ナカにもね、キモチイイところは、ある、ので…」
アニーが気を良くしてくれるなら、ふぅ♡と甘く息をついてクリトリスは無難であると。
特に、ことさら優しくしてくれるアーネストとの相性は良いように思う。
とはいえそこばっかりというのも物足りなく、興味があったら入って来ても良いんだけどねとごにょごにょ。
膣口はトロみを帯びてヒクついて、指が沈むと吸い付くように。
可愛い声、と言われると、作っているのがあざとかったかなあ、なんて気を回して何も言えずに口をもにょつかせていた。
照れているのだと思ってくれてもいい。
そんな話を受け身でしていると、私には余裕があるのだからアニーにもっと興奮して感じてもらいたいと思ってしまった。
早く終わらせるため、なんて言い訳をして間男に攻めっ気を発揮する事もあると、積極的な行動も自然に。
相手の事は当然把握しているので、あまり刺激が強くならないように軽く撫でさするくらいにしておくが――
「――ぁっ♡ あ? え?」
イイところを刺激されて、もっと欲しくなって、
はしたなく思われないかな?と気にしながら、そーっと軽くガニ股にお股を広げ、
お互いの性器弄りあってこれで高まってくるかなと少し軌道に乗った気がしたところで、アニーが声を上げた。
滴る温かい粘液は、それだけ彼が興奮して、辛抱たまらなくなっていた事の表れだろう。
可愛いじゃないか、と念じ、実際その通りなのだけど、どうしたらいいのか分からず触れたままの手の中で陰茎が萎えていくと
少しだけ、ほんの少しだけ落胆してしまう。
「――あっ、あっ、いやっ、私こそあの… いきなり… 考え無しに… …い、良いから。
それだけ気持ち良かったんでしょ? だったら、してあげればすぐじゃない? …かな? なんて…」
自分で扱きはじめるアニーに、待った待ったと。
そも、こちらに前戯をしてくれるようなスタンスでいる時に、勃起している必要があるものだろうか。
勃っていない、という事は興奮していないという事になるのかもしれないけれど、
間男達はこんな男性の苦労?を見せる事が全く無くて、はてどこが違うのだろうと狼狽えた。
とりあえず、自分でした方が良いのかもしれないが、一撫でで果ててしまうくらいなんだからこちらから奉仕した方が良いのではと。
萎えた陰茎を片手でふんわり包み込み、扱くというか揉み上げるというか。
両手でするようなサイズ感ではないかもしれないけれど、もう片手もアニーのお股に這わせて、陰茎の奥、陰嚢の方に――
そんな積極性は無かったかもしれないが、少し感覚が麻痺して、少しずつアニーに対しても出来る事が増えていく。
ごく自然に範囲を広げ、右胸に手が置かれるとヒヤリとするが、
男どものオモチャにされたアクメスイッチを、恋人にこそ触れて欲しいという思いも少しあり。
■アーネスト >
恋人を気持ちよくする前に自分だけあっさり、しかも挿れることすら出来ずに果ててしまった申し訳無さから扱き始めた肉棒。
しかし、恋人がそれを制止し、そして、その柔らかな手で芯を失った肉棒を包み込むよう揉んでくれるとそこからじんわりと広がる多幸感。
情けなくても愛してくれている、それが堪らなく嬉しい。
「ディオ、なんだか積極的になった?
もしかしてディオも――んぁっ!!」
萎えた肉棒を献身的に揉んでくれる恋人の奉仕に、しばらく会えなくて溜まってる?なんてデリカシーのない質問を投げかけようとした瞬間、小さな二つの玉を包む袋をなで上げられ、経験したことのない快楽に見開いたままの瞳の前でいくつもの火花が散り、まるで女の子みたいな声を上げてしまう。
「ちょ、ディオ……上手くない?」
情けない声を上げてしまった気恥ずかしさからからかうように問いかける。
それはあくまでからかっているだけなのだが、恋人の耳にはどう聞こえるか。
上手い、その言葉を肯定するよう芯を失っていた肉棒は一瞬で臨戦態勢にまで回復し、先端を痙攣させる。
「ディオってもしかして本当はえっちな子だった?」
主導権を握られているような感覚に少し焦りを覚える。
少しは反撃しなくちゃとからかい続け、左胸の上に乗せっぱなしだった左手で少し強めに柔肉を揉みしだき、ゴツゴツとした掌で押しつぶした先端にも軽い摩擦感を与える。
■シンディ・オーネ > 【継続】
ご案内:「借宿の一室」からシンディ・オーネさんが去りました。
ご案内:「借宿の一室」からアーネストさんが去りました。